デフォルメ

2003.4.16


今や小学生でもデフォルメという言葉を知っている。21世紀ニッポンの、それが現実である。

でも説明しちゃう。間が持たないから。
デフォルメっていうのは、なんていうか、こう、えーと、漫画とかでさ、よくあるじゃん、目とかでかかったりさ、ほら、… ね?あるでしょ?

四十男が自分から言い出しておきながらうまく説明できない、21世紀ニッポンの、それが現実である。

御茶の水博士の鼻、矢吹丈の前髪、バビル2世の学生服のボタン、みんなデフォルメである。

そしてクレヨンしんちゃん。

あれもデフォルメだと思うだろう。
しんちゃんが後ろを向いて笑ったり落ち込んだりするあの顔の輪郭(図1参照)。


図1

あれもデフォルメだと思っている日本人は多い。私ですらそう思っていた。
しかし。
そうではなかった。
見てくれこれを。

これ→

クレしんは実に写実的な漫画だったのだ。



この話とはまったく関係ないが、どこかの病院の麻酔担当者が臼井義人って名前だった。ホントホント。電車の中に広告出してた。
あ、ちなみに臼井義人はクレしんの作者ね。

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