日々棒組み  000〜030

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030
ほら、今、水泳のテレビとかやってるじゃない。
でさ、イアン・ソープって、見てるとさ、鼻が曲がってンだよね、左に。俺から見て。
俺から見て左にね。
曲がってない?
でさ、あの人種って鼻がデカ高いじゃない?
そうすると、泳いでて、船の舵みたいに、曲がっちゃうんじゃないかと思うのね。
えーと、俺から見て左に曲がってんだから…えーと、右だ右っ。
右にどんどん曲がってっちゃうんじゃないかと思うんだけど、そうはならないと。
ってことはさあ、左の掻きが強いんじゃないかと思うんだけど、どうかな?
つまり、イアン・ソープは左利きなんだよ。
だから強いんだよ。
左利きだけだったら、曲がってっちゃうんだよ。えーと、左が強いんだから…
え?右に?
違うよ。右が強いんだよ。右の掻きが。
だからイアン・ソープは右利きなんだよ。
どう?これ。
イアン・ソープ右利き説。
妻にこの大発見の話をしてテレビを見てたんだけど、その後、女子のレースがあって、左に寄ってっちゃう選手がいたのね。そしたら「左のおっぱいがデカいんだ」だとさ。

わが家にスポーツ見る資格なし。

2002.8.24


029

終るかと

思えばちょとだけ

惜しい夏

今日は俳句で攻めてみました。
季語は「夏」。
季語か?モロだぞ。モロ語。
それはともかく。

「あー、あちーよーあちーよー。もう夏なんかいらん!終れ!」と叫んでいたおっさん(私)も、ここ数日の涼しさに秋の訪れを感じて、「もう少しくらいなら暑くてもいいんだよ、夏」と、少し優しくなった心境がよく表われている一句と言えましょう。
以上。
今日はおしまいっ!

2002.8.23


028
 ここを日記とはっきり言いたくない理由はもうひとつあって、って、こだわってるのは自分だけだと思うけど、以前思い立ってWEB日記を借りて書いてみたんだけど、続かなかったという苦い経験があるのだ。
 書き始めた時は、「日記と呼べるような頻度で書けるようになったら大公開」とはりきっていたのだが、見事に挫折してしまった。
『挫折日記』というタイトルで、解説付きで公開しようかとも思ったが、その時読まないと意味の無いようなのが多かったのでやめた。
ひとつだけちょっと面白い話があったので公開してみる。って、実はネタがないので手を抜いてたりして。
ここもあぶねーかなー。
とにかくどうぞ。

2002年 2月11日 西友のケンちゃん

西友へ、焼そばとうどんとピーマンを買いに行った。
ここは最近オープンした店で、行くのは2回めだった。
レジに並んでいると、隣の列で、子供がギャーギャー泣いている。
その子は、子供用の、車の形になったショッピングカートに乗っているのだが、体が大きくて、どう見ても席におさまりそうにないのを、むりやり折りたたまるような形で乗り込んでいた。
母親はレジに並ぶのでもう降りろと言っているのだが、その子は折りたたまっていたいらしく、泣きながら抵抗している。
「ケンちゃん、降りて」
「ギャーギャーヤダ−!」
「お願いだから降りて、ね、ケンちゃん」
「ウギャーウギャー!これ買ってー!」
ケンちゃんは降りるどころか、車の中から手を伸ばして、レジ横のガムだか飴だかをわしづかみにしている。
母親はなんだかとても優しくて、
「ダメよ、ケンちゃん、お願い降りて」

歯がゆい。
とっても歯がゆい。
なぜ言うことをきかない子供に「お願い」するのだ。
(そんなガキ、引きずり出しちまえ)と思いながら見ていたが、ケンちゃんは車に乗ったまま列を抜けて出ていった。
そのあと私もレジを抜けて、カートを片付けて外に出た。
すると今度はどっかのバーさんのものすごい怒鳴り声が。
見ると、怒鳴られているのはケンちゃんだった。
突っ立って泣いているケンちゃんを頭から噛みつきそうな感じでバーさんが怒鳴っていた。
「そんなこと言うなら、もう連れて来ないよ!次は御留守番だよ!!」
ケンちゃんもギャーギャー泣いているのだが、ばぁさんの声でほとんど聞こえないくらいだ。
(いいぞいいぞ、バーさん)と思って見ていたら、バーさんと目が合ってしまった。
オニババのような形相だった。
あわてて目をそらした。
私はあの優しいママでは、ケンちゃんの将来が心配でならなかったが、このバーさんがいれば大丈夫だろう。
安心して自転車にまたがり、帰宅した。

2002.8.22


027
というわけで、また通常勤務の日々が始まった。
六日休んだあとの出勤は、何だか頭の芯のあたりがボーっとして、仕事をしていてもなんか実感が無い。
何て言うんだろう、普通はガチーンガチーンと歯車が噛み合うように、自分の行動が何かを動かしている手ごたえがあるんだけど、今日はボヨーンボヨーンだ。表面上は同じ行動をしているのだけれど。
しかたがないので、一日さらっと流してみる。

ああ、なんだか楽チンでいい感じだぞ。
明日もさらっと流そう。

できたらあさっても。

2002.8.19


026
というわけでお盆休みも今日でおしまい。
二拍三日で水上へ行って、今日帰ってきたのでした。
明日から会社かぁ。
まぁいいけど。
まぁいいけど。
まぁいいけどっ!

でも、もしもずっとお盆休みだったらうれしいかな。
ずっと休み。
ずっと帰省ラッシュ。
テレビはずっと怪奇特集。

2002.8.18


025
 訳あって入道雲の写真を撮ろうとがんばっているこの夏の私。
町なかで入道雲を探して空を見上げると、今さらながら電線の多さに驚く。
いつもは見えていても見ていないのだろう。
はるか彼方に入道雲を確認して、自転車をとばして工場地帯まで行ってみるが、電線は減っても、入道雲は遠すぎてあまりいい写真は撮れなかった。
かわりに、戦隊ものでバトルゾーンになるような工場を見つけたので写真を撮ってきた。っていうか、途中からそっちがメインになっていた。広い工場の周りをぐるっとひと回りしてしまった。

 明日から2拍3日で川のあるところへ旅行に行くが、そこではいい雲に巡りあえるだろうか?
雲の写真も大事だが、実はもうひとつ、大事な撮影をしなければいけないのだ。
そのために、だるまとエドワード軍曹と、スペシャルゲストをバッグに詰め込んであるのだ。うひひ。

2002.8.15


024
 訳あってパスポートを取得しなければならなくなって、住民票やら戸籍抄本やらを持って春日部まで行って来たので今日は夏休みレジャー企画は無し。

 夏の必需品である麦茶のパックが切れたので夕方買いに行った。
 レジに並ぶと、前のおばあさんが烏龍茶の1.5リットルボトル三本入りの箱をレジの台に乗せている。
「重そーだなー、ばあさん持てるのかな−」と思って見ていると、ばあさんが箱を指さしながらレジのお兄さんに何か言っている。
「これが入ってないのがいいんだけど…」
 一体何が入っているのかとそっとのぞいて見ると、ばあさんの枯れ枝のような指は「鉄観音入り」という字の上を行ったり来たりしている。
「鉄観音」が入ってるのはいやなのか?お茶にうるさいばあさんなのか?と思っていると、
「これが入ってるの飲んだ事ないから…」だって。
 ばあさんは鉄観音自体なんだか知らないらしい。
 鉄製の観音像でも入ってるとでも思ったのか。
「変えますか?そこに置いといて下さい、持って来ますから」
 レジのお兄さんは、ばあさんを待たせて私の会計を先にやってくれた。
 私の会計をやりながらも兄さんはばあさんの相手も忘れていなくて、「普通の烏龍茶でいいんですね?」と訊くと、ばあさんは「そうねー…私…十六茶がいいわ」

 十六茶は烏龍茶じゃねえぞ、と心の中でツッコミを入れながら店を後にした私であった。

2002.8.14


023
 とうとうやっって来た夏休み。
 やって来たのか?俺がたどり着いたのか?
 どっちでもいいや。
 長かった。ここまでの道のり。
 どこを起点にして長かったと言っているのか?
 どうでもいいや。

 今日は夏休みビッグレジャー企画第一弾として「健康ランド」へ行った。
「肩こり治れ」の願いのもと、通常風呂、檜風呂、なんかの薬の風呂、と順番に入ってゆく。
 いい感じ。きもちいー。どんどん健康になってゆく。
 次は泡ジェット風呂だ。痛い右肩に泡ジェットを当てようとしたが、ジェットの位置が低くて肩に当たらない。
 無理に肩に当てようとすると顔が沈んでしまう。
 肩ジェットか、呼吸か?
 生か死か?
 健康ランドでとんでもない選択を迫られた。
 生き延びる道を選んだ。
 サウナに二十秒ほど入ってから風呂場を出た。

 ちょうど昼飯時だったので、休憩ルームで食事。
 ゆうべ一時過ぎまで飲んでいたので生ビールなんて…うんめーっ!!
 食べ終った後ゴロゴロして、少しゲームをして、もう一度入浴した。
 さらに健康になって夕方ふにゃふにゃ状態で帰宅。
 よし。いい夏休みのスタートだ。

2002.8.13


022
 今日も今日とて暑い暑い。
きのうのプールではセミの鳴き声も「共に夏を過ごす同志」の歌声のように心地よく響いたが、今日聞くとただただ暑苦しいだけだ。

 と、思っていたら夜になって涼しくなった。この差はどこから来るのだろう?

 そりゃそうと「仮面ライダー龍騎」は相変わらず絶好調に面白い。
今日の回も、単に総集編的にならないドラマになっていて見入ってしまった。
土曜日の「ウルトラマン・コスモス」も良かった。
ひとつ間違えばあれも見られなかったのかと思うと恐ろしい。

 最近の特撮番組やアニメは、マニア向けじゃないところで底力を見せつけられることが多くて、私程度のファンにはうれしい限りだ。
 「エヴァンゲリオン」を「今までアニメを見続けてきた人へのボーナスみたいなもの」と言ってた人がいたけど、その言い方を借りると、基本給がしっかり上がっている、という感じか。
 「サイボーグ009」も来週からついに「地下帝国ヨミ編」に突入ということで、いやでも期待が高まってしまう。

 最近いろいろ考えてしまうことがあって、何かと非観的な方向に思いが行ってしまいがちだった。
私はサッカーファンではないが、ワールドカップで日本代表が決勝トーナメントに進んだのが日本で起こった「最後のいい事」になっちゃうんじゃないかと思ったりしていた。
 でも、今はそんなに捨てたもんでもないかな、と思えてきた。
フィクションでそんな気持ちになるなんて、自分でも単純だと思うが、そこに何か「力」や「志」を感じて、影響されているんだと思う。そういうものをこそ見続けていたいと思う。

 とにかく、「ヨミ編」で俺を泣かせてくれ。

 簡単だから。

 俺を泣かすのは。

2002.8.11


021
 えーと、プールに行って来ました。
息子とその友だちと三人で。
少し早めに行ったので、はじめのうちは空いてたんだけど、あっという間に混み混みになって、流れるプールはキユーピーちゃん釣りの水槽みたくなってたよ。
 プールサイドも地獄の釜のように熱くて、裸足じゃ危険だったよ。
 でもプールは素敵だ。
 青い空、白い雲、まぶしい太陽、塩素の臭い、うるさい監視員、子だくさんのヤンキーファミリー。
プールってやっぱり素敵。でもヘトヘト。

2002.8.10


020
 いやぁ、すごいすごい。圧倒的。
レンタルで『グリーン・デスティニー』を観たんだけど、もうすごいね、あれ。
何を今さらと言われそうだけど、俺は今日初めて観たんだもーん。
 格調高さとサービス精神、なんかもういろんなものが詰め込まれて、でも窮屈じゃない。難しくないけど単純じゃない。
すべての要素が立っていて、しかも分離していない。
素晴らしい。
また観たい。何度でも観たい。買っちゃうかもしれない。

 映画について語るほどのものを俺は持っていないけれど、志のあるB級娯楽映画が夢見ているのはこういう作品かもしれない。と、ちょっと思ったりした。

2002.8.10


019
 ミスター宅に包丁男浸入で、セコムの企業イメージも心配ではあるが、しかし。
ミスターよりミナか。
そうか。そういう時代なのか。
よしわかった。

2002.8.7


018
七年ほど前の八月。
深くて濃い青空と、まぶしいくらいに白い雲をバックに、生まれて初めて原爆ドームを見た。
資料館で焦げた弁当箱を見た。
焼けた学生服を見た。
これを誰かが着ていたのだ。その時に。

知識として知っていると思っていたものとは違うものを見た。そして得た。
少しだけかもしれないけど、大事で必要なものを得た。

2002.8.6


017
 個人ホームページの「日記」をバカにするような人もいるというようなことを書いたけれど、自分はどうなのかと言うと、「面白い物は面白い」という、当たり前の印象しか持っていない。
 それがネット上だけの関係であっても、知り合いの日記はやはり読んでしまう。
 アカの他人であっても、きのう書いたような感情ムキ出しのものは面白いし、書いている事が鋭いものもあって、つい何日分も読んでしまうこともある。
 不快じゃない程度に(これが難しいのだが)言いたい放題なものも面白い。

 テレビや新聞、出版などの業界が、過剰に言葉に神経質になって、不必要な配慮や自粛を重ねて貧弱な表現しかできなくなっていく傾向の中で、風通しの良い個人ホームページの表現というのは貴重だと思う。内容じゃなくて、束縛の少ない言葉が大量に存在するということが。

 今「女性」って言うでしょ?でも文章の中でどうしても「女」としか書きようがない時ってあると思うんだよね。
でも「女性」なんだよね。
 例えば小説で、女性蔑視しているという設定の登場人物が出てきて「あの女性は…」なんてセリフを言ったらその小説は死んでるよね。

 話それたね。
でもそういうコーナーなんだもーん。

2002.8.4


016
 このコーナーを始めた時に、「ここは日記じゃない」というようなことを書いたけど、それにはいくつか理由があって、「日記」って決めた瞬間に、自分で「日記」と呼べる物を書こうとし始めちゃうっていうのが一番の理由だったりする。
内容とか、書く頻度とか。
 ずっと昔に「おじさんの定義」みたいのがはやったことがあって、その中に「フィーバーという言葉の意味を調べてからフィーバーする」というのがあった。それを見て、「これ、俺の事じゃねえか」と思った。まだ10代だったのに。
まぁ、今だったら「フィーバー」という言葉を知っているのがおじさんの定義になりそうだが。
 若い頃からそんなだったから、名実ともにおじさんになった今では、もっとその傾向があるんじゃないかと恐れている。
 ここはただただ文章が積み重なってゆくというだけの決まりでやりたいのだ。
 もちろん、読む人が「日記じゃん」と思ってくれるのはぜんぜんかまわないのだ。そう呼んでくれてもいい。実際今のところ、日記以外の何物でもないし。へへへ。

 「日記」と呼ぶのを躊躇する理由はもう一つあって、以前、リンクやらログやらを辿って、いろいろな個人サイトを回っていた時に、とてもすごい日記を読んでしまったのだ。
この日記にはとても勝てないなぁ、と思えるようなものを。
 それは、全部その人が勤めている会社の話で、ほとんどが、社長の悪口なのだ。
使わない電気を消せと社長に言われたが、あんな言い方はないだろう、とか、残業ばかりやらせやがって、とか、本気で怒って書いているのだ。
 怒りながら昔の出来事を思い出して、また怒ったりしていた。
 うまいわけではないけれど、ムキ出しの感情を叩き付けるような文章で、他人にとってはどうでもいい出来事が延々綴られているのだ。思わず読み入ってしまったよ。こういうのは私には書けないなぁ、と思いながら。

 個人サイトの日記をバカにするようなことを言うような人もいるけど、こういうアカの他人のムキ出しの感情なんて、普通は接することなんてないだろうな、と思うと、むしろ貴重なものなんじゃないかと思える。
私はムキ出しはしないけどね。ふふふ。

そんな、
恥ずかしい。

2002.8.3


015
 最近、真夜中にふと目が覚めて、この地味なコーナーを一体どれだけの人が見てくれているのだろうかと考えると恐ろしくて眠れなくなる。
思いついた事をズラズラ書いているだけのこのコーナーにどんな意味があるというのだろうか。
少しは見てくれた人にお得なことがなければいけないんじゃないか?
それが「利益誘導型サイト」を目指す『オトーラの書』の使命なのではないか?

 というわけで、ここをこまめに見てくれているあなた。そう、あなたです。
あなただけにお得な情報をお知らせしましょう。
「ザックリ描きまショウ」で、8月3日(土)から8月11日(日)まで、『真夏のザックリアランス・セール』を開催します。パチパチパチ。期間中に投稿された絵には判定ポイントの2倍のザックリポイントが進呈されます!パチパチパチ。
つまり、絵の判定が7zpならば、倍の14zpを手に入れる事ができるのです。これはお得だ。どうせ描くなら期間中だ。

 この期間は忙しくて描けないよ、というあなた。心配御無用。『秋のザッ栗拾いセール』や、『冬のザックリスマス・セール』も予定しています。お正月には『ザックリキントン・セール』も待ってるぞ!まるでドラえもんスペシャルだ!

 8月3日の何時かに、ザックリ掲示板で私が開催宣言をします。そこからスタートです。フライングすると、通常zpしか与えられませんので注意して下さい。できるだけ早い時間に開催できるようにがんばってみるです。

え?
あんまりお得な情報じゃない?

そうだね。

2002.7.31


014
 いや、だけどさ、こないだ四十歳になって、でも別にだからといって何か変わるわけでも変えようと思ってるわけでもないんだよって話を書いたでしょ?
 でも、ダメみたいね。
ちゃんと見てるんだよ。世の中ってやつは。ああ、あいつは四十歳だなって。見のがさないんだよ。

 誕生日の後の給料日に給料明細が来たから、封をペリリっと開けたら一枚の紙片がハラリと落ちたのね。ハラリ、と。ハラリハラハラ、と。
んで、何かな−と思って見てみたのね。したらさぁ、『今月で四十歳になられましたので、介護保険料が徴収されます』
…。
介護かよ、おい。俺もいよいよ寝たきりかよ。
 四十歳という、人生の節目を迎えて、それでもがんばっていこうというおっさんの決意を打ち砕く「介護保健」の四文字熟語。
 これから毎月二千円だか、三千円だかを(金額忘れた)将来寝たきりになった時のために納めろという力が抜け切っちゃうようなお知らせ。
 人生先が見えてきたぞと、公式に通達されたショック。日本経済の低迷の原因ををここに見つけたと確信したね。先の心配ばっかさせるなよって。
 まぁ、どうせ年金と同じで、俺たちの年代にはメリットのない制度なんだろうけどよ。
 利権のある奴のために出来ていく制度には腹が立つ。
 自分のことはいいとしても、息子たちの時代はどうなるのか。
 だめじゃないか。このままじゃだめなんじゃないか。

 ここはやはり私が起つしかないだろう。
 日本を変えるのだ。
 そのためには多くの人を動かさなければならない。そのためにはやはりカネだ。そのためには利権を得なければ。そのためにはきれいごとは言っていられない。手段は選ばず、カネを集めるのだ。
すべての権力を私に集中するのだ。私に従う者には利益を誘導しよう。従わない者は叩き潰そう。日本のためだ。少しの犠牲には目をつぶろう。
私に権力を。
私に権力を。
ガッハッハッハッ。
なにしろ私は四十歳なのだぁ。
ガッハッハッハッ。

 …、いやぁ、ここんとこ暑くてさぁ。

2002.7.30


013
 たとえば、中学生の時に好きな女の子がいて、外見やしぐさ、声、話す内容、性格、みたいなチェックポイントをすべて満点に近いくらいでクリアしていたとして。まぁ、「あばたもえくぼ」みたいなことも薄々感じながらも、それでもすごく好きだったとして。
 自分も同じ中学生だった時には完璧に近いと思っていても、大人になってから卒業アルバムかなんか見ると、ちょっと鼻が丸かったり、あか抜けない髪型だったりっていうようなところが目についたりしても、「ああ、かわいかったなぁ」とか、「でもそういうところも好きだったなぁ」みたいに思える女の子がいたとして。
 たとえば十年後にその子とばったり再会したとするじゃない。
そしたらすごくあか抜けて、鼻筋もすっと通ってたり、髪型や着てる物も今風でかっこよかったり、会話もちゃんと大人のきちんとした会話をするようになっていて、何ていうか、全体的にグレードアップしてたとするじゃない。冷静に見たら欠点だったようなところがすべて解消されて。
 そういう再会をしたらその子を前のように好きになるかって言ったら、ちょっと疑問なんだよね。
 今現在の立場が、っていうような話じゃなくて、常に欠点を補っていったり、常に今風にしていくのが魅力的なのかって話。その子の「素」の部分やアンバランスなところが実は魅力的だったりするじゃない。
 
 私はなぜこんな話をしているのでしょう?
実際こんな経験をしたわけではありません。
今日、「スターウォーズ・エピソード2」を観てきたんですね。
それでちょっとこういう事を考えちゃったというわけですよ。
かといって、その女の子が中学生の時のままで現われればいいと思ってるわけじゃないんですよ。もちろん。

2002.7.28


012
 だっちゅーの。
 っていうギャグを飛ばしていた二人組の名前がどうしても思い出せなくて(個人名はもともと知らない)、なんだっけなーって考えて頭に浮かんできたのは「ネプチューン」という単語だった。
 しばらく忘れて、ふいにまた、なぁんだっけな−、って考えると、浮かんでくるのは「ネプチューン」。
 「ネプチューン」じゃないってことははっきりわかっているのになぜか必ず「ネプチューン」という単語が浮かんでくる。
 いつまでたっても「ネプチューン」しか浮かんでこないので、結局家族に教えてもらった。
 正解は「パイレーツ」なんだけど、「お笑い」と「海に関係あり」で、脳の近いあたりに格納されていたんだと思う。
 結局自力で思い出せなかったところから考えると、脳のそのあたりが損傷している可能性がある。
 だっちゅーのの二人組の名前など、一生忘れていても忘れていることに気付かないまま死んでしまいそうだが、他にもそういう記憶ってあるんだろうと思う。無くなっても気付きもしないし何の支障もない記憶。

 で、なぜだっちゅーのの二人組の名前を思い出そうとしたかというと、ある日ふと、「叶姉妹って、オトナ向けの『だっちゅーの』みたいだな」と、ホントにどうでもいいことを考えたからだった。
 どうでもいい思考とどうでもいい記憶。自分の脳がそんなものでできているかと思うと情けないやら愛おしいやら複雑な心境である。

2002.7.25


011
 時計の針が十二時を回ったので、四十歳になった。
 おめでとう。
 私が生まれたのは夜の八時頃だと聞いているので、あと二十時間くらいは三十九歳だ。なんて往生際の悪いことは言わない。おめでとうだ。
 あしたから堂々と「いやー、四十過ぎるとガックーっと体力落ちちゃってさぁ」と言える。あーうれしい。
 子供の頃は自分がブルース・リー(享年三十二歳)より年上になるなんて想像もできなかった。
 親父の歳を初めて覚えたのは、親父が四十歳の時だった(おかしな言い方だけどそういうのってあるでしょ?)。
 四十歳なんてはるか彼方だと思っていた。
 「不惑」になれよと社会の圧力がかかる。
 日曜の朝に色違いのヒーロー番組を楽しみにしてるようでいいのか?
 いつまでもロボットや怪獣の絵を描いていていいのか?

 いいのだ。と、結論を出した。
 惑いながら何でもやればいいのだと結論を出した。

 年齢なんてただの数字だ。

2002.7.24


010
 やー、もう暑くて何もする気になりません。ここの一番最初の文章で「夏は嫌いじゃない」なんて書きましたが、本日撤回します。嫌いです。夏。
 五月とか十月が好きです。さわやかがいいです。キーボード打ってて、ペタペタするの、やです。
 おえかきしてて、タブレットの板に小指から手首のあたりが貼り付くのがやです。
 海水浴や、プールや花火大会は好きだけど、夏の日常業務は嫌いです。
 夏の間だけ働かなくていいような人生を送りたいなぁ。毎日プール行ったり、海行ったり、花火して二か月くらい過ごすの。いいなぁ。
 いや、どうせなら一年中遊んで暮らしたいなぁ。いいなぁ。暑さのおかげで人間がダメになりつつあるなぁ、俺。でも、いいなぁ。

2002.7.21


009
 もう何度もネタにしてるのでまたかと思うかもしれませんが、ここしばらく右肩が痛くてですね、一時はこのままもげちゃうんじゃないかってくらい痛くて、いろいろやってみたんですが、何だか最近ちょっと良くなってきたみたいなんですね。
 それは、前にもここで書いた「バンテリン・ゲル」の「インドメタシン」の効果と、もうひとつ、風呂上がりに私の考案した「ライダー変身体操」十回転の効果だと推測されるわけです。
 こういう痛みには「無理して動かしちゃダメ」説と「動かさないから悪化するのだ」説があって、どちらも一理あるのですが、私はとりあえず「痛くない範囲で動かしてみる。痛かったらすぐやめる」説をとってます。
 その結果、以前あった鋭い痛みが鈍い痛みに変わってきて、着実に可動範囲が広がってきました。
 動くようになってくると楽しくて「ライダー変身体操」にも力が入ります。ホントに変身しちゃいそうです。
 近日中に完治したという報告ができそうです。そしてネタをひとつ失うでしょう。

 009なので「サイボーグ009」の話かな、と思った方もいらっしゃるかもしれません。私もそう思っっていましたが、そうはなりませんでした。人生とは摩訶不思議です。
とりあえず放送中のアニメはいろんな意味でレベルが高いので(いくつかのエピソードは除く)、必見かな、と。

2002.7.17


008
 先週から村上龍の『希望の国のエクソダス』という本を読んでいて、とても面白かったんだけど、読んでいる間ずっと、大学生の時に読んだ小松左京の『日本沈没』を思い出していた。
『日本沈没』自体は、私が小学生のころにベストセラーになって、映画や、テレビドラマになったものを見ていたけど、小説は大学生になってからやっと読んだのだった。
そして、そういう時期に読んだというのは結果として良かったのかな、と思っている。
『日本沈没』を読んだ印象は「これは日本に何があるかという小説だな」というものだった。
そのあたりが『希望の国のエクソダス』にも書かれているような気がしたのだ。
物理的に日本が沈没していっちゃうのと、旧来のシステムとしての日本が沈没していっちゃうという違いはあるけど、「こういう国にお前らは住んでんだよ」って、ずっと言われてるような印象は共通していたように思う。
読後感は、少し違ってたかな。

 『日本沈没』には、筒井康隆が書いた『日本以外全部沈没』という爆笑パロディーがあって、タイトル通り、日本だけ沈没しないでやりたい放題って話なんだけど、『希望の国のエクソダス』も、誰か同じようなパロディーを書いてくれないかな、と思ったが、考えるとそれって全然面白くなさそうだ。
バブル絶頂期の日本をそのまま書くだけになりそうだもんね。

2002.7.15


007
 「ムーミン・コミックス」っていう本が何冊か翻訳されていて、知ってる人も多いかと思うのですが、もう、何ていうか、いいんですね。
素朴だけど毒があったりして。
なんていいながらも一冊しか持ってないんですけど。
でも、愛してしまうのですね。
そもそもムーミンはアニメ(岸田今日子ムーミンね)で見て好きだったことから、原作小説を読んだりしてたんだけど、コミックスもいいんですよね。
ムーミン、マヌケだし。
よく言われてるけれど、世界中の人に長い間愛されてるのも納得いくかな、って感じですね。
 こういうのを見てると、今つくり出されてるフィクションやキャラクターが、いかに短期間でみんなの「好き」という気持ちを絞り出すかという目的で作られているか気付いてしまいますね。
痛々しい感じもしますね。
いかに早くみんなに買わせて、いかに早くゴミにするか、そのための創作。
そういうのはもういいやって、最近思ってます。

2002.7.14


006
 何かぽつんと頭に浮かんで、初めは形がよく見えなくても、何だか気になって、ずーっとそのことを考えていると、ある日答えが見つかることがある。

 この何週間か、「携帯向けサイト」と、「メールマガジン」のことをずっと考えていて、「メールマガジン」は、ひとつ使い道を思いついた。
手間と性質から考えて、「さすらいロボ・ヤスジロー」が、終るころに始めたいと思う。
で、ヤスジローはいつまで続くのかというと、あと、六回か七回続く予定なので、来年の初めごろかな、と。
 「携帯向けサイト」は、この「日々棒組み」を流用するっていうのを考えて「ヒビボ」っていうサイト名まで考えたけど、そんなサイトに意味があるのかな、と思って保留にしてある。
作るのは簡単なのである日突然公開するかもしれない。
でも、やっぱり意味ないかなぁ。

2002.7.13


005

 きょうこそ「混迷する日本経済と世界の動向」のお話をするつもりでしたが、やめました。
暑いから。
難しい話はやめて、だらだら行きましょう。
 しかしついに005、感慨深いなぁ。
文章の千本ノックとか言っておきながら、005で感慨深がっていていいのでしょうか?
多分だめでしょう。
まさか本気で千本書くと思ってる人はいないと思うけど、せめて百本は書かなきゃね。
毎日書いても百日だからね。お百度参りみたいなもんかな。
百本書いたら願いが叶う、みたいな。

 こないだテレビで、サッカー日本代表と、首相コイズミが会う、みたいなニュースをやってたけど、首相コイズミは、まるで自分が日本代表だったみたいにえばってしゃべってたね。
 あの人、政治関係の不祥事とかの時はまるで他人事のように話すのに、ああいう時だけ当事者ヅラするんだよね。ちょっと卑しいよね。
ああいう姿を、たとえば中学生くらいの人たちはどう感じてるんだろう?ああいう「おいしとこだけいただきます」みたいな、「悪いことは全部他人の責任」みたいな態度。
 彼が首相の間は、日本経済の混迷は続いて、世界の動向からずれていくばかりだろうね。って、そうつなげるか。

2002.7.12


004
 きょうは皆さんに、ためになる話、「混迷する日本経済と世界の動向」をしようと思っていましたが、今朝の新聞で気になるものを見つけたので、急きょ、そっちの話をすることにしました。
皆さん、きのう私が書いた003のテキストは読んでくれましたよね?
まだの人がいたら、急いで読んで下さい。すぐ下にありますから。

読めましたか?
まだ?

…そんなにじっくり読まなくていいですよ。

はい。きのうは「バンテリン」の話でした。
今日も「バンテリン」の話です。
それは今朝のことでした。
朝食を食べながら、昔のオハガールが成長した姿を片目で見つつ、朝刊にざーっと目を通していたら、「バンテリン」の広告があったのです。
「おお、バンテリンだー」と思って見ていると、そこに、「インドメタシン局所浸透」という文字が。
はて?
朝のうすらぼんやりした頭にも違和感が。
そう、「バンテリン」の主要成分は「インドメタシン」だったのです。
「タウリン」ではなく。
どっちも、「よくわかんないけど、体にいいもの」という点で、同じようなものですが、強いて違いを指摘するならば、タウリンは、ゴクゴク飲むもの、インドメタシンは、ベタベタ塗るもの、といったところでしょうか。
「インド」とか、「シン」というあたりで、昔の悪いプロレスラーだと思っちゃう人がいるかもしれませんが、それは間違いです。
皆さんの中には、「そんな間違いするわけねぇだろ、あははのはー」と思った方もいらっしゃるでしょうが、それならそれで結構。むしろ幸いです。
しかし、人間は、思わぬところで間違った思い込みをして恥ずかしい思いをすることもある、ということだけは忘れないで下さい。
私は若い頃「インドアテニス」は、「インドのテニス」だと思ってました。

どんなテニスだよ。

2002.7.10


003
 「文書の書」で、ピップエレキバン(もうハッキリ書いちゃうけど)を使ってる話を書いたけど、実はもう使うのやめちゃったのさ。
ピップの名誉のために言っておくと、あれは効きます。
ピンポイントで凝りを取りたいという場合には効果あると思います。
ただ私の症状は右肩全体の痛みなので、点で攻撃しても、だめだったみたいです。
というわけで土曜日から「バンテリン・ゲル」を使ってます。ぶひゃひゃ。
「バンテリン」には「液体」「クリーム」「ゲル」とあったけれど、迷わず「ゲル」を選びました。
もちろん、ゲル・ショッカーを連想したからです。
あ。
「美女と液体人間」てのもあったな。今度「液体」も使ってみるか。
で、肝心の効果はというと、なかなかいいんですね。風呂上がりにゲルを塗ると、じんわ〜っと、タウリンがしみ渡っていきます。じんわ〜っと。
もう少し使ってみないとわからないけど、少しづつ良くなってる気がします。がんばれゲル!がんばれタウリン!

2002.7.9


002
 で、梅雨は明けたの?
前は、気象庁が「梅雨明け宣言」てのをきっぱり出してたんだよね。
それがいつからか、「あの頃明けてたみたいだよ」って、事後承諾方式になっちゃったんだよね。
きっぱり「梅雨は明けました」って、宣言したと思ったら、また雨の日が続いたりして、文句言われてやんなっちゃったんだろうけど、俺に言わせりゃ、ヘタレだね。
気象庁のヘタレ!意気地なしの弱虫!もう知らない!(←わかってると思うけど、ハイジ風にね)

んで、梅雨だろうが、明けてようが、降ったり晴れたりするんだからどっちでもいいじゃねぇかよ、と思うだろうけど、個人的に困ることがあるんだよね。
 自分も含めて、営業マンてのは、背広にネクタイというのが基本的な服装で、一年中それで通す人も少なくないんだけど、真夏のクソ暑い期間だけ、半そでワイシャツにネクタイという服装も許される。
 これはホント、「許される」って感じで、上着を着てるほうが望ましいけど、しょうがないからまぁ、いいや、っていう雰囲気。上着を着てるほうがサラリーマンとしてグレードが上、みたいな風潮。
 俺は半そでワイシャツ派なんだけど、そんな事情で、上着無しでお客さんのところへ行き始めるタイミングってのは、ちょっと気にしちゃうのだ。
 で、そのタイミングを「梅雨が明けたら」ってことに決めてたんだよね。ずっと。個人的に。
でも、気象庁のヘタレが事後承諾方式に変えちゃったおかげで、いつから上着無しになっていいのか、すげ迷うようになっちゃったんだよね。公式に認められてないっていうか。ニホンコクとしては関知しません、みたいな。
 どうしてくれんだよ、気象庁。
 あ、そうか。俺が自分で梅雨明け宣言を出しちゃえばいいんだ。
お客さんのところに入ってって、「毎度〜、いやぁ、とうとう梅雨も明けましたねぇ〜、夏到来ですね〜つ・ゆ・は・あ・け・ま・し・た、ねー」



って、こんなこと言って、次の日からまた雨が続いたらどうすんだよ。
梅雨明け宣言なんか出せねーよ。許すよ気象庁。

2002.7.9


001
 001でイワン・ウィスキーだ。わからない人はおいてけぼり。
空の色が濃くなってきたから、もう夏なんだろう。先週はセミも鳴いてたし。
ジメジメジトジトは嫌いだけど、夏そのものは嫌いじゃない。
暑い中ネクタイを絞めて仕事をするのは正気とは思えないけど、もう十六年もそうやって過ごしている。Tシャツに半ズボンなら暑いのなんてそう苦にならない。
 ある季節が好きとか嫌いとかっていうのは、子供の頃の経験から来るところが大きいんじゃないかと思う。夏だったら、夏休みのプールやら海やらが体に染みついていて、夏の匂いを感じた時によみがえってくるんだと思う。でも、大人には、もう、あんな夏休みはやって来ないんだよねぇ。
 夕方、ヒグラシが鳴き始めてね。カナカナカナカナって。少しだけ涼しくなって、風が出てきたりして。
あー、一日遊んだなぁ、って、当時はそんなふうにしみじみしてないんだけどさ。
あと、生ゴミの匂い嗅ぐと、海を思い出すね。毎年行っていた海の家のウラで立ちションする時、必ず臭ってた生ゴミたち。
ここだけの話、そこはかとない生ゴミの匂いは、子供の頃の海水浴を思い出させてくれるから好きなんだよね。キツイ匂いはだめだな。やっぱり。

2002.7.7


000
 ただただ文章が積み重なっていくページを作ることにした。思いついたから。
「棒組み」というのは印刷とか出版業界の言葉で、レイアウトをしないで、文章だけ組んでいった校正の事で、そういうそっけない物を作りたくなったのだ。

日々、思いついたことをそのまま書いてゆく。
「素直に日記って言えよ」という声がコダマしてきそうだ。
「日記って言えよー言えよ−えよ−よーよーよー…」
「だって日記じゃないもーんもーんもーん…」
日記にはならないと思う。
日記は日付の横に天気が記入されていたりするが、ここでは天気は書かない。
というか、何も決めずにただ書き始める。
どういうふうに流れてもよしとする。
日記のようになったらなった。小説になったらなった。
いちいち位置づけをしない。
「いちいちいちづけ」はだじゃれか。違うな。
000とナンバーを付けたのは、これが前書きだから。
999まで書けばちょうど1000本だ。文章の千本ノック。
めまいがしそうだ。
うれしくて。

2002.7.6

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