日々棒組み  321〜361
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361
会社に行かなくなって3週間が過ぎ、4週目に入った。

ハローワーク経由で見つけたところの面接が年明けに一件、転職エージェント経由で書類審査中のところが一件というのが転職活動の現状である。
どちらも次の動きは年が明けてからだろう。

学校は冬休みに入ったが、働く人は働いているこの狭間の日々。

僕は一体何をやっているんだろう。
僕はなぜこんな気持ちでこんな日々を送っているんだろう。
僕はこんな大人になりたかったんだろうか。

僕はどんな風に生きていきたいんだろうか。


ああ。




恋がしたい。



2006.12.27


360
父と最後に腕相撲をしたのはあれはいつだったか。
中三だったか高一だったか。

父は肉体労働者で、普通に力はあったとは思うが、私も柔道部で鍛えていたので、そのどこかの時点で父より強くなったのだろう。
私に負けてから父は家で腕相撲をしなくなった。

少し前にアヤとじゃれて遊んでいるところにショウヘーも加わってきて、三人でしばらく遊んでいたが、そのとき触ったショウヘーの腕は、なんだかしっかり筋肉が付いていて、腕相撲をやったら勝てないかも、と思わされた。

身長は抜かれてしまったが、腕力まで…。

これからはこの世に「腕相撲」など存在しないこととして生活していこう。
腕相撲だけでなく、「大相撲」「モンゴル相撲」「指相撲」「ひとり相撲」など、すべての「相撲」の存在を消さなければ安全な生活は手に入らないかもしれない。

と思っていたら、ある晩ショウヘーとオカーが腕相撲を始めた。

軽〜くショウヘーが勝ってる様子だったが、私は背を向けて、
「あれは俺の知らないゲームだあれは俺の知らないゲームだ」
と、心の中で唱え続けていた。

しかし。
オカーが
「今度はオトーとやってみな」

って、余計なことを。
しかし、ここで断わったらそれはそれで何かを失うような気がしたので、闘うことにした。

失業中の上に腕相撲で息子に負けたりしたら父親の威厳が…。
職も威厳も失ったら、私に何が残るというのだ。

などと悲壮な決意で闘いの場に臨んだ。

が。

なんていうか。
中学生というのはまだまだ子供なわけで。

ふつーに勝てたよ。アッハッハッ。
なんていうかまぁ、腕力だけじゃなくてさ。
こう、人間の総合力っていうかさ、そんなもんでさ、まだまだ負けないっていうかさ。うふふ。

とにもかくにも。

こうして父親の威厳は保たれたのであった。

もともと威厳キャラではないが。

2006.12.22


359
働く人がみな、我よりも偉く見える2006年の年の瀬。

「啄木かよ!」

と、

「欧米かよ!」

の人に突っ込んでもらいたい2006年の年の瀬。

いや、まじめな話、会社に行ってるときはあんなに怠けたかった私が、働きたいもの。
働きたいんだもの。

テレビとか見てても、「ここに映ってる人はみんな働いているのだなぁ」みたいなまなざしになってる。
働くことは尊いと気づいた2006年の年の瀬。

家族の生活とか、そういうのとぐるんとつながっているんだろうけど、直ではなく、なんか、実のあるものとつながっていたい感覚。

意外と「働き者」であることが判明した2006年の年の瀬であった。

2006.12.16


358
番号なんかで呼ぶな!俺は自由な人間だ!

というわけで、地元のハローワークに行って、求職登録をしてまいりました。

そこでもらった“ハローワークカード”に、13桁の番号が印刷されていました。
私の求職番号です。
ついに私も番号で呼ばれる身分になりました。
あの手この手で村から脱出しなければならないようです(イギリスのテレビドラマ「プリズナーNo.6」参照)。

そういえば「プリズナーNo.6」も、辞職のシーンから始まってましたね。

“ハローワークカード”って、ちょっとかっこいいな、僕も欲しいな、会社辞めちゃおうかな、なんて思ったお友達、騙されちゃいけないよ。
“ハローワークカード”は “ただの紙切れ”なんだから。

自分の人生大事にしようぜ!


2006.12.7


357
待ちに待った冬休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私はプリキュアの絵をたくさん描かされてます。アヤに。
この冬の間にあの複雑なコスチュームをなにも見ないで描けるようになれそうです。

プリキュアの絵が異常にうまい44歳の無職のおっさん。
かなりあぶない臭いがします。

Flash作成ソフトを買ったので、近日中に動くコンテンツをアップできるようにがんばります。
「帰ってきた西域探行絵巻」のつづきもなんとか描きたいと思っております。

夢が広がる楽しい冬休み。

あれ?

こんなことしててよかったんだっけ?

2006.12.4


356
会社を辞めるなら、ボーナスが支給された後で、とか、何十日もたまった有給休暇も消化して、とか、そんなケチな考えではいかん!!
というのが、男一匹20年間サラリーマン生活を送ってきた私の信条である!

でも。
結果的にそうなっちゃったらそれはそれでいいじゃん、というのが、44年間生き抜いてきたおっさんの柔軟な思考である。

で、結果的にそうなりそう。

話し合いにより、12月中は会社に在籍ということにするけど、通常の出勤は今週いっぱいで、来週からは事務的な手続きなどに必要な時だけの出勤でいいよ、ということになった。

つまり来週から冬休み状態。
私は課長なので有給休暇というのは無いが、課長になるときに30日以上の休暇が残っていたので、半分くらいは消化することになる。

ショウヘーよりも早くて長い冬休み。うふふ。


…ずーっと休みってことはないだろうな…。
ずーっと冬休み。

ちょっと残念なのは、12月に入ったら、家族の将来を思い悩んだあげく、精神を病んでしまったふりをしてみんなを心配させてやろうと思っていたのにそれができなくなったことだ。チッ。

金曜日までに机の周りや、私が密かに陣地にしていたところを整理しなくちゃ。
ちょっと早い大そうじ。
毎年大そうじネタが出てくるが、今年はひと味違うぜ!

2006.11.29


355
楽ちんな感じである。

仕事の引き継ぎが進むにつれて、私のやることが減ってゆく。
少し前まで、誰からも話しかけられない、誰からも内線が来ない、何も判断しなくて良い、そんな職場での生活を夢見ていたが、ついに手に入れたのだ。
夢にまで見た生活を。

でも正直ちょっと淋しさも感じていなくはない。
ドラえもんのひみつ道具、「石ころぼうし」をかぶってるような状態、といえばわかってもらえるでしょうか。
もらえないでしょうね。

淋しくなくもないが、早く帰れるのはなによりうれしい。
平日にアヤとお風呂に入れたりする。
きのうなんか「アンパンマンにこにこカルタ」をやったよ。

人間の生活かくあるべし、だ。
2006.11.16


354
そんなわけでお仕事募集中!

年内に会社を辞めることになりました。
1年半前の異動から1年半間。
奴隷のように働く毎日に、自分でも「いつかぶち切れるぞ」と思いながら働いてまいりましたが、ぶち切れませんでした。

ぶち切れられました。

すべては私の不徳の致すところでございます。
ぶち切れなかった自分の温厚さには涙がこぼれる思いでございます。

四月からショウヘーは高校生(合格すればだけど)。
そしてアヤは幼稚園。
絶好のタイミングでオトーが失業。

44歳のハローワーク

というブログを立ち上げる予定です。
そうです。
人生の出来事すべてはネタでございます。
2006.11.15


353
くりちゃんの正体判明!





というメールが自分の携帯から届いていた。
きのうは会社の先輩と飲んで、その帰りに送ったものだが、これでまた、

「くりちゃんの正体ってなんだっけ?」

だったら笑っちゃうが、ちゃんと覚えていた。

飲んだ帰りの電車の中で先輩が言った。

「くりちゃんの話読んでうちの嫁が大笑いしてたぞ」

先輩の嫁は同じ会社にいた人で、ここを読んでくれているのだ。

「くりちゃん載ってるよー、だって」

へ?

「くりちゃん知ってるんですか?」

「ホントに覚えてないの?」

そういえばくりちゃんメールの日もこの先輩と飲んでいたのであった。

絶対書くなと言われたから書いちゃうが、「くりちゃん」と言うのは、この先輩の、家での呼び名だったのだ。
その嫁に「くりちゃん」って呼ばれてるんだって。
という話をメールの日の帰りの電車でしたんだって。

くりみたいだからくりちゃんだとさ。




幸せそうでなによりですよ。

2006.11.9


352
アヤさん、11月4日土曜日はピアノの発表会。
別に習ってないんだけど、訳あって出演。

リハーサルが終わって本番直前、オカーに、

「始まる前におしっこ行っとこうか?」

と言われると、

「なにがはじまるの?」




ミッキーマウスマーチを踊って、「ちょうちょ」を弾いてみました。

右手の指にボールペンで「どれみふぁそ」と書いてあったのは内緒だ。

2006.11.5


351
時々自分にメールを送る。

メル友がいなくて淋しいからじゃなくて、会社でやらなければいけないことを家で思い出した時や、その逆の場合、通勤途中でネタのようなものを思いついた時のメモ代わりに、それぞれ必要なアドレスにメールを送る。

扶養家族のやつ

とか、

保険証

とかいうメールが自宅で使っているアドレスに送られる。

健康診断の前の日には、

検便

なんてのも届けられる。


昨晩は会社の人と飲んだのだが、今朝パソコンを起動すると、自宅使用のアドレスに自分の携帯からメールが届いていた。

送った記憶は無くなっていたが、そんな時のためのメモメールだ。
酔った頭で何かすばらしいアイデアを思いついたのかもしれない。
なんだろうと読んでみる。
メールはひとこと。




くりちゃん















???





くりちゃん?




きょう一日「くりちゃん」って何のことだか考えていたが、思い出せなかった。

たぶん一生思い出せないだろう。

さらばくりちゃん。
永遠に。

2006.10.28


350
このところ更新が滞っていて、内心忸怩たる思いである。

なんつって、「内心忸怩たる思いである」って書いてみたかっただけなんだけど。
「内心忸怩たる思いである者」になってみたかっただけなんだけど。

「忸怩」と「内心」はペアなんだろうか?
「忸怩」は「内心」でなければならないのだろうか?
おおっぴらではいけないんだろうか?

「内心忸怩たる思いである」と言ってる時点で「内心」じゃなくなってるけどそのへんはいいんだろうか?

「おおっぴらに忸怩たる思いである」
「どこに出しても忸怩たる思いである」

と、言い放ってはいけないんだろうか?

まぁ、「忸怩」って、語感がちょっと「じくじく」してる感じで、誰にも言えなくてうじうじしてる印象はあるんだけどさ。
本日ここで正式に「忸怩」になった私は、ちょっと気合いを入れて、リズム感ある更新にこれ努めようかな、と、そんな風に思っているわけですよ。


地デジのアンテナも立てたことだし。
関係ねぇけどさ。

2006.10.24


349
やっぱり世界はいやなものらしい。
アンナ・ポリトコフスカヤが10月7日に暗殺されて、私は今日までそのことを知らなかった。
夜も朝も、短時間だがテレビのニュースを見ていたはずなのだが。
日本でどんなふうに報道されたのか、またはされなかったのか、全く知らないまま過ごしてきた。

私が勤めている会社で印刷しているアンナ・ポリトコフスカヤの著書が再版になり、著者紹介に訂正が入った。何気なく読んでいると、最後に、「凶弾に倒れる」の一文。
それを読んで初めて彼女の死を知った。

仕事が忙しいだの何だの言い訳しては、うすらぼんやり生きてたってことだ。
うすらぼんやりしていると、何かが近づいてきても気がつかないで、大事なものを失うことになるってことだ。
大事なものを失っても気づかなかったり、あれは大事なものじゃなかったと自分に思いこませるような人間に成り下がるってことだ。

うすらぼんやりしていると、アンナ・ポリトコフスカヤを殺した人間の利益になるような行動をとってしまったりするってことだ。

これからはうすらぼんやりしないこと。

子どもたちのために。
2006.10.12


348
会社からウンコのようなものをまとわりつかせて帰宅すると、床にばらまかれたダイヤブロックを蹴散らしながら走ってきたアヤが、私の太ももにぺたんと抱きついてきた。

ウンコのようなものは一瞬にして霧消したが、はて?
アヤは私のことをどういう存在と認識しているのだろうか、という疑問が頭をもたげた。

法律が定めるところの「父と子」とか、生物学的遺伝子的つながり、みたいな認識は無いであろう。

おそらく。

夜になって帰ってきたり帰ってこなかったりする人。
何日かに二日は家にいて一日中遊んでくれる人。
お母さんと比べるとほとんど怒らない人。
大好きなヒーロー番組を録画して見せてくれる人。

そういうのが積み重なっているんじゃないだろうか。
そういうのが積み重なって太ももにぺたん、なんじゃないだろうか。

明日はまた会社でウンコみたいなものまみれになるかもしれないが、
アヤに、

「ウンコまみれの人」

と認識されないように気をつけよう。
2006.10.5


347
おめでとう!

ショウヘーくんついに15歳。
盗んだバイクで走り出すお年頃。

しかしもうエヴァンゲリオンのパイロットにはなれないお年頃。残念。

エヴァにもバイクにも乗らなくていいから元気に生きて行ってくれ!

アヤはお父さんのケーキを見て、

「いちごとクリームとパンみたいなとこちょうだい」

だって。
ちょっと欲張りなお年頃であった。
2006.9.28


346
iPodを買ったのはそれはそれでよしとして。
うちの車のカーステレオはカセットテープしか使えない。

我が家のミュージック事情はなかなか複雑である。

しかし。
どっかからもらってきた童謡のカセットテープが、車に乗ったときのアヤのお気に入りだったりする。

四十過ぎて童謡を聴くのもなかなか悪くない。
母親や親戚のおばさんの歌で覚えたのとメロディが微妙に違ってる歌があるのも面白くてしょうがない。
歌詞もあらためて聴くとひっかかるものがあったありする。

桃太郎は鬼に対して非情に徹してるし、『まちぼうけ』は、誰が誰を待っているのか、まったくわからない。

アヤも、そのカセットテープで覚えた歌を楽しそうに歌ったりして、カセットもなかなか捨てたもんじゃない。

今日もお風呂で歌っていた。

♪あめあめ ふれふれ かぁさんが〜 
 おにわで チャプチャプ あそんでる〜♪













オカー、

迎えに行ってあげてね。
遊んでないで。
2006.9.25


345
坊主頭大流行。

9月17日の調査によりますと、全人口の50パーセント、男子に限っては実に100パーセントが坊主頭であることが明らかになりました。





我が家だけの調査ですけど。

そうです。
ショウヘー君、坊主にしちゃいました。
これで、戦争中にタイムスリップしても安心です。

日本男児オール丸刈りプロジェクトの始まりです。
みんな乗り遅れんなよっ!

2006.9.18


344
ミスチルはじめました。

iPodふたつにパソコンひとつ。
私のiPodは、パソコンに入ってる曲は全部取り込む設定になっているので、ショウヘーが取り込んだ曲も全部コピーされている。
容量の関係で、ショウヘーのiPodは、ショウヘー用のリストのみ取り込むようになっている。
この関係は「人間としての容量」とも関連していてとても興味深い。

「わしが30ギガならお前はせいぜい4ギガじゃいっ!!」

……

人間の容量はともかく。

そんなわけなので、自分では選ばないだろうなーという曲もたくさん入っている。
ポルノグラフィティ、スキマスイッチ、宇多田ヒカル、SOUL'd OUT、Mr.Children、湘南乃風。

ポカリスエットのコマーシャルで使っている(アクエリアスだったかな?)、ポルノグラフィティの「ハネウマライダー」は全部聴いたらなかなかいい曲だったよ。
宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」は映画「CASSHERN」の歌だけど、こういう内容だったのね。
カップヌードルのコマーシャルの歌も入ってたよ。

ショウヘーがツタヤに行くと、ちょっと楽しみだったりする。
新しい曲が増えるからだ。

ショウヘーがせっせと(お金も使って)集めた曲を、私はUSBに接続するだけであっという間に手に入れる。

子供を働かせて金を巻き上げる悪い親方みたいだ。

悪い親方、ミスチルはじめました。

2006.9.10



343
だる〜ん。
けだる〜ん。

プール上がり特有の気だるさに体を支配されている今日9月3日日曜日の夕暮れ。
今日は、行きつけの「しらこばと水上公園プール」が、この夏最後の営業日なので行ってきたのであった。
この夏最初で最後のプールだ。

夏休み期間中の土日なんかバカみたいに混んでいるプールだが、もう9月ということでだいぶ空いていた。
ちょっと涼しい風が吹いていたけど、天気がよかったので楽しく過ごせた。
さらば夏よ。もういいよ。さようなら。

それにしても若者の入れ墨率の高さには驚かされた。
たいてい派手な顔の女を連れていて、同じような組み合わせがプールのあちらこちらをうろついてる。
顔つきや雰囲気も似たり寄ったりなので、入れ墨の絵柄だけが見分ける手がかりになっているという、ちょっと不思議な状況だ。

まぁ、見分ける必要に迫られることも無いが。

絵柄も、観音様や登り龍といった伝統的なものから、マリファナの葉っぱや、サモア人みたいのなど、バラエティーに富んでいる。
色も単色多色さまざまだ。

非常に高精細な単色の入れ墨かと思って近づいて見たら、ただの毛深い人だった。
いやホント、一瞬すごい模様が見えた気がしたんだってば。

ド近眼は時々すごいイリュージョンを見ることができる。

錯覚だけど。

2006.9.3


342
めずらしく平日にアヤが起きている時間に帰宅。
晩飯を食ってる私の周りでアヤが汗だくで跳ね回っている。

私の両手を持って私の脚をぴょんぴょん飛び越す(状況わかる?)。

やがて。

「うわぁっと!」

ふざけて飛び込んできたアヤに危うくキンタマを踏みつぶされそうになる。

びびる。
男としてびびる。

「お父さんが死んでもいいの?」

私の膝の間にはまりこんだアヤに半分強の本気で言う。
アヤは私を見上げながら、

「だめ。

 ひとは みんな しんだら だめ」




どうだ。

どうだ、お前ら。

酒飲んで車運転して子供を殺したお前。
子育てに悩んで当の子供を殺したお前。
家に火をつけて弟や妹を殺したお前。

三歳のアヤよりはるかに劣るお前ら。

ひとは みんな しんだら だめ

なんだぞ。

オトーがキンタマ踏み潰されそこねたおかげでいい言葉と出会えてよかったな。









オトーがキンタマ踏み潰されてたらそれどころじゃなかったけどな。




2006.8.27


341
懐かしいこの感じ。
思えば、中学校3年間、高校3年間はずっとこの感じで生きてきた。

中学生のときは校則に拘束されて。高校のときは部活の関係で。
それ以来だから26年ぶりくらいか。

そうです。
丸坊主にしてみました。


もちろん今は丸坊主の時代ですよね。

KAT-TUNの田中君、早稲田実業の斉藤君、そして世界チャンピオンの亀田コーキ君。
やる気のあるやつはみんな坊主頭だ。

みんなも坊主にしなさい。
さっぱりして気持ちいいよ。

「私も坊主にしました!」

という報告を心待ちにしております。
男女問わず。

2006.8.27


340
アヤはお風呂に入ると、私の頭を洗ってくれる。
私はお客さんで、アヤはお店の人らしく、私が手を出すと、

「おきゃくさんは やらないで」

と手を払われる。

シャンプーをつけ、頭を撫で回しながら、お店の人はいろいろ説明してくれる。

「はい シャンプーをこうやってこすると あわが でます」

私はもう少し強く洗ってほしいのだが、このお店の人は泡の上を手のひらでペタペタたたくだけだ。

「こうして たたくと てのあとがついて けを よせると ハゲメが かくれます」




え?



ハゲメ?
ハゲメって言った?今。

ハゲてるの?
ねぇ、お父さんの頭、どこかハゲてるの?

お客さんの心配をよそに、シャンプーは洗い流され、次はリンスだ。
私がおとなしくやりたいようにやらせているのでお店の人はごきげんで、説明は歌になっている。

「♪ハッゲメ〜ハッゲメ〜 リンスは ハゲメを かっくす〜」

あはは。ハゲメの歌だ。俺はハゲメだ、ハゲメを隠してるんだ。あははは〜。

リンスを流したあとでアヤが言った。

「ねぇ おとうさんて ハゲメがあるの?」









知りません。


2006.8.20


339
はい、今年の夏はこれでおしまい。
あとは好きにしてください。
どうにでも。

NHK教育テレビ『つくってあそぼ』のわくわくさん役でおなじみの友人と17年ぶりに会うことで幕を開けた今年の夏休み。
わくわくさん役でおなじみの友人は、ゴロリが入ってるんじゃないかと思うようなでかいバッグを持って現れた。
もうひとりの友人(こちらは5ヶ月ぶり)がセッティングしてくれた店に行ったら椎名誠がテレビを見ながらビールを飲んでいてちょっとびっくり。
店の人が暇ぶっこいてるような感じでカウンターに座って野球を見てました。

それはそれとして、我々三人は大学の寮で一緒だった友人で、昔話に花を咲かせまくりました。
熊谷のキャンパス内にあった喫茶店の名前とか、すぐ前にあった食堂でよくホッピーを飲んだこととか、寮の風呂掃除当番の話とか。
三人で思い出のかゆいところをかきまくりました。

風呂掃除当番のことって言われるまで忘れてたなー。

帰りがけ、新宿の街角でわくわくさんに変身して記念撮影してくれたわくわくさん役でおなじみの友人。
でかいバッグの中に紙コップが入っているのがちらりと見えて、わくわくしちゃいました。

夏休み後半は大洗の海へ。
台風接近で波が荒く「遊泳禁止」

駐車場に入れようとしたら、係のおじさんが、

「すいません、今日は波が荒くて遊泳禁止になっちゃったんですがそれでもよろしいですか?」

と確認してくるので、

「浅いところで遊ぶくらいはいいですよね?」

と訊くと、

「波打ち際で波とたわむれるくらいでしょうかねぇ」

それでまったくかまわないので車を入れて海に出ると、「たわむれる」なんてかわいらしいことは到底許さないような荒い波がざっぱんざっぱん打ち寄せていた。

下手をすると大人も吹っ飛ばされるような強い波に三歳児も大喜びであった。
どちらかというと波にたわむれられてると言ったほうが現実に近かっただろうか。

最終日は水族館でイルカや鮫やマンボウやペンギンを見て帰ってきた。

そんな充実した2006年の夏休みであった。

そうそう。
アヤが民宿のおじいさんから謎の民芸品をもらったのでそのうち紹介いたします。

2006.8.16


338
あちーぞ、おい。

やっと夏らしくなってきたぜ。
セミの声も重なるように聞こえてくるぜ。

そんな中、今夜は花火見物に出かけます。
ショウヘーは塾です。
受験生はつらいぜ!

来週一週間乗り切ればお盆休みだから負けないぞっと。

12日は大学時代の友人と会う予定なので楽しみだなっと。
その後は海に行くから楽しみだなっと。いい天気よろしくな!

今年の夏はこれからだぜ!

で、再来週には、「もう夏なんか終わってよし」と言っていることであろう。

2006.8.5


337
そんなわけで44歳。
44といえば、ダーティーハリーの拳銃である。
44マグナムである。

200メートル先から撃って車のエンジンを貫通するって、聞いたような気がする。
記憶違いかもしれないけど。

象も撃ち殺せるって聞いた気がする。
それも記憶違いかもしれないけど。
とにかく凄いってことだけは確かだ。44は。

44の私はといえば、車のエンジンは貫通できないけど、あれやあれは貫通できる。
はずだ。

あれは無理かもしれないけどあれならがんばれば貫通できそうだ。
これから一年、貫通の年となるようにがんばろう。貫通っ!!
2006.7.24


336
ゴールド。
なんて素敵な響き。ゴールド。

そんなわけで無事、ゴールド運転免許の更新を済ませました。
会社休んで。
「奴隷のように働いてる」
とか言ってるわりには実質1時間で終わる(移動時間含まず)免許の更新で一日休んでるこの不思議。
おかげさまです。
アヤといい時間を過ごさせてもらいました。

ゴールドなので、平成23年まで使えますこの免許。
49歳まで使えますこのゴールド免許。

49歳!

免許は使えても、俺はどうだ?
使えんのか?
49歳までもつのか?
俺はゴールドじゃないのか?
ないのんか?

49歳でまたゴールド更新したら次は54歳。
その次また更新したら59歳。

すげぇ。ゴールドってすげぇ。

なんて先の話より。

写真。

ゴールドの俺の写真。

前頭部の白髪がハゲみたいに写っててショックなんですけど。


2006.7.20

335

なんかもう会社で毎日毎日毎日忙しくて疲れちゃったよ。

ルーベンスの絵の前でへたれこんだネロ少年くらい疲れちゃったよ。

死ぬからね、ネロ少年くらいになっちゃうと。
天使が降りてくるから。
あ〜♪とかいう合唱とともに。

会社でみんなに「疲れてる疲れてる」って言われるんだけど、そんなにあからさまに疲れてるんだね、僕ちん。
木曜日なんて、「痛々しい」って言われちゃったよ。
初めてだよ。
人生で、「痛々しい」なんて言われたの。

風呂で、目をつぶって上向いて湯船につかってたらアヤに、

「なんで うえ むいてるの?」

と訊かれた。

「大人には上を向いてゆっくりしたい時があるんだよ」

って言ったら、

「つかれてるの?」

だって。



まじめに考えるほど腹の立つことが山のように積み重なって、
顔の真ん中に力が入りっぱなしだけど。
アヤの顔を見るだけで、自分の顔から力が抜けていくのがわかる。

大切なものがはっきりしている私は幸せ者なんだと思う。


2006.7.9

334
土曜日は一年に5、6回の床屋の日であった。

頭を洗った後、金髪をポニーテールにして、ファンキーなメガネをかけたねーちゃんが、私の頭をタオルでさすりながら言った。

「乾かす感じでよろしいですか?」





よろしいですか?って。

なにかい。

「乾かす感じ」じゃなかったら、「濡れたままの感じ」で終わるのかい。





デーブ・スペクターみたいな感じでよろしいですか?

2006.6.30

333
アヤちゃんに関する「らしい」。

アヤは、将来サッカー選手になりたいらしい。
アヤは、ブラジルというのはサッカー場のことだと思ってるらしい。
アヤは、ジーコ監督のフルネームは「ジーコ・ジャパン」だと思ってるらしい。

アヤは、「ふじさとまち」に行きたいらしい。



と。



そんなわけで。
長い間お楽しみいただいた「日々棒組み」も、本日でめでたく333回目を迎えることができました。

「文章の千本ノック」として始めた日々棒も、ようやく三分の一にまでたどり着きました。
これもひとえに、私の才能と努力の結果だと自負しております。
根拠の無い自信はシンドラーエレベーター並み、とでも申しておきましょうか。

正直に言うと、日々棒を始める前にブログというものを知っていたら、ここはブログだったかもしれません。
しかし、そうならなかったところが運命の「いたづら」でしょうか。
リンクや画像に頼らない。まして、トラックバックなんぞという、交通用語みたいなもんにはさらさら頼らないと誓ったあの日。

文章だけのフルチン状態であと三分の二、何年かかるかわからないけどどうぞよろしく。
2006.6.14

332
関東地方梅雨に突入。

というわけで、雨の日曜日。
だらだらつまんない感がよどんでいるオトー家。

しょうがないので、車で買い物に。
スーパーとか本屋とかゲームソフト屋とか百円ショップとかがくっついてる店へ。
ショウヘーはお留守番。受験生だからね。
パワフルプロ野球やってたけど。

今日はオカーが運転で、助手席にアヤ、私は後部座席だ。
アヤが言った。

「なんか おんがく ききたーい」

う〜む。そんなこと言うの初めてだ。
うちの車はカセットテープしか聴けない。
それもめったに使わない。

カセットを入れてあるところをガチャガチャ探って、一本のテープを取り出してアヤが言った。

「アヤ、これがいいー。これ。『さる』」

『さる』?
ラベルを読んだのだろうが…『さる』?

「こっち向きでいいんだっけ?」

と言いながらオカーがカセットをセットすると、すぐに歌が流れ始めた。

アヤちゃん。

これは『ゆず』ですよ。『さる』じゃなくて『ゆず』。

最近ひらがなカタカナがだいぶ読めるようになったと思ってたのに。
「たしざん」を、「たしぎん」って読むくらいの間違いはあったけど。
『さる』と『ゆず』。
2文字って以外に共通点が見出せないよ。

そういえば「ゆ」は、難しいって言ってたな。
「ゆ」って書こうとして、

「ゆ はむずかしいんだよなぁ。 り になっちゃうんだよなぁ」

なんて言ってたな。

まぁ、日本語はむずかしいよな。
お父さん、お仕事で毎日思い知らされてるよ。

いっしょにがんばろうね。


2006.6.11

331
時々便秘になる。

といっても、一日ウンコが出ませんでした、その後も、出るには出るけどなんかすっきりしません。という程度だが。
オカーに言わせれば、「そんなの便秘じゃない」というような程度のものだが。

それでも私にとっては立派な「便秘」なのだ。
立派な便秘。

先週がそうだった。
立派な便秘週間。

月曜日、まったくウンコを出すことなく一日を終え、火曜の朝を迎えた。
ちょっと出た。

しかし。
きのうまったく出していないことを考慮すると、あまりに少量である。
これでは、食べた量と出した量のバランスが取れてないんじゃないかと、きのうの夕食に何を食べたか思い出そうとしたが、思い出せなかった。
脳のトレーニング不足のようだ。

水曜木曜も同じような排出量で、ちょっと心配になってくる。

「こんなはずはないだろう」
「もっとがんばれ。お前はこのくらいでで終わるような奴じゃないだろう」

と、胃腸、肛門等、関係各所を叱咤激励するが、事態は好転しない。

こうして迎えたこの土曜日。

朝食時にオカーにその話をすると、

「牛乳でも飲めば?」



そうか。

そうだった。

牛乳飲めばゆるむんだった、俺は。

飲んでみた。

お昼前にはオカーにこう言われた。

「いいよねぇ、…単純な体で」


2006.6.4

330
散歩の途中でアヤが突然叫んだ。

「かめんらいだーしんいちろう!」

アヤちゃん、それは新1号ですよ。仮面ライダー新1号。
「仮面ライダーしんいちろう」じゃ、しんちゃんしんちゃんって、呼ばれそうでしょ?
「しんちゃん」じゃ、あんまり強くなさそうでしょ?
怪人に蹴られたら泣いちゃいそうでしょ?

「本郷猛は仮面ライダーしんいちろうに変身するのだ!」

じゃ、ちょっと変でしょ?
たけちゃんだかしんちゃんだかわかんなくなっちゃうでしょ?
ちょっと困るでしょ?

だからあれは新1号なの。しんいちろうじゃなくて。
お父さんたちのヒーローなんだから。新1号は。
敬意を持って接しようね。

2006.5.27

329
朝の読み聞かされの巻

平日の私は朝6時50分に起床して、会社へ行くまでの日課をこなす。
そのくらいがちょうどいいからだ。
その前提で、就寝時間も厳密に定めている。
決まった睡眠時間をとることが快適ライフの絶対条件だからだ。

しかし。
最近、そのリズムを崩す者がいる。


アヤだ。

もう少し詳しく言うと、
ひらがなを覚え始めたアヤだ。

最近アヤは、6時10分くらいに目覚める。
私にとっては、あと40分くらい寝ていられる微妙に貴重な時刻だ。
オカーは、朝早く登校するショウヘーのために一階にいるので、ベッドには私とアヤだけだ。


6:10AM

「おとうさん おきて」

「もうちょっと寝てようよ」

「おとうさん アヤのすきな えほん たくさんあるよ」

「うん、あるねぇ」

こっちはまぶたが眼球に貼りついて開かない。

「おとうさん えほん よんで」

「アヤがお父さんに読んでよ。アヤの好きな絵本はなぁに?」

「いいよ。 アヤねぇ おひさまがすき」

「おひさま」というのは、雑誌の名前で、絵のついたお話がたくさん載ってるやつだ。
ショウヘーがちっちゃいころに買ったのがまだあって、それがアヤのお気に入りなのだ。

「うん。アヤが一番好きなお話読んで」

「いいよ」












「どれ?」

「えーと。アヤが一番好きなお話は何?」

「『へんてこらいおん』!」

「じゃ、『へんてこらいおん』よんで」

「いいよ」












「どこ?」

しかたなく、貼りついたまぶたを上げ、『へんてこライオン』のページをひらく。


「へ      ん    て     こ      ら    い    …










おとうさん これ なんてよむの?」



おんだよ、おん。
『へんてこらいおん』なんだから、「へんてこらい」の次は「おん」。
お父さんそんなの目を開けなくてもわかるぞ。

やがて、階段を上ってくるオカーの足音。

「朝だよー」



こんなふうにして、最近の私の一日は始まるのであった。
40分ほど睡眠不足だが、
体調は悪くない。

2006.4.21

328
ひとりで風呂に入っていたらショウヘーが入ってきた。
私が体を洗っている後ろで、ショウヘーはざばんざばんと体に湯をかけ、湯舟に入った。

なにげなく見ると、湯の水位(湯位?)は、湯舟のふちから数センチ下がったところにあった。
体を洗い終わり、ショウヘーと交代して湯舟に入ると、なんと。
湯位は、湯舟のふちぴったりのところまで上がった。

身長はほぼ同じ。
しかし。

容積は、湯舟数センチ分私のほうが大きかった。

容積が大きい。

つまり私のほうが器が大きい人間だったということだ。湯舟数センチ分。

あはは。
エウレカ!
2006.4.9

327
歩けた歩けた、こらえきれずに歩けたっけ。

そんなわけで。
きのうは、帰宅困難者シミュレーションとして、大地震が起こって交通が麻痺したという設定で、会社(東京都千代田区)から、自宅(埼玉県越谷市)まで、二十数キロを歩いて帰宅できるかな?という会社の企画に参加していました。

その様子はブログ『オトー新魔球』で、リアルタイムで報告していましたが、エイプリルフールネタと思われなかったか、ちょっと心配です。

ホントに歩いたんです信じてください。
これでも私、正直者で通ってるんです。
本当です。
本当に宇宙人に誘拐されたんです。
首筋に金属片を埋め込まれたんです。
これです。
地球には存在しない金属なんです。
本当です。
足にマメができて痛いんです。
地球には存在しないマメなんです。

詳しい経過と衝撃の結末は後日レポートをアップします。お楽しみに!
2006.4.2

326
祝!
もうすぐ六周年!
その年生まれた子供はもう六歳!
早い!
よその子は大きくなるのが早い!

その年小学校に上がった子は、もう六年生!
早い早い!
つくばエクスプレスくらいはやい!

その年中学校に上がった子供はもう高校三年生!
早すぎっ!
来年からは晴れてニートだ!

六周年てそんな時間の積み重ねだ。




え?






なにが六周年なのかって?






……





さあね。
2006.3.11

325
腹立つー!!


はらたつはらたつはらたつはらたつはらたつはらたつはらたつはらたつはらたつはらたつぅー!

このノータリンとふにゃちんやろーどもめぇ。

はらたつはらたつはらたつはたらつはたらつはたらつはたらつぅー!







でも絶対負けねー!
2006.3.10


324
荒川金!

すばらしい!

何がすばらしいって、あの、後ろにぐい〜んって反り返るやつがすばらしい。
中国雑技団みたい。

感動の表彰式。
一番高いところに立っている荒川を見て、オカーがつぶやいた。

「あのメダル、変だよね」



確かに変だ。でかくて薄くて。

娘にせがまれたお父さんがCDにリボンを付けて、
「ほら、メダルだよ」
って首にかけてあげたようなメダルだ。

さらにオカーが言う。

「もっともっと小さくていいのにね。そうそう、玉でいいよ玉で」








いや、



玉はだめ。


銅玉銀玉はともかく。

「荒川静香金玉!」
「日本女子初の金玉獲得!」

記者会見で噛んでみせたりしてね。金玉を。


そうなるとヤワラちゃんも、

「田村で金玉、谷でも金玉」

金玉ふたつ集めて男子柔道に挑戦だ!








夜中になに書いてんだろ、俺…

2006.2.25


323
なぞなぞです。

アゴ、頬骨、半開き。
くるくるぴょんぴょんなぁ〜んだ?




答えは





フィギュアスケート日本代表(女子)。




さて。


日本中に湿気た花火感覚をまんべんなく振りまいているトリノオリンピックもいよいよ終盤戦。
ウィンタースポーツとやらには鼻毛の先ほども思い入れの無い私だが、オカーの影響で、フィギュアスケートにだけはそこはかとなく興味を抱いている。

選手たちがくるくるぴょんぴょんする様を見て、オカーはよく、私にこう言う。

「わぁ〜すご〜い。あんなことできるぅ?」








できるわけがない。



アヤはアヤで、

「ころんでも なかないね。すぐたつね」

ショウヘーは、村主選手が映ると、ここでは書けないような言葉を発する。
私は、村主選手の顔を見るたびに、どこか痛いんじゃないかと心配になってしまう。


さて。


注目のフィギュアスケート女子。明日の朝、私が起きるころには結果が出ているはずだ。
私の予想では、荒川、村主、安藤で、4,5,6位独占と見たがどうか?


はずれても なかないね。

2006.2.23


322
キコさまご懐妊。

まぁ、よその家の家族構成の変化なんてどうでもよいが。
朝、ニュースを見てて、
「三人目なんだぁ」
と言ったら、オカーに
「知らなかったの〜?信じられな〜い」
と、思いっきりバカにされた。

帝國臣民として恥ずかしかったよ。あはは。

夜のテレビでもこのニュースをやっていて、お父さんのほうが、「鳥類研究所」に行った映像が流れていた。
何も知らないショウヘーが、
「なになに、なにかあったの?」
と訊くので、
「子供が生まれるんだって」
と教えてあげたら、
「え?なになに、鳥が生まれたの?」

ってお前。
鳥が生まれたらすごいことになるぞ。皇室典範とか。

皇室もインフルエンザもオリンピックもトリ、トリ、トリだぁっ!あっはっはっはっはぁっ!











笑ってる場合じゃない。

ご懐妊も皇室典範もオリンピックもライブドアもどうでもよろしい。
「マンションなどの耐震強度偽装事件」をなんとかしなさい。
ガチャガチャ話を逸らすのはおやめなさい。姑息ですよ。

「こいつもやってるじゃないか」
なんて、小物を見つけてきて話を薄めるのはおやめなさい。見苦しいですよ。
2006.2.8


321
ケータイにストラップは付けない。

と、高らかに宣言してから、三年の月日が流れ去った。
この三年間、一度たりともストラップを付けたことは無かった。
俺の信条は、

「ケータイもブラジャーもストラップレス」

いや、ブラジャーは付けない。

ブラ レス。

しかし。
今日から付けることにした。
ブラジャーを。
ウソだ。
ブラジャーは付けない。
一生ブラレスで通す。
たぶん。

というわけで、今日から俺のケータイにはストラップが付いてる。
NHKのアニメ『おでん君』に出てくる「ちくわぶー」も付いてる。
今まで我慢してたぶん、いろんなもんを付けちゃう。

我慢してたのか?

いや、そうではない。
では、なぜまたストラップを付けることにしたのか。

2回くらい落としちゃったんだよね、ケータイ。
ポケットから出すときに。

年とったのかな、俺も。

状況が変われば態度もころころ変える。
この柔軟さが俺の武器だ。

そんなわけで今日からストラップつきケータイ。
2006.2.5