1978 YAMAHA U3H

 かなり状態のいい個体でまだオーバーホールするまでもない個体でしたが、

新品に対抗できる楽器に仕上げるため、あえてオーバーホールしました。
フレームを上げない・・・響板とフレームを直したり塗装したりする必要がない!・・ので、 この状態から作業開始です。

U3Hの高い耐久性を生かし、肝心な部分に作業を集約します。
塗装は部分的な補修と研磨で仕上げます。それで十分綺麗!

写真の部分(腕木という)は吹付け塗装しました。

アクションのパーツではハンマーをAssyで交換する以外はそのまま使用

し、ダンパーフェルトやウイッペンヒールクロスなどの消耗部位のみの

交換で完璧に機能します。



ハンマーはレンナーのP5ハンマーを使用します。Pはハンマーフェルトの大きさの規格のようです。

アップライト用のハンマーではP4とP5が一般的ですが、P5を使うことが多いです。

接着は膠(にかわ)で行います。

良く歌うピアノに仕上がっています。 次高音の鳴り方はU3Hを超越しています。

100万円程度までの新品をお探しの方には、比べていただく価値があると確信しています。

¥604,800

(ピアノ本体¥140,400、オーバーホール¥399,600、塗装補修&研磨\64,800)

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YAMAHA U3H is wholesome&good piano,We overhaul it among the rest.

wWholesome! So,We can start this state. We repair only the important place.

I We finish the painting by partial repair and abrasion.

We chage the hammer with an assembly,not only hammer head.

We don't chage wippen&damperlever assy,but we repair consumables in it, such az damper felt or heel cloth.

We choose RENNER for hammer head. Adhesive animal glue..
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