今のところ年式を確定できる番号などが見つからないので判り次第UPします。
(見つかりませんでした)
私が思うに70年代以降のものかな・・・という感じです。(結局詳しい年式もわかりません)
まあ年式?相応の傷みが各部に見られるので、えーいめんどくせーオーバーホールだと、
いつものことですが後先考えず・・気が付けばピアノはまな板の上です。
ピン板の層が見える角度からの視点
10層くらいありますね、
あまり見たことのない6.7パイのピンが入っていました。
トルクはとてもしっかりしてました。
このピン板のおかげかな?
昔はチンメルマンだと思ってた、
今思うとなんかどんくさい名前!
これ見るとやっぱツイマーマンと読むのが自然かな。
かっこいい?しね。
いつものことですが、塗装が終わると一段落です。
響板とかフレームはまあいいのですが、外装が大変で・・・ 作業料金の半分は塗装だなというのが実感です。
だから塗装だけの料金というのがもう少し高くてもいいのに(一般的に)と思います。
なんか報われていないな塗装マン!という感じ。
一日塗装をした日の夜は食欲も失せ、頭も冴えません。 身を削っているのですから。
シンナー酔いから覚めると早くフレームを乗せたくなります。
工房の中はバラバラになったパーツで散乱しているので、本体とフレームが合体するだけでずいぶん片付く。
そしてこれから作業の佳境に入ってゆく、折り返しの第一歩です、とても高揚感のある工程です。
折角の塗装に傷をつけないよう、慎重にフレームを乗せたら各部調整して弦を張る準備に入ります。
早く弦を張りたくてうずうずしながら。
ハンマーで鳴らせるようになるのは当分先ですが、指ではじいた音でもいいから早く鳴らしたいと、
はやる気持ちを抑えながら、大事な工程を慎重に進めてゆきます。
早く早く、待てあせるな、落ち着いて! 自分に言い聞かせながら。
作業の合間に工房の付近をお散歩しています。
ここは空が広くて、天気のいい日は気持ちいいところです。
名古屋では見ることのない生物たちに大興奮!
近くで見るとちょっと引くぐらい大きな鳥がいたりして、
白っぽい奴の興味は尽きません。
白っぽい奴は・・・白っぽいので工房に来るとほこりにまみれて
黒っぽくなってしまう。
所かまわず転げまわるので まるでボロ雑巾ようだ。
嫌がる奴をひっ捕まえてエアブローすると、プロレスラーの吐く
毒霧のようなほこりが舞い上がる 毛と共に ぶわっと!
それでちょっとはましにはなるのですが。
それを家に連れて帰ると、みんなから汚いとか臭いとか
言われてかわいそうなので、風呂に入れてやろうと思うのですが
そうすると白っぽい奴は 白くあまりにも奇麗になってしまうので
今度はもったいなくて連れてこれなってしまう・・・
う〜ん どうするべきか