国内外で唯一、北海道上ノ国町(かみのくにちょう)神明(しんめい)地区に流れる天の川(あまのがわ)上流の山中から産出される黒色鉱物(鉱物名:黒鉛・珪石)を厳選した貴重な天然鉱石のことで、数億年の間、海底の珪藻類を堆積したものと推定され、多くの天然ミネラルを含み、遠赤外線(生育光線)、マイナスイオンを高レベルで大量に放射・発生する優れた特性をもちます。
黒鉛珪石(ブラックシリカ)の特性に注目し、各分野での用途研究も進み、汚水浄化濾材として使うと浄化微生物の活性化により浄化が促進されることや、土壌に黒鉛珪石(ブラックシリカ)を混入することで農作物の収量が増えたり、ビートの糖分が増すことなどがわかり、水質浄化や農業分野などでも活用されようとしています。
また、黒鉛珪石(ブラックシリカ)から放出する遠赤外線により身体を芯まで温めることが期待され、温泉旅館などではその旅館の特色をだすために浴場の壁やタイルの下地、湯の湧出口に使われたりしています。
最近では、宇宙や原子力用の高温構造材料として注目されている「窒化ケイ素ウイスカー」の原料に
黒鉛珪石(ブラックシリカ)を使うと、良質のウイスカーが低コストで得られるとして大学などの研究機関で研究されています。
このような状況の中、ブラックシリカの優れた特性である遠赤外線等の放射や酸化還元反応を応用した技術の研究や開発により、全国的に認知されるとともに、世界的にも注目を浴び始めております。
黒鉛珪石(ブラックシリカ)の最も大きな特徴は炭素を含み半導体のような働きをすること、例えばゲルマニウムのように温度が上がれば電気抵抗が低下(電気が流れ易くなる)します。
ご存知のとおり人間の体も微弱な電気信号で神経伝達がなされております。
近年の人間は土に触れることが極めて少なくなり(アスファルトの道路をつたい乗り物で移動し建物の中で暮らしている)裸足で土に触れることは殆ど無いのが現実です。
そして満員電車で他人と擦れあい、会社では対人関係で摩擦を生じ常にプラスイオン(静電気)につつまれた状態なのです。
炭素を含む鉱石はダイアモンド、石炭など数多く存在しますが電気を通す働きをもった石は石墨とブラックシリカだけです。そういった点からも黒鉛珪石(ブラックシリカ)は特殊な鉱石なのです。
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『赤外線』『遠赤外線』『生育光線』
光(電磁波)は波長の長さによって下図のように分類されますが、赤外線(波長約0.8〜100マイクロメーター)は「熱線」とも言われるように熱的作用の強い電波です。
このうち、約0.8〜4マイクロメーターを近赤外線、4〜1000マイクロメーターを遠赤外線といい、遠赤外線の中でも特に4〜14マイクロメーター程度の波長帯を通称「生育光線」と呼びます。
あらゆる物質は遠赤外線を放射しており、 その放射する度合いを 「分光放射率」で表します。「分光放射率」は1(または100%)を最高値とし、 1に近いほど強力となります。 一般に、鉱石やセラミック類は比較的高レベルの分光放射率を示しますが、 これらの中でも分光放射率0.9以上のものは限られ、さらに『生育光線』と呼ばれる4から14マイクロメーターの全域にわたって、このレベルを保持する材料はまれにしかありません。 黒鉛珪石(ブラックシリカ)の分光放射率は次図のように『生育光線』の波長帯において、ほぼ0.9を保持しており、 優れた天然の 『生育光線』放射材料と言うことができます。 また、育成光線(6〜14ミクロン)の温度帯は体温(36℃)から50℃程度である。
黒鉛珪石(ブラックシリカ)からは微弱エネルギー(波動、遠赤外線と考えても良い)が発生しており、そのエネルギーは太陽風、宇宙線、光を受けて絶えず脈動(強くなったり弱くなったりする人間の脈と同じ)しています。
土に触れることの少ない現代人の身体に蓄積されたプラスイオンは満員電車での他人との接触、冬場の乾燥した空気などで発生します。人間の体も神経を伝わる電気信号で動いています。 ブラックシリカは電気を通す性質を持ちますが、それは温度を上げることによってさらに高まります。つまり天然の半導体(ゲルマニウムなど)と同じような働きを持つと考えられるのです。
皆さんがごく普通に日常的に使っている電気毛布や電気マットそこから出る電磁波の量をご存知ですか? 大きさによってバラつきはありますが50mG(ミリガウス)から100mGも出ているそうです。 携帯電話の電磁波の量はご存知ですかこれまた50mG以上も出ているのです。 携帯電話の電磁波は脳や眼球に直接作用するため欧米では、16歳以下の子供には携帯電話を使わせないようにしているそうです。 そのため世界保健機構という組織では電磁波の基準を4mG以下に決めようとする動きがあるほどです。 黒鉛珪石(ブラックシリカ)に含まれる炭素と磁鉄鉱はこれら有害な電磁波を吸収して熱に変える働きをもっています。岩盤浴に使用しているブラックシリカの厚さは2cmもあります。そのため発熱体から放射される有害な電磁波を4mG以下に抑える事が出来るのです。
石というものは温めやすく冷めにくいという温熱器具としては理想的なのです。しかし、コンクリートは温めにくく冷めやすいという性質をもっているため岩盤浴にはあまり向かないとされています。ブラックシリカは伝導率が高い、遠赤外線放射率が高く4〜12ミクロンの育成光線にピークをもつ。 遠赤外線放射率も天然鉱石に勝るものは無いと言われているのです。
黒鉛珪石(ブラックシリカ)はトルマリンと同じように圧力や熱によりマイナスイオンを発生させる働きがあります。 温度が上がると電気が流れやすくなり マイナスイオンを多量に発生します。(ゲルマニウムのマイナスイオン効果と同じものと考えられる)マイナスイオンは全ての生きとし生けるものに癒しを与えるのです。
およそ40℃に加温した
右→ブラックシリカスライス板(弊社の岩盤浴)
左→ブラックシリカコンクリート(他所の岩盤浴)
氷(約18g)を置いて溶ける速さを見てみる。
スライス板の方はみるみる溶け出したのにコンクリートの方はなかなか溶けない。
右は完全に溶けたのに左は半分程度残っている。
13分後ブラックシリカスライス板の方は完全に溶けた。
つまりブラックシリカ岩盤は遠赤外線放射力が非常に強いと言うことが証明された。
23分後、ブラックシリカコンクリートは、ようやく溶けたが、ブラックシリカスライス板の方は既に表面が乾き始めてる。
遠赤外線効果により水のクラスターが小さくなり蒸発速度が速まった為である。
黒鉛珪石(ブラックシリカ)を濾過材とした水槽に、10年近く大量のグッピーを常温で飼育し、その期間は水を替えることなく飼育したが、水コケなどの汚れはほとんど付着しないという実験データ(北海道地方放送HBCにて紹介される。)や弊社で納入した岩盤浴施設では3年以上営業をしているが、臭気や汚れの問題は一切発生していない。
しかし、弊社ではより高いレベルにて臭いや汚れの問題に取り組みために、専門機関に検査を委託しております。
また、汚れや臭いの吸収および分解については、鉄触媒の働きで汚れや臭気を分解する事が出来ると考えられており、大学等で現在研究中である。
なお、炭においては吸収する能力はあるが、分解する能力は低いとされているが黒鉛珪石(ブラックシリカ)については、吸収能力および分解能力が高い可能性があり、長期的かつ大量に汚れや臭気を吸収、分解するのではないかと考えられています。 戻る