2010年3月1日(月) 牛のフン

 昨日、ノイが実家に帰ってきたが、帰ってきたら、車の荷台にたくさん袋を積んでいる。
「ウシのフンだよ」
 実家の牛小屋から持ってきたそうである。もちろん、落としたてのホカホカではなくて、なんだか、土の塊みたいに固まっている。匂いはそんなにしない。
 今日は、それを細かく砕いて、庭の木々や、野菜、花たちの上にまいてくれた。
 気のせいか、急に庭の緑たちが、勢いづいたような・・・なんだか急に大きくなった気がする。
 牛のフンをまかれたら、土がほっと息をついたような・・・・そんな気がした。化学肥料をやっても、なんだか、植物に無理をさせるような気がしてしまうが、この牛のフンやら、鶏のフンやらは、本当に土にしみこんで、土を豊かにするんだろうなぁ・・・・土にごちそうをあげられたようで、今日は、妙にほっとしたのでした。


 本棚の扉に、絵を書きました。
 これで、少しは、子ども図書館らしくなるかな?と。
 子どもたちが、「きよこは、絵描きなの?」というので、「そうだよ」と言うと、
「そうなんだぁ。どおりで、上手ね」とやたら感心してくれるので、ちょっと気恥ずかしくなり、
「ウソだよ。絵描きじゃないよ。絵本を見ないと描けないもの」という。
 3日かかって、やっと仕上げたが、最後に、うちの犬の、ペプシとメリーとラッキーの絵を描いた。これは、当然、お手本がないので、実物の犬を呼んでは、見ては描く。「メリー」と呼ぶと、律儀に来て、顔をこちらに向けてくれるが、あんまり何度も呼ぶので、最後には、「何よ、フン!」とばかりに見向きもしなくなった。ラッキーは、闇夜のカラスみたいに、黒い毛に黒い目の犬なので、ただ、真っ黒に塗っておいた。