鶏のフンとコーヒーのかす 2009年4月2日
朝、起きて扉を開けると、玄関前に、鶏のフンがベチャ、グチャッ。あちこちに落ちている。
爽やかな朝のはずが・・・・まったく、うんざりする。
夕べはきれいだったはずの玄関に、人間様よりずっと早起きの鶏たちが、早朝からこぞって、朝の日課をしたに違いない。
べちゃっ、ぐちゃっ、べちゃっ、グチャッ
「鶏は、わざわざこういうきれいなところにフンをするのが好きなのよ」と、以前、彼のおかあさんが言っていたが・・・土のところにしてくれれば、何の気にもならないのに、鶏たちはわざわざセメント床の上にするのである。「あひるはもっとすごいわよ」
うちの玄関は、鶏のトイレかい!私の怒りなど、どこ吹く風で、鶏たちは、コッコッコッコと隊をなして、庭を歩きまわっている。
ある朝、ふとんの中でふっと思いついた。「そうだ、コーヒーのかすで、掃いてみよう」
コーヒーを入れた後の、黒いカスは、コーヒー飲みの私が、絶え間なく出すゴミなのである。それを、玄関前に落とされた鶏のフンの上にまき、掃いてみる。しっとりしているから、なかなかよく取れるではないか。1回分のコーヒーの入れカスで、玄関前4〜5か所に落とされたフンを次々と掃きとり、それは、木の根元にぽい。鶏糞ですから、きっと肥料になるだろう。コーヒーかすだって、自然のものだし。
この鶏のフン処理法を考えてから、玄関前の鶏のフンの、「うんざり度」が少しだけ減少している。
これで、木がよく育てば、鶏糞さまさま!であるが・・・・さっき掃除したと思えば、もう・・・・鶏は時と場所をわきまえられないものなぁ・・・・
えっ、この脚の数は? あれっ、でてきたよ
ひよこが次々出てきたよ こんなにたくさん、ひよこがおかあさんの下に隠れていた。
私は、東京生まれの東京育ちで、鶏なぞ、飼ったことがない。
で、こんな光景を見ても、いちいち、なんだか、とても面白いわけ。
ふくれたおかあさん鶏の下に、こんなにたくさんのひよこたちが、隠れている。
ひよこの時はかわいいのだけど・・・・・ひよこはどんどん大きくなり、大きくなった鶏たちが闊歩している姿は、なかなか迫力がある。
拡大鏡で見たら、恐竜にも見えるな・・・・
動物たちを拡大したら、それだけで、恐竜映画になるな・・・とかそんなこと、思ったりして。