えっ？ラオスで味噌作り？
いえいえ、今、日本にいます。
毎年、味噌を作っている。昨年も2月頃に仕込んだが、よい出来で、とても美味かった。 母が
「あんたが、ラオスにもっていくのには、こっちの味噌あげるよ。結構いいお味噌もらったのよ」と、気前よく、もらった「いい味噌」というのをくれたと思ったが、いやぁ・・・・どんな味噌も自家製の「手前味噌」にはかなわないように思う。
味噌は、自分で作ると、本当に「うまい！」・・・・失敗しなければ・・・・だけど。カビにさえ気をつければ、それなりにおいしくできる。
で、今日、味噌を作った。味噌を自分で作ると、味噌のありがたさと、この味噌を作り出した昔の人のえらさがつくづくわかる。日本人の知恵の塊？
味噌って、大豆と、米麹、そして塩・・・・・「日本人の命の食べ物みたいだな」と思う。
大豆と米と塩をふんだんに混ぜる。もう、栄養の塊！そしてそれが、発酵してできるのだから、もう、そりゃ、すごいではないか！
母も、「地震の時に非常食準備しておいた方がいいって言うけど、この味噌なめてりゃ、それでいいわね」と言う。
3ｋｇの大豆をゆでて、3ｋｇの米麹と、1ｋｇ半くらいの塩をまぜて・・・・・結局、午後中かかって、かめいっぱいの味噌の元？ができた。
数か月ゆっくり寝て、おいしい味噌になっておくれ！
味噌、納豆、パン・・・・最近、発酵ものに挑戦しているが、面白い。発酵食品てすごいなぁ・・・と思うこと。ラオスには、魚の発酵しょうゆがある。私は、いまだに自分でなかなか使えないのだが・・・・・だんなのお母さんは手作りしている。いつか、私も習うかな？と頭をかすめたが・・・・・いやいや・・・・きっと、私は、いつまでも、ますます味噌派だろうなぁ・・・なかなかその辺りは変えることが難しいものである。
2011年2月24日（木） ラオスに戻ってきました。
昨夜、ラオスに戻ってきた。不在の間に何が変わったか・・・というと、メリーとペプシとラッキー・・・つまり、うちの3匹の犬の、人間関係・・・ならぬ、犬関係である。
変わったというか、またはじまったか・・・・という感じ。
メスのメリーをめぐっての、オス2匹、ペプシとラッキーの攻防戦なのだ。でも、このオス2匹と、メリーは全然サイズが合わない。だから、きっと、交尾することは難しい種同士なのだと思う。メリーが小さいのである。それでも、ペプシはまるで、ナイトか専属のボディガードのように、ぴったりメリーにくっついて、少しでもラッキーが近づこうものならば、ウ〜ウ〜とうなる。痩せてるペプシはでぶのラッキーとけんかすると、互角か負けることもある。ペプシは必死で、毛を逆立てブルブルとふるえたりしながらも、必死にメリーをガードしている。ラッキーが来ようとすると、メリーとの間に入って、近づけようとしない・・・が、ラッキーも隙あらば、メリーにアプローチしたいのである。
もう、うちの犬関係が、けんけん（犬犬）がくがくだ。
でも、犬の場合、性格不一致とかそういうわけではないから、どうも本能として、1年に数回はそんな時期があるらしい。一時期が過ぎると、また元のように仲良く、ペプシとラッキーも仲の良いお友達に戻って、プロレスごっこしたり、追いかけっこしたり、飽きもせずに一緒に遊ぶようになる。そんな時には、メリーがラッキーと一緒にいても、「べつに、おれは構わねえよ」という顔をしているペプシであるが、今は、もう、見ていると切ないほどに、メリーに「首ったけ」・・・朝起きてから夜寝ている時も、ずっとメリーと一緒にいるのである。しかも、犬のプラトニックラブとなると・・・・泣けるではないか。メリーの方は、家の外扉が空いていたりすると、一目散に近所の、小型彼氏（犬です、当然）のところへ行って、遊んでくるんだから…二人の男を惑わせている上に、他の男に走る・・・メリーは悪女！だが、まぁ犬だし、これも、どうにもしかたない話である。
というわけで、今は、うちでは、犬の「恋の季節」到来です。やれやれ・・・・
2011年２月２７日（日） 犬の恋の季節…その後
犬の恋の季節は…いやはや、強烈でそして、あっという間に過ぎ去る。
もし、「人」だったら、許せないぞ！
ペプシは数日、恋するメリーに、忠実なナイト（騎士）のごとく・・・・命をかけて守るボディガードのごとくについていた。もう一匹のおす、ラッキーが少しでも近づこうものなぁ、ウゥ〜とぶるぶる怒っていたのにである。メリーが椅子の下にもぐれば、その下に一緒にもぐりこんで、いつまでもメリーの傍を離れない・・・と言う具合だったのに、ある日突然、普通に戻った。
本当に、急激に、犬の恋は冷めるらしい。
そして、３匹は、普通の仲良し犬に戻った。不思議。