312日日曜日、京都でハーフマラソンが行われ、私はその応援に子どもを連れて出かけて行きました。夫が出場しているので、折り返し地点の国際会館あたりにポイントを決め(前日に確認済み)待っていました。テレビで見るマラソン中継みたいな感じかと思ったら出場者5000人以上というだけあって続々と人が走りぬけていきます。彼は泳いだり、自転車をこいだり、走ったり(トライアスロンという競技)を趣味にしている人なのでこういうレースには慣れているらしいのですが、私はマラソンの応援なんて初めてのこと。ちょっとどきどきしました。予定の時間より少し遅れて彼の姿が見えてきて私のところで立ち止まって記念撮影(?)。私と娘に手を振ってまた走り去っていきました。

そのあとしばらく応援してから家に帰りましたが、駅まで歩いて電車に乗って、また少し歩いて家に入ったら「ゴールした。今から家に帰る」と電話がありました。

あらら、早いのね。

ハーフといっても約20キロ、私には想像できません。3000メートル走っただけで倒れそう。彼はこのところ走っていなくて久しぶりのレースで、あまり調子がよくなかったとか言いながら、午後は仕事に出かけていきました。

私がマラソンの応援に行くなんて、この人と結婚しなかったら一生なかっただろうなあと思います。でも、前の日からそわそわ楽しそうで張り切って出かけていく姿、一所懸命走る姿をはじめて見られてとても楽しかった。

そういえば、彼も、もし私と一緒にいなかったら東京出張の帰りにパンを買い込んで来ることはなかっただろうなあ。彼もこんなちょっと楽しい気持ちでパンを選んでくれているかな?

たぶん私が彼といっしょに文字どおり「走る」ということはないだろうと思います(走りたくてもパン屋の仕事をしていたらとにかく時間がない)。でも、わたしたちが一緒に生活していくというのはこういうことなんじゃないかな。

なんとなくうれしくなった一日でした。

京都シティハーフマラソンを応援に行く! (2006.3.12)

背中に娘の写真を貼り付けて走る夫。
自分に似てきた娘がかわいくてしょうがないらしい・・・