■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■アイ The Eye (2002・香港、タイ、イギリス、シンガポール)
■(監督・脚本)オキサイド・パン、ダニー・パン
■(出演)アンジェリカ・リー、マン・ウォン、ローレンス・チョウ
■タイで活躍する中国系兄弟監督の中国を舞台にした映画。盲目の女性が目の手術を受けたことにより霊が見えるようになってしまい・・・。話題になったみたいだけど、アイデアは「リング」と「シックスセンス」からパクったとしか思えなかった。(2004.5.14)
■アイ・アム・サム I Am Sam (2001・米国)
■(製作・監督・脚本)ジェシー・ネルソン
■(出演)ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング
■演技派俳優は一度は演じたいのが障害者もの?まさか暴れん坊ペンまでやるとは。年取ったのかな。「サルでも泣ける」なんて、泣かせ見え見えの映画なんじゃんと、あまり観る気がしなかったんだけどなぜか観る羽目に。でも観てよかった。よき理解者が周りにいっぱい出てきて皆幸せになる話だったから。てっきり不幸で泣かせる映画だとばっかり思ってました。差別とかと戦う話は時代じゃないんでしょうね。有名女優が次から次へと脇役で出てきてびっくり。ただ変な演出は好きじゃない。(2002.8.6)
■(監督)フランシス・ローレン
■(出演)ウィル・スミス
■「地球最後の男」の再々映画化作品。オリジナルは未見だけど、本作は渋くて悲しいゾンビ映画でした。(というか、オリジナルはロメロ・ゾンビに影響を与えているらしいです。)ただ、主人公が「伝説」になることで深みが増すような映画ではないので、実話のような展開のラストにはどうも違和感があるし、人間の業の深さみたいなところにつっこむべきテーマだったのに、それができていなかったので、内容的にB級っぽくなってしまった感じはあります。かなり緊迫感がある演出で面白いし、スミスの演技も良かっただけにそれがすごく残念。ロメロの「ゾンビ」シリーズや「12モンキーズ」になれそうだったのになあ。(2007.1.19)
■アイアン・ジャイアント The Iron Giant (1999・米国)
■(監督)ブラッド・バード (原作)テッド・ヒューズ
■武器として開発されたロボットが少年との交流で正義に目覚めていく。「ラピュタ」とか「E.T.」とかどこをとっても見覚えがあり、物語としてはオリジナルな部分は少ないが、いろいろな映画の良い部分をうまくミックスさせ、感動的な物語になっている。(原作通りとすればこっちがオリジナル?)キャラクタ設定もしっかりつぼが押さえられており、魅力的。ぜひお子様とご一緒に。(2000.7.29) (>DVDを買う)
■愛人/ラマン L'amant (1992・米国)
■(監督)ジャン・ジャック・アノー
■(出演)ジェーン・マーチ、レオン・カーフェイ
■「人類創生」、「子熊物語」のアノー作品。それらに比べるとあまり好きじゃない。(1998.11.23)
■アイス・エイジ Ice Age (2002・米国)
■(監督)クリス・ウェッジ
■動物たちが迷子になった人間の子供を親に返しに行く物語。オスカーも獲ってるけど、どうも個人的にピクサー以外のハリウッドCGアニメはピンと来ないみたい。大人向けとしては物足りないし、子供向けとしては害のある描写が多い気がする。どういう視点で見ていいのか迷うんですよね。その点ピクサーはどっちにも優しいいい物語を作りますね。 (2003.12.3)
■アイズ・ワイド・シャット Eyes Wide Shut (1998・米国)
■(監督)スタンリー・キューブリック
■(出演)トム・クルーズ、ニコール・キッドマン
■何を見ても良いと思えなかったキッドマンだが、彼女の魅力をここまで引き出せたキューブリックはすごいと思う。ただ、脚本的には計算が見え見えで、変に説教的でもあり、もうひとつ。リンチなんかが演ればもっと面白かったのに、なんて思うのは僕だけ?(裏世界に入り込みすぎちゃって内容から変わっちゃうでしょうけど)(2000.8.20)
■愛と哀しみの果て Out of Africa (1992・米国)
■(監督)シドニー・ポラック
■(出演)ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ
■美男、美女、美しい自然。悪くはなかったと思ったけど・・(1998.11.23)
■愛と死の間で Dead Again (1991・米国)
■(監督)ケネス・ブラナー
■(出演)ケネス・ブラナー、アンディ・ガルシア
■生死が交錯する佳作スリラー。最近はシェイクスピアばかり作ってるブラナーだけど、娯楽作もやればいいのに。(1998.11.23)
■愛と宿命の泉 Jean de Florette,Manon de Source (1986・仏国)
■(監督)クロード・ベリ
■(出演)ジェラール・ドパルデュー、エマニュエル・ベアール
■大自然を舞台にしたフランスの大作。二部構成で長いけど、見応えあります。(1998.11.23)
■愛と青春の旅立ち An Officer and a Gentleman (1982・米国)
■(監督)テイラー・ハックスフォード
■(出演)リチャード・ギア、デブラ・ウィンガー
■恋愛青春ものの代表のように言われてたこともあったけど、そんなに良かったですかねえ。(1998.11.23)
■愛と追憶の日々 Terms of Endearment××× (1983・米国)
■(監督)ジェームズ・L・ブルックス
■(出演)シャーリー・マクレーン、ジャック・ニコルソン、デブラ・ウィンガー
■娘を溺愛するひねくれ者の母と娘の愛情物語。泣けます。オスカー受賞作。(1998.11.23)★(>DVDを買う)
■愛は危険な香り Lady Beware (1986・米国)
■(監督)K.アーサー
■(出演)ダイアン・レイン
■平凡なサスペンス映画だったような気がする。D.レインのヌードを観に行ったようなもんだったからなぁ・・(1998.11.23)
■あ・うん (1989・日本)
■(監督)降旗康男
■(出演)高倉健、坂東英二
■坂東英二が良かった。(1998.11.23)
■青い珊瑚礁 The Blue Lagoon (1979・米国)
■(監督)ランダル・クレイザー
■(出演)ブルック・シールズ
■この手の映画ってはやったんだよね。純愛もののひとつの形ではあるけど。(1998.11.23)
■赤い航路 Bitter Moon (1992・米国)
■(監督)ロマン・ポランスキー
■(出演)ピーター・コヨーテ
■作品も私生活もなにかと問題ありのポランスキーだが、この作品は題材のわりに平凡だったような・・(1998.11.23)
■赤いコーリャン 紅高粱 (1988・中国)
■(監督)チャン・イーモウ
■(出演)コン・リー
■赤を基調にした美しい風景と力強い人間の物語。(1998.11.23)
■赤い眼鏡 (1986・日本)
■(監督)押井守
■(出演)千葉繁
■押井守の実写の中では一番好き。でもやっぱりアニメの方が彼の雰囲気は出やすいか。(1998.11.23)
■赤毛のアン Anne of Greengables (1985・カナダ)
■(監督)ケビン・サリバン
■(出演)ミーガン・フォローズ、リチャード・ファーンズワース
■有名同名小説の映画化。TVシリーズの編集版らしいけど、うまくまとめられています。アンの世界に浸れることでしょう。(1998.11.23)★(>DVDを買う)
■赤ちゃんに乾杯! 3 Hommes et un Couffin (1985・仏、米)
■(監督)コリーヌ・セロー
■(出演)ローラン・ジロー
■男3人の子育て奮戦記。仏映画らしい暗さと暖かい笑いがうまくブレンド。後にハリウッドでリメイク。(1998.11.23)
■アキラ (1988・日本)
■(監督)大友克洋
■原作者による同名漫画の映画化。美しいセル画、独特の世界観で世界中に影響を与えた。大友ワールド炸裂です。(1998.11.23)★ (>DVDを買う)
■アクシデンタル・スパイ 特務迷城 (2001・香港)
■(監督) テディ・チェン (製作総指揮・出演)ジャッキー・チェン
■(出演) ビビアン・スー、キム・ミンジョン
■ジャッキー久々の香港作品。ハリウッドでの欲求不満を解消するかのような、彼好みのアクションの連発だが、内容、演出がいかにも香港チックでいけません。体を張った甲斐がない作品になってしまっています。それがいいんだというファンはどうぞという感じでしょうか。ハリウッド進出で彼の作品がいい方向に向かうと思ったんだけどなあ・・(2001.12.2)
■悪魔のいけにえ The Texas Chainsaw Massacre (1974・米国)
■(監督) トビー・フーパー
■(出演)マリリン・バーンズ
■事実を元にした映画化。犯人が淡々と人を殺しつづける描写はドキュメンタリータッチで怖い。(1998.11.23)
■悪魔のいけにえ2 The Texas Chainsaw Massacre II (1986・米国)
■(監督) トビー・フーパー
■(出演)デニス・ホッパー
■一作目とは打って変って実にふざけた映画に。その時代の流行に合わせたコメディータッチで、デニスホッパーが大暴れする。(1998.11.23)
■悪魔の毒々モンスター The Toxic Avenger (1985・米国)
■(監督) ロイド・カウフマン
■(出演)アンドリュー・マランダ、ミッチェル・コーエン
■B級カルトホラーの名作(?)日本では結構人気に。勢いで続編も作られました。(1998.11.23)
■アサシン Point of No Return (1993・米国)
■(監督) ジョン・バダム
■(出演)ブリジット・フォンダ、ガブリエル・バーン
■仏映画「ニキータ」のリメイク。ジョン・バダムだし手堅く作ってあります。(1998.11.23)
■アザーズ The Others (2001・米、仏、スペイン)
■(監督・脚本・音楽)アレハンドロ・アメナバール
■(出演)ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、アラキナ・マン
■最後のどんでん返しも家族愛も「シックスセンス」の真似としか思えず、すべてそれよりも劣るので、なんとも。落ちが見えてくるまではそこそこ面白く見れるし、演出、演技に関しては、出来の悪い作品ではないけど、パクりと判明した途端に気分が萎えてしまった・・(2003.2.16)
■あした (1995・日本)
■(監督) 大林宣彦 (音楽)久石譲
■(出演)高橋かおり、宝生舞、植木等、林泰史
■「新・尾道」は心の繋がりと死を見つめるシリーズのようで、そこに大林が美しさや切なさを感じる様になったようだが、「旧・尾道」で感じられる切なさに通じるようで通じない気がするのは僕だけか。死者との再会と、心のつながりを描く作品で、すごくいい要素をもった作品なのだが、僕の求める大林ワールドとは違うのは、やっぱり奇麗事では終わらない人間のどろどろした描写があるからなんでしょうね。赤川次郎というのもやっぱ違うんだろうな・・。(2001.3.3)
■明日に向かって撃て! Butchcassidy and the Sundance Kid (1969・米国)
■(監督) ジョージ・ロイ・ヒル
■(出演)ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード
■強盗団のボス二人の青春映画。主演二人の掛け合いとドラマが実に楽しい。ラストは名シーンです。(1998.11.23)★(>DVDを買う)
■明日を夢見て L'uomo Delle Stelle (1995・伊国)
■(監督・脚本)ジュゼッペ・トルナトーレ
■(出演)セルジョ・カステリット、ティツィアーナ・ロダト
■人々がカメラの前だけで心を打ち明けるというアイデアはとても面白いけど、それを説明してしまう台詞があったのが残念。廃れていく過去への思い、閉ざされた世界からの脱出などは彼の映画に繰り返し登場する要素で、作家は大体どの作品でも同じ主張をするものだから、それにも文句はないし嫌いじゃないんだけど、この作品はあらゆる部分で「ニューシネマ」に縛られすぎのような気がする。(2001.1.31)
■遊びの時間は終わらない (1991・日本)
■(監督)萩庭貞明
■(出演)本木雅弘、石橋蓮司
■なかなか面白い発想で途中までは面白かったんだけど、押さえどころが間違ったんじゃないかなあ。(1998.11.23)
■アタック・ナンバー・ハーフ SATREE-LEX (2000・タイ)
■(監督)ヨンユット・トンコントーン
■(出演)チャイチャーン・ニムプーンサワット、サハーパープ・ウィーラカーミン、ゴッゴーン・ベンジャーティグーン
■実話を元にしたオカマちゃんバレーボール選手たちのスポ根サクセスストーリー。感動のラストに向かってのエピソードの積み上げ方はお世辞にも上手いとはいえないけど、十分に楽しめます。監督対組織、チームメイト間の確執、オカマ対社会等,もう少し人間関係をラストに向かって収束させられたらきっとめちゃくちゃ感動したと思う。強いメッセージがあるのに、明るく、楽しい、好感を持てる映画です。実話ってのがすごいですねえ・・ (2001.5.20)
■アダムスファミリー The Addams Family (1991・米国)
■(監督)バリー・ソネンフェルド
■(出演)ラウル・ジュリア、アンジェリカ・ヒューストン
■CMでもおなじみのアダムス一家。でも観るのはA.ヒューストンの怪演くらいか。(1998.11.23)
■アタメ Atame (1990・スペイン)
■(監督)ペドロ・アルモドバール
■(出演)アントニオ・バンデラス
■倒錯青年のお話。題意は「縛って」。スペイン時代のバンデラスを見てみるのもいいかも。(1998.11.23)
■穴 The Hole (2001・英国)
■(監督)ニック・ハム
■(出演) ゾーラ・バーチ、デズモンド・ハリントン
■修学旅行をブッチして洞穴(?)で過ごした高校生たちに起こる殺人事件。犯人の非情な人間性で衝撃を与えたいのは分かるんだけど、それは完璧に計画された上で実行されている犯行である必要があるはずで、そのうちの一部が実は偶然起こっている点でどうも釈然としない。もう少し脚本がきっちりすればすごく良いものになったような気がするが、納得いかない点が多くて。(2003.5.1)
■あなたのために Where the Heart Is (2000・米国)
■(監督)マット・ウィリアムズ
■(出演)ナタリー・ポートマン、ジェームス・フレイン
■ポートマン主演のヒューマンドラマ。身ごもっているのに彼氏に捨てられた女の子ががんばって生きていくお話し。ずいぶん前に飛行機の中で見たんだけど、プログラムピクチャーというか、テレビドラマっぽいというか、とても日本で公開される作品には思えなかった。いつの間にか公開されていたようです。(2001.5.29)
■(製作・監督・脚本)キャメロン・クロウ
■(出演)ビリー・クラダップ、フランシス・マクドーマンド、ケイト・ハドソン
■厳しい家庭に育てられた少年がロックを好きになり、あるバンドとコンサートツアーをともにして記事を書くことに。そのバンドの追っかけペニーと出会い・・・。監督自らの体験を実話を基にした映画のようです。青春時代を思い出すような感じと、ちょっとニューシネマっぽい感じがよかったかな。(2005.4.3)
■あの子を探して 一個都不能少 (1999・中国)
■(監督)チャン・イーモウ
■(出演)ウェイ・ミンジ、チャン・ホエクー、チャン・ジェンダ
■臨時に雇われた幼い臨時教師と生徒たちとの交流。子供たちの表情がとてもいい。お金のためだけに働いていた教師の心の変化は曖昧のままで、急に心が結び合ってしまうような気がしないでもないけど、ラストシーンはとても良いシーンで好き。イーモウの描く自然は美しいです。 (2001.11.10)
■あの夏、いちばん静かな海 (1991・日本)
■(監督)北野武
■(出演)真木蔵人
■聾唖者同士の青春恋愛作。台詞の少なさ、海の美しさ、そして死に対する美学と北野監督らしさが詰まっている。(1998.11.23)
■アビス THE ABYSS (1989・米国)
■(監督)ジェイムス・キャメロン
■(出演)エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストロアントニオ
■海洋ファンタジー大作。この頃からキャメロン映画の制作費は膨らみ始め・・・(1998.11.23)
■アバウト・ア・ボーイ About A Boy (2002・米国)
■(監督・脚本) クリス・ワイツ、ポール・ワイツ
■(出演) ヒュー・グラント、トニー・コレット、レイチェル・ワイズ
■ただの遊び人中年が子供に振り回されるコメディだと思ってたので、あまり乗り気じゃなかったんだけど、見て良かった。どちらかというと子供側から描かれていて、その子供と母親の物語は実は結構重いんだけど、主人公を絡めてコメディにすることで、すごく見やすく、感動できる話に仕上がっています。(2002.11.30)
■あぶない刑事 (1987・日本)
■(出演)館ひろし、柴田恭平
■何故に人気が出、何故に映画化されたのか不明。(1998.11.23)
■アブノーマル Bud Boy Bubby (1994・豪州)
■(監督・脚本)ロルフ・デ・ヒーア
■(出演)ニック・ホープ
■確かに異常な環境設定ではあるが、一種のファンタジーとみることもできる。裏わらしべ長者ですね(?)(1999.2.7)
■アフリクション 白い刻印 Affliction (1998・米国)
■(監督)ポール・シュレイダー
■(出演)ニック・ノルティ、 ジェームズ・コバーン、 ウィレム・デフォー、 シシー・スペイセク
■公開時は「白い刻印」。父親の暴力によって不幸な幼少期を過ごした主人公は幸せな家庭を築こうとするが、結局自分も同じような道をたどらざるを得なくなってしまう。自分の中にある凶暴性(=父親)と戦いながら、押さえつけることができずにおかしくなっていってしまう物語はうまく語れればすごいドラマになるはずなんだけど、主人公が犯した罪を弟から見た視点で描いているのと、変にサスペンスを絡めてしまったのが失敗のような気がする。地味な映画ですがキャストは芸達者な人たちがそろってます。(2002.9.16)
■アマデウス Peter Shaffer's AMADEUS (1984・米国)
■(監督)ミロシュ・フォアマン
■(出演)トム・ハルス、F・マーリー・エイブラハム
■モーツアルトの半生を描いた傑作。オスカー受賞。(1998.11.23)★(>詳細)
■雨に唄えば Singin' in the Rain (1952・米国)
■(監督)スタンレー・ドーネン、ジーン・ケリー
■(出演)ジーン・ケリー
■ミュージカル映画の名作。有名な雨に歌うシーンを観てみては?(1998.11.23)
■アメリ Amelie (2001・仏国)
■(監督・脚本)ジャン=ピエール・ジュネ
■(出演) オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ヨランド・モロー
■やっぱりジュネ作品だけにまともな話しじゃないと思った。ブラックな笑いが多いし、主人公を含め、フリーク(?)達が内の世界から飛び出して幸せになっていく物語だし。これが大ヒットするとなると、それに共感できる人が多いという事で、世の中相当病んでるかも。途中たるいところも多いけど、皆が幸せになるラストシーンはすごく素敵です。アメリ演じるオドレイがオードリーに似て可愛いい。(明らかに意識して作られているけど・・)(2002.1.6)
■アメリカン・グラフィティ American Graffiti (1973・米国)
■(監督)ジョージ・ルーカス
■(出演)ロン・ハワード、チャールズ・マーティン・スミス、ハリソン・フォード
■60年代のノスタルジックな青春映画。ルーカスの昔を懐かしむ思いが溢れる佳作です。(1998.11.23)
■アメリカン・ビューティー American Beauty (1999・米国)
■(監督)サム・メンデス
■(出演)ケビン・スペイシー、アネット・ベニング
■アカデミー5部門受賞が全く理解できず。アメリカの病んだ現状を集約したような家族をコミカルかつリアルに描く作品だが、全く笑えなかった。仮面家族が仮面を剥いだら楽になったという映画でも、剥がないようにがんばろうという映画でもないので趣旨も理解できない。評価されたってことは、アメリカ人はきっと大爆笑しているんだろうけど、ネタ的には笑える部分も多いものの、笑わそうという演出にも思えない。アメリカ以外で受け入れられるとは思えないんだけど。こんなアカデミー賞映画も珍しい。(2000.6.1)
■アラクノフォビア Arachnophobia (1990・米国)
■(監督)フランク・マーシャル
■(出演)ジェフ・ダニエルズ
■一時期ちょっと復活したパニック映画の昆虫モノ。悪くはないけど、スピード感が求められる時代に蜘蛛では苦しいかも。(1998.11.23)
■アリゲーター Alligator (1980・米国)
■(監督)ルイス・ティーグ
■(出演)ロバート・フォスター
■ずいぶん昔に観たのであまり覚えてないけど、ラストシーンは今でも定番で使われる方法ですが、怖かったです。(1998.11.23)
■アリス Allice (1988・スイス)
■(監督)ヤン・シュワンクマイヤー
■(出演)クリスティーナ・コホトバー
■有名童話をちょっと残酷にアレンジ。ストップモーションアニメと融合した不思議な雰囲気の実写映画。(1998.11.23)
■アルカトラズからの脱出 Escape from Alcatraz (1979・米国)
■(監督)ドン・シーゲル
■(出演)クリント・イーストウッド
■題材として良く使われる脱出不可能のアルカトラズ刑務所ものにイーストウッドとシーゲルの名コンビが挑戦(1998.11.23)
■アルタード・ステーツ/未知への挑戦 Altered States (1980・米国)
■(監督)ケン・ラッセル
■(出演)ウィリアム・ハート
■いろんな変わった映画を撮るケンラッセルだが、これはノーマルな方か。(1998.11.23)
■アルマゲドン Armageddon (1998・米国)
■(監督)マイケル・ベイ
■(出演)ブルース・ウィリス、ベン・アフレック
■内容は単純だが、迫力のSFXと力任せの演出に降参。映画館で見なければ面白さ半減でしょう。(1998.12.20)
■アレックス Irreversible (1998・仏国)
■(監督・脚本)ギャスパー・ノエ
■(出演)モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル
■「メメント」のような時間を遡るタイプのサスペンス。ただ、時間を遡ることで分かってくる謎は大したことはなく、それより過剰な演出と取ってつけたようなメッセージに興ざめも。原題もわざとらしい。後で「カルネ」のノエ監督作品と分かって、血なまぐささと興奮できないエロさには、なるほどと思うと同時に、やっぱメッセージは後からつけただけだなと納得。だってこの人ただの変態だもん。しかし、モニカは相変わらずの汚(さ)れ役ですねえ。ま、美人でここまで出来る役者はそういないか・・(2003.2.16)
■アンカーウーマン Up Close & Personal (1996・米国)
■(監督)ジョン・アブネット
■(出演)ロバート・レッドフォード、ミシェル・ファイファー
■女性キャスターのサクセスストーリー。キャストはそろったが中身が希薄で見ていられなかった。(1998.11.23)
■暗殺者 Assassins (1995・米国)
■(製作・監督)リチャード・ドナー (製作)ジョエル・シルバー
■(出演)シルベスター・スタローン、アントニオ・バンデラス、ジュリアン・ムーア
■脚本が甘いのか、編集で悪くなったのか、いずれにしてもキャラクターの魅力が引き出せていない。暗殺者3人の関係が説明不足で台詞や行動の意味が薄くなってしまった。その割に長い。残すところをきっちり絞り、切るべきところは切ればもっとスマートな映画になったような。悪い内容ではないだけになんか惜しい気がする。脚本はマトリックスのウォシャウスキー兄弟。 (2001.1.13)
■アンタッチャブル The Untouchables (1987・米国)
■(監督)ブライアン・デ・パルマ
■(出演)ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ
■パラマウント75年記念作。カポネとネスの有名対決をデパルマが見事に娯楽映画化。(1998.11.23)★ (>DVDを買う)
■アンダルシアの犬 Un Chien Andalou (1928・仏国)
■(監督・脚本)ルイス・ブニュエル
■ (脚本)サルバドール・ダリ
■奇才二人が手掛けた想像力あふれる短編。でもダリは絵のほうが断然いい。
■アンブレイカブル Unbreakable (2000・米国)
■(製作・監督・脚本)M・ナイト・シャマラン
■(出演)ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン
■題材としては決して悪いものではなく、前作同様現代社会の病理を嘆くシャマランの姿勢にはすごく共感できるんだけど、アイデアが恐ろしいほどチンケなためどうしても観客を納得させるまでにいたっていないと思う。予告の大風呂敷の結果がイカれたマンガオタクじゃねえ・・・。ヒーローモノの最初の10分なら面白かったけど。 (2001.2.17)
■感想