「み」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■ミクロキッズ Honey, I Shrunk The Kids! (1989・米国)

■(監督)ジョー・ジョンストン
(出演)リック・モラニス、マット・フルーワー、マーシャ・ストラスマン

■父親の実験の手違いで小さくされた子供たちがジャングルと化した庭先で大冒険する。ちょっとしたアイデアだけどSFXをうまく使って、無難に楽しませてくれます。 (2000.8.14)


■ミクロの決死圏 Fantastic Voyage (1966・米国)

■(監督)リチャード・O・フライシャー
(出演)スティーヴン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、アーサー・ケネディ

■画家ダリがデザインした体内をミクロ化されたクルー達が探検する。ストーリーはSFなんだけど、体内が幻想的なデザインとなっているため、不思議な感覚の映画になっています。 (2000.8.14)


■ミザリー Misery (1990・米国)

■(監督)ロブ・ライナー (原作)スティーブン・キング
(出演)ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ

■キング原作のストーカーホラー。狂信的な女性を演じたベイツはオスカーを受賞し、一躍トップ女優に。個人的にはそれほど面白くも怖くもなかったけど、足を折るシーンだけはいまだに痛くて見れない。悪趣味なシーンだと思いません?(2000.8.14)


■Mr,インクレディブル The Incredibles (2004・米)

■(監督・脚本)ブラッド・バード

■超人的な能力を持った家族の活躍と親子の絆を描く。ヒーロー達の能力やキャラクター、ストーリー展開にはそれほど新しさは感じはないけど、テンポが良いし、基本的に夫婦や親子のいいお話なので楽しく見れます。(2005.6.5)


■ミスター・ルーキー (2001・日本)

■(監督・脚本)井坂聡
(出演) 長嶋一茂 、鶴田真由、橋爪功

■ 夫婦のドラマの部分は二人の名演もあって、とてもいい。これは多分演出というより、台詞の良さだと思う。「台詞」という仕事を担当した女の人の上手さなん でしょう(エンドクレジットに出てた)。鶴田真由が良すぎ。惚れた(?)。ただ、阪神が優勝するまでの過程の描き方がいい加減すぎてスポーツ物の感動が薄 すぎる。野球のシーンをリアルにしたかったみたいだけど、確かに選手が皆上手い点ではリアルだけど、テレビのリアルさだと思う。現場で見ている雰囲気を出 して欲しかった。それより、チームメイト達との交流や試合運びがいい加減すぎて。そこが良ければ名作になれたのに。 (2002.4.28)


■ミスティック・リバー Mystic River (2003・米)

■(製作・監督・音楽)クリント・イーストウッド
(出演)ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンス

■ 脂の乗ってる男優3人による犯罪劇。主役級3人の演技には脱帽って感じです。特にロビンスはすごくてアカデミー賞もこの勢いのまま取ってしまうんでしょう ね。日本では盛り上がってますが渡辺謙もさすがに彼が相手ではって感じです。物語は余りに切なく、救いがなさ過ぎるので、いいとはとても言えない、という か言いたくないけど、イーストウッドの物静かな演出は相変わらず渋くて好きです。(2004.2.28)


■ミステリー・トレイン Mistery Train (1989・米・日)

■(監督・脚本)ジム・ジャームッシュ
(出演)工藤夕貴、長瀬正敏

■ プレスリーの町、メンフィスのとあるホテルとその周辺で同じ時間に起こる出来事をオムニバス風に描く。そこを訪れる日本人、イタリア人、イギリス人、アメ リカ人の描き方が巧くて面白い。ジャームッシュって町の隅っこで起こる日常的な出来事を描くのがうまい人です。メジャーにはなれないかもしれませんが、僕 は好きです。(2000.8.14)


■ミス・ポター Miss Potter (2006・英・米)

■(監督)クリス・ヌーナン
(出演) レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン、ビル・パターソン

■ ピーターラビットの原作女性作家を描いた作品。美しい純愛物語に久々に心が洗われました。もう今の時代ではとても耐えられないだろうと思っていた純愛物語、しかも30代の男女の、まるで初恋のような純真な気持ちでお互いに慕い合うなんて一見無理がある物語なのに。ピーターラビットという今でも愛されるかわいいキャラクターを生み出した女性のイメージとその物語がうまく合ったことと、何よりレニーとユアンの台詞に現れない感情を表現するすばらしい演技によって、この映画がこれほど美しい映画になったのだと思います。(2007.11.3) >詳細


■道 La Strada (1954・伊国)

■(監督・脚本)フェデリコ・フェリーニ
(出演)アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ

■フェリーニの名作ロードムービー。自分の存在意義を見つけ出したかった少し知恵遅れ気味の女性と彼女への愛が徐々に芽生える無骨な旅芸人の切ない物語です。ニーノ・ロータの切ないメロディが印象に残ります。 (2001.2.24)


■未知との遭遇・特別編 Close Encounters of The Third Kind: The Special Edition (1980・米国)

■(監督・脚本)スティーブン・スピルバーグ
(出演)リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー

■ スピルバーグの宇宙への憧れが純粋に表現された名作SFファンタジー。それは彼または主人公の日常からの脱却と精神的な開放の願望と巧みにリンクしてお り、宇宙人と出会えることによって実の世界が地球から宇宙へと広がるのと同様、心の世界が開放されていくラストシーンは何ともいえない感動に浸れます。(2000.8.14) (>DVDを買う)


■ミッション:インポッシブル MISSION: IMPOSSIBLE (1996・米国)

■(監督)ブライアン・デ・パルマ (製作・出演)トム・クルーズ(音楽)ダニー・エルフマン
(出演)ジョン・ボイド、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノ

■ 「スパイ大作戦」の映画化。個人的には思い入れはないけど、音楽や決り文句などがうまく使われておりファンにはたまらないかもしれません。ストーリーも良 く練ってあるし、エルフマンの音楽に乗ったラストのアクションシーンも大迫力。レノが演じるキャラクターが間抜けすぎるのを除けば完璧な娯楽スパイアク ションです。(2000.8.14) (>DVDを買う)


■ミッション:インポッシブル2 MISSION: IMPOSSIBLE 2 (2000・米国)

■(監督)ジョン・ウー (製作・出演)トム・クルーズ
(出演)ダグレー・スコット、アンソニー・ホプキンス

■ ウーのアクション演出は相変わらず格好よく、今回は銃撃よりもカーアクションや格闘アクションに重点が置かれ、新鮮な楽しさもあった。特にバイクアクショ ンは今までにない面白さで流石のところ。ただし、脚本があまりに単純で、真直ぐすぎるので、前作のようなお話しとしての面白さがないのが残念。恋物語もつ まらない。007なら許されるかもしれないけど。ストーリーまで香港映画になっちゃったなあ。(2000.8.14)


■ミッドナイト・ラン Midnight Run (1988・米国)

■(監督)マーティン・ブレスト (音楽)ダニー・エルフマン
(出演)ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン

■デニーロが精力的に映画に出演していた頃の一本。その頃の彼の主演映画であまり好きなものはないんだけど、この映画も然り。ノーマルなコメディやらアクションやらでは彼の個性が生きてこないような・・(2000.8.14)


■ミツバチのささやき El Espiritu De La Colmena (1973・スペイン)

■(監督・脚本)ビクトル・エリセ
(出演)アナ・トレント、イザベル・テリェリア

■映画で見た「フランケンシュタイン」に魅せられた少女を描く不思議な物語。アナ・トレントの魅力とドラマの不思議な魅力は感じるのだが、この映画を十分理解しているかどうかは自信がないというのが本音。 (2000.8.14)


■ミミック Mimic (1997・米国)

■(監督)ギレルモ・デル・トロ
(出演)ミラ・ソルビーノ、ジェレミー・ノーサム

■擬態によって人間に姿を変えるクリーチャーと人間の戦い。数ある似たようなファンタホラーの中では、そこそこ面白い方ではないでしょうか。(2000.8.14)


■ミュータント・タートルズ Teenage Mutant Ninja Turtles (1990・米国)

■(監督)スティーヴ・バロン (製作総指揮)レイモンド・チョウ
(出演)ジュディス・ホーグ、イライアス・コティーズ

■子供に人気のキャラクターが映画に。突然変異で普通の亀がなぜか二足歩行の忍者ガメに。なぜか見たんだけど、こういうキャラが受けるのって、アメリカらしいですよね。ゴールデンハーベストが作ったとは知らなかった。 (2000.8.14)


■未来世紀ブラジル Brazil (1985・米、英)

■(監督・脚本)テリー・ギリアム
(出演)ジョナサン・プライス、キム・グライスト、ロバート・デ・ニーロ

■ギリアムの傑作SF。ブラックユーモア、舞台デザイン、キャラクター設定等、すべてにギリアムらしさが爆発した渾身の一作。彼の社会風刺の視点と舞台デザインが大好きなんですよね。アウトローの配管工タトル役のデニーロがお気に入りです。(2000.8.14) (>DVDを買う)


■奇蹟/ミラクル 奇蹟 (1989・香港)

■(監督・脚本・出演)ジャッキー・チェン
(出演)アニタ・ムイ、グロリア・イップ

■アクションが少ないジャッキー映画。ということは脚本や演技の比重がとても重くなると思うんだけど、そこを彼の映画に求めるのは難しい、というより僕は求めていない。ということはあまり面白くないってことで・・ (2000.8.14)


■ミラグロ/奇跡の地 The Milagro Beanfield War (1988・米国)

■(製作・監督)ロバート・レッドフォード
(出演)チック・ヴェネラ、ルーベン・ブレイズ

■いい映画を撮るレッドフォードだが、この映画に関しては策士策におぼれると言うか、気合が空回りしたと言うか、映像や演出があまりに作為的すぎて、いまいちノれなかった覚えがあります。 (2000.8.14)


ミリオンダラー・ベイビー Million Dollar Baby (2004・米国)

■(製作・監督・脚本・出演)クリント・イーストウッド
(出演)ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン

■「切ない」というよりも「やるせない」映画が最近大好きなイーストウッド。このどうにも救われない物語がどう彼の心に響いているのかはよく分からないけど、個人的には、一生懸命生きる人間が馬鹿を見て、勝手な奴ばかりのさばる、という内容を批判的ではなく、さらっと描かれてしまうとどうも違和感がある。自分の心や人間の暗部を抉り取るような暗い映画は好きだけど、どうにもこういう映画はつらくて。 (2005.8.21)


■みんなのしあわせ La Comunidad (2000・スペイン)

■(製作・監督・脚本)アレックス・デ・ラ・イグレシア
(出演)カルメン・マウラ、エドゥアルド・アントゥニャ、マリア・アスケリノ

■スペイン発のブラックコメディサスペンス。大金に目がくらんだ13人の壮絶な殺し合い。脚本的にはちょっと粗っぽいものの、ヒッチコックをすごく意識した映像や遊び心いっぱいの映像で結構楽しく見れました。(2003.1.12)

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