■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■もういちど Innocence (2000・豪州、ベルギー)
■(製作・監督・脚本)ポール・コックス
■(出演)ジュリア・ブレイク、テリー・ノリス、チャールズ・ティングウェル
■死期が近いおばあさんに振り回されるおじいさん二人の話、っていってしまうと言いすぎかな。途中まで老人の恋愛と性を描く映画で、それなりに見れたんだけど、何だか締めでおかしくなって、そんな感想になってしまった。(2002.11.30)
■モダン・タイムス Modern Times (1938・米国)
■(製作・監督・脚本・音楽)チャールズ・チャップリン
■(出演)ポーレット・ゴダード、チェスター・コンクリン
■工業社会を批判した、社会風刺色が強いチャップリンのコメディ。社会風刺映画はテーマが普遍的か、リアルタイムで見るかでないと、正しく理解するのは難しいと思う。チャップリンの笑いの質と社会批判は共存できないと思うのは、その時代を生きていないせいなんでしょうね。 (2000.8.19)
■もののけ姫 (1997・日本)
■(監督)宮崎駿
■宮崎アニミズムの集大成。自然と人間との共存を探るも、それは難しいと結論付ける作品だが、「ナウシカ」、「トトロ」を経由して本作に帰結するのは少し納得できないところもある。一貫して自然への畏敬の念を失った人間を批判し、それを回復させようと奮闘してきた彼だが、それも限界ということなんでしょうか。そうと知りつつ頑張りつづけたのがそれまでの作品だと思ってたんですが。 (2000.8.19)
■モモ Momo (1986・西独、伊)
■(監督・脚本)ヨハネス・シャープ (原作)ミヒャエル・エンデ
■(出演)ラドスト・ボーケル、ジョン・ヒューストン
■エンデ原作童話の映画化。原作もそうだけど、あまりにメッセージが見え見えで、物語にうまく溶け込んでいない印象を受けた。原作も映画も「ネバーエンディング・ストーリー」の方が良くできてると思う。 (2000.8.19)
■モルグ/死体消失 Mattevegten (1994・デンマーク)
■(監督・脚本)オーネ・ボールネダル
■(出演)ニコライ・コスター・ワルドー、ソフィー・グラーボエル
■「ナイトウォッチ」の後に見たんだけど、あまりに同じ作りでがっかり。まあ同じ人が作ってるんだからしょうがないかもしれないけど、有名な俳優使って、英語で作り直してもしょうがないと思うんだけどなあ。っていうのは「ナイトウォッチ」の方で書くべきなんだろうけど。役者はこっちのほうがいいような気がします。(2000.8.19)
■モンキー・シャイン Monkey Shines (1988・米国)
■(監督・脚本)ジョージ・A・ロメロ
■(出演)ジェイソン・ベギー、ジョン・パンコウ
■ロメロのホラー映画だけど、「ゾンビ」シリーズと比べるとずいぶん見劣りする。ロメロである必要もない内容だし、ロメロらしさも感じられなかった。良くも悪くもゾンビのために生まれてきたような人だと思います。(2000.8.19)
■モンスターズ・インク Monsters. Inc. (2001・米国)
■(監督)ピート・ドクター (脚本)アンドリュー・スタントン
■(声の出演) ジョン・グッドマン、 ビリー・クリスタル
■「きっと君はわすれるだろう」てなポスターのコピーに突然見たくなっちゃって。相変わらず、笑い、アクションのてんこ盛りで、僕の大好きな美女(?)と野獣的なちょっぴり切ない物語にもなっていて、楽しい時を過ごせました。コピーどおりの展開じゃなかったのと、「笑い」エネルギーの発見が劇的になってなかったのが少し残念ですが、わざと劇的にしないようにしているのが「らしい」ところなんでしょうね。ピクサーは本家よりもずっといい作品を作ってます。CGが不得意な描写に果敢に挑戦してて、見事に達成してるのもさすがです。(2002.4.28) (>DVDを買う)
■感想