「ゆ」で始まる映画の感想。(はオススメ)


検索したい映画があるときは使用ブラウザの「ページ内の検索」で探してください

                      ぬ                     

■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■勇気あるもの Renaissance Man (1994・米国)

■(監督) ペニー・マーシャル
(出演)ダニー・デビート、グレゴリー・ハインズ

■出来の悪い兵士とリストラされてやってきた教師の物語。授業を通して心を通わせながら、お互いの優しい気持ちを引き出すという、マーシャルらしい作品。彼らの交流の部分はすごくいいんだけど、もう一歩、各々のキャラクターたちに踏み込んでいたら、すごくいい作品になっていたような気がする・・。(2000.11.4)


■U-571 U-571 (2000・米国)

■(監督・脚本)ジョナサン・モストウ
(出演)マシュー・マコノヒー、ビル・パクストン、ハーベイ・カイテル

■独軍Uボートの暗号化装置を巡る米軍潜水艦兵達の活躍を描く。戦争シミュレーションゲームとしてみると面白いけど、副艦長の成長物語としてはちょっと甘いし、ドイツ系米兵の苦悩はもう少し大きく取り上げるべきで、ドラマ的には不満。娯楽とはいえ、それを盛り上げるためには人間ドラマが必要でしょ。まあ、それを感じさせないほど勢いのある映画でしたけどね。でもそんな単純娯楽モノを軽々しく”捧げ”られちゃ困るけど・・(2001.7.1)


■優駿 ORACION (1988・日本)

■(監督)杉田成道
(出演)斎藤由貴、緒方拳

■宮本輝原作小説を当時勢いがあっていろいろ手を出していたフジテレビが映画化。競走馬に夢を託した一家のサクセスストーリー。無難にまとまっていたような気がしたけど、スポーツ物としての盛り上がりがあっても良かったような・・ (2000.8.23)


■遊星からの物体X The Thing (1982・米国)

■(監督)ジョン・カーペンター
(出演)カート・ラッセル、ウィルフォード・ブリムリー

■SFホラーのカーペンターによるリメイク。オリジナルも有名だけど(未見)、この作品も面白い。誰がモンスターに寄生されているかを巡り仲間が混乱していく過程は緊迫感があるし、暗いラストシーンも好き。 (2000.8.23)


■U・ボート Das Boat (1981・西独)

■(監督・脚本)ウォルフガング・ペーターゼン
(出演)ユルゲン・プロフノウ、ヘルベルト・グリューネマイヤー

■ドイツテレビ作品の再編集映画化だそうです。オリジナルは観たことはないけど、必至で生き抜く潜水艦員の姿の力強い描写と悲劇的な衝撃のラストシーンはテレビ作品とは思えないほどの凄さです。ペーターゼンは最近はハリウッドでも撮ってるけど、この作品を越える作品はないと思います。完全版も出てるようなので、ぜひ観てみたいですね。音楽もすばらしい。(2000.8.23) (>DVDを買う)


■U.M.A.レイク・プラシッド Lake Placid (1999・米国)

■(監督)スティーブ・マイナー
(出演)ビル・ブルマン、ブリジット・フォンダ、オリバー・プラット

■人里はなれた静かな湖に現れた巨大ワニと人間との戦い。どこか抜けてるキャラクターたちといい、小ぢんまりした脚本に無茶な展開(だけど許せる)といい、どう見てもB級映画。一流のスタッフ、キャストたちが楽しんで作ったB級映画として面白く観れました。舞台の湖とか老女とか、「13日の金曜日」の監督が同作をパロったとも取れます。 (2000.11.4)


■夢 (1990・日、米)

■(監督・脚本)黒澤明
(出演)寺尾聰、いかりや長介、笠智衆、マーティン・スコセッシ

■夢をテーマにしたオムニバス映画。黒澤の絵画的なイメージがそのまま映像化されていて美しい。メッセージ色の強いエピソードもあるが、単純に彼の映像美を楽しんでも良い作品だと思う。「狐の嫁入り」のエピソードがお気に入りです。(2000.8.23)


■夢を生きた男/ザ・ベーブ The Babe (1991・米国)

■(監督)アーサー・ヒラー
(出演)ジョン・グッドマン、ケリー・マクギリス

■ベーブ・ルースの半生を描いた作品。有名なものを含め一通りのエピソードを描いてはいるが、物足りなかった。伝記映画でなかなか難しいものですね。どうしてもエピソードを並べるだけになってしまうんでしょうね。(2000.8.23)


■ゆりかごを揺らす手 The Hand That Rocks The Cradle (1991・米国)

■(監督)カーティス・ハンソン
(出演)レベッカ・デモーネ、マット・マッコイ

■ちょっとしたサイコホラー映画のブームを作った作品。医師の夫がセクハラをしたと訴えられ、ショックで流産をした女が復讐のため、乳母として訴えた家庭にもぐりこみ、子供を奪い、家族を崩壊させていく。清純なイメージがあったデモーネが恐ろしいサイコ女性を演じてびっくりした。(2000.8.23)


■ユリョン (1999・韓国)

■(監督)ミン・ビョンチョン
(出演)チェ・ミンス、チョン・ウソン

■レッドオクトーバーと沈黙の戦艦を合わせたような作品。輸入制限があると、どうどうとパクれるってとこかな。にしても、反乱を起こした人間とそれについて行く乗組員達のキャラ設定が不十分だし、主人公の過去と戦争を阻止した大儀も不明なため、全く感情移入できない。話に抑揚もないし。しっかりやればそれなりに面白くなったと思うけど。(2003.5.1)


■許されざる者 The Unforgiven (1959・米国)

■(監督)ジョン・ヒューストン
(出演)バート・ランカスター、オードリー・ヘップバーン

■オードリー出演の西部劇。彼女がインディアンというのには多少違和感を感じた。西部劇といえば銃撃アクションの娯楽映画という時代だと思うが、インディアンを題材にしたまじめなドラマだったような。そんなにつまらなかった印象もないけど、あまりしっかり覚えていない。 (2000.8.23)


■許されざる者 The Unforgiven (1992・米国)

■(製作・監督・出演)クリント・イーストウッド
(出演)ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン

■イーストウッド監督主演のオスカー受賞西部劇。彼自身の映画人生が重ね合わせられるような役柄の主人公は魅力的だし、演出力も確かなのはわかるけど、個人的には物語はあまり好みじゃなかった。作品賞受賞も長年西部劇で頑張ってきた彼への記念的な部分も多分にあるような。彼自身の老練な魅力や物語的な魅力を感じる作品が他にもたくさんあるし。 (2000.8.23)

                      ぬ