ネタ層

第十一層







デラプトル・モチマッズイ<化石標本> 〜たまこまーけっと〜
2013-04-26



古生物学と分岐分類学への冒涜。

<副題;たまこまーけっと=イノセンス説(笑)>

「けいおん!」のメインスタッフが遂に送り出した京アニオリジナルアニメ。
当方が忙しくてすっかり滞っているうちに始まって終わってしまったのは不覚でしたが
まぁともかく。

いやーすんげぇよかったです。
なんかもう演出がキワキワなとこまで行ってる。見る側が一番気になるはずの所を
可能な限り言葉にせずに画面の隅や空気で間接的に語るという
けいおんでも見られた山田尚子監督の手法が全面的に出てます。
一時たりとも画面を見逃せない。そこまでしても何か見逃す(笑)
しかも骨子が「他愛なく平和な日常」だから過剰に期待して見てると
カタルシス的「見返り」が全然ない(笑)
いやコレは見る人を選ぶわ。俺は大好きだけど。

以前から考えてるネタ持論として「けいおん!=GHOST IN THE SHELL」説ってのがありまして。
物語の骨子やセリフ回しを抽出すると一見非常に原作に忠実に見えるんですが、
実際画面を見た印象・ニュアンスが原作と全く違うという意味合いにおいて
原作「攻殻機動隊」×押井版「GHOST IN THE SHELL」と
原作「けいおん!」×京アニ山田版「けいおん!」は似てるなぁという
まぁあくまでネタレベルの話なんですが。

今回は割と真面目に「たまこまーけっと=イノセンス説」が成り立つんじゃねぇかなとか(笑)

確かご本人も当時どこかで仰ってた気がするんですが、「イノセンス」の頃の押井監督って
物語とかテーマとかに興味が無いんですよ(笑)
オーディオコメンタリーでも画面づくりでの自慢と苦労話しかしてない。
演出とかはすげぇ凝ってるんですが、内容といえば実は「とある刑事が仕事で出張して帰ってきた」
だけなんですよねイヤホント。一応素子との再会という山はあるけど、
バトーのもとに戻ってきたわけじゃ全然なくて。
心の拠り所を失ってあーもーこんな毎日どーでもいーやーって自暴自棄になった男が、
ルーティン的な仕事の中で、失ったと思ったものが完全に失われたわけでもないと知って、
こんな毎日だけどまぁそんなに悪くないかもな、で終わる話なんですね。

んで「たまこまーけっと」。演出とかはすげぇ凝ってるんですが、
テーマとしては毎日平和で楽しくて幸せだねというそれだけの話で、
デラという非日常を得ることから始まるけどそのデラたちもあっというまに平和な日常に取り込まれて、
断片的には「いつかこんな日々も終わるのかもしれない」と思わせつつ、
またラストではデラたちとの別れを連想させ今こそ終わりが来たかと思わせながら、
花屋の小野大輔姉さんによるかなり強引な回収作業(笑)により
「いつか終わる日々かもしれないけど、今終わらなくていいのならまだこのままでいいよね」と
高らかに宣言して終わる話。
よう似とる(笑)

けいおんでは無かった要素もふんだんに織り込まれ、特にもち蔵くんの恋の行方は結構期待したんですが、
残念ながらデラと一緒に「まだいいよね」に回収されてしまった(笑)まぁ最初からこの終わり方に
するつもりだったのならまぁしょうがねぇか(笑)ガンバレもち蔵。

とまぁそんなワケで「押井守監督好きな俺が山田尚子監督にハマるのは必然だったんだよ!!」
などと勝手に盛り上がったりする程度のネタ論ですが、
このまま行くと山田監督が押井監督同様ファンも含めて解る人にしか解らないタコツボ化するんじゃないか
とゆー若干の大きなお世話的不安がないでもない(´∀`)y─┛~~
「次」はどんなので来るのか、それが楽しみです。


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<ネタバレ>永遠疑問のチキンオアエッグ<シュタゲ劇場版>
2013-06-03











3コマ目でスパッと終わるうっすいギャグのつもりが暴走した。

劇場版「STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」
運良く拡大上映で家の近くに来てくれたのでなんとか見ることが出来ました。
ミンゴス萌え宮野真守萌え超オカクリ萌え映画でしたいやーオカクリ好きで良かった(笑)
頭で考えると確かに蛇足は蛇足だし本編に比べると色々作りが甘くてツッコミどころは多数あるし
初めて見る人を全く考慮しないある意味潔さもどうかと思う分はないではないですが。
キモチ的にはとっくにオカクリ脳なので(笑)たいへんよかったです。
ファンムービーに徹しつつもアマアマでなく紅莉栖に葛藤を背負わせたのがいいですねー。
基本物わかりがいいけど根っこで納得できないことは絶対納得せず
右脳と左脳の間でグルグル回るのが紅莉栖の魅力ですね。
ラストのやり取りはおいしすぎるだろー。




ダルパン
2013-06-05



ロゴが本体のダジャレ。


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魔法少女チキチキ
2013-06-04



知人の小池定路氏作「魔法少女チキチキ」が先日新装版をもって
単行本としてめでたく完結!ヽ(・∀・)ノマジメデタイ

魔法少女チキチキ 上
魔法少女チキチキ 下

ほのぼのニヤニヤほろっとマジでオススメな漫画ですので気になったら是非!!ヽ(`∀´)ノ


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いまさら春アニまとめ
2013-08-14



冬はマジで「たまこまーけっと」しか見てなかった俺ですが
'13春は4本見てたからかなり頑張ったほうだ(笑)

・「ゆゆ式」と「むろみさん」見てると
「…好きな漫画がアニメ化されることをもう恐れなくて良い時代が来たのか!?」
と錯覚する(笑)特にゆゆ式はアニメ化第一報聞いて真っ先に不安になっただけに
あそこまで完璧なアニメ化例になるとは驚きました。
・「魔王さま」は食い足りない所も多かったけど単純に面白かったし何より
日笠陽子丸出しのエミリアが良かった(´∀`)
・ガルガンティアは春アニメ「最大の成果」でした。

各作品もっと語りたいこと山のようにあるんだけど(特にガルガンティア)
今はとにかくじかんがないのでここまで_ノ乙('A`)_
あ、この夏はガッチャマンクラウズイチオシ&時々恋愛ラボな感じです。


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「フジイもカトウもかわいいよ」〜直球表題ロボットアニメ〜
2013-07-26



カトウ「知ってるわ(笑)」
東京MXゆゆ式〜ゴルゴ13の流れでなんとなく見ていた直球表題ロボットアニメ。
なんじゃこりゃ→ラジオみたいでえれぇオモロイ→サイシュウワ
「…やられた何この た っ た ひ と つ の 冴 え た や り 方 」
TV放送版ラストのSFとしてのあまりの美しさに大号泣ですよ。その上で見る
配信/ディスク版ラストが楽しい(笑)意外な大収穫でした。
勢いでBD/CD全部揃えちゃったよ!


モリ「フジイあざといわぁ〜」
2013-07-27



ゲベ「きゅんきゅんメガネは世界一ィ〜」
デザインならカトウ、キャラならモリが好きなんだけど、ここはやはり西明日香嬢の天然才能にエールを。
「洲崎西」超面白いです。


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