やはり設定は高校生あたり・・・かな?
2人は既にラブラブ設定〜☆



「SPOT」






「烈兄貴〜、じゃんっ♪
 このCD聴きたがってたろ?」
「あぁ、どーしたんだ?」
「友達が持ってたから借りてきた。聴く?」
「うん。サンキュ」
「なんだよ、そっけねーな。
 いつでも兄貴のことを考えてるこのオレの並々ならぬ愛情に
 気づかないわけ?」
「さぁ?」







この声がボクの名前を呼ぶ瞬間。







「なんだよCD入りっぱなしになってんじゃん」
「あー、さっきまでそれ聴いてたから。しまうから貸して。」







お互いの指先がそっと触れあう瞬間。







「兄貴ってこういう系好きだよなー。
 オレにはちょっとつまんないけどなー」
「じゃぁ、ここで一緒に聴かなくてもいーよ。
 1人で聴くから」
「・・・いーんだよっ。兄貴が聴くならオレも聴く」
「・・あ、そ。」







ボクを見つけて顔をほころばせる瞬間。







「なぁ、さっきから何読んでんの?」
「別に」
「・・・・サッカー雑誌?」
「どっかのスポーツバカの話についていけないからお勉強」
「愛だな」
「勤勉家って言ってくれ」
「・・・勤勉家・・ね」







暖かな手がボクの髪に触れる瞬間。







「ニヤニヤすんなよ。気持ち悪いから」
「顔も見ないでそーゆーこと言うなよなっ」
「間違ってないだろ?
 お前の表情くらい、声聞けばわかるんだよ、バーカ」







互いの視線が絡み合う瞬間。







「そーだな。オレも声聞けば兄貴が思ってることくらいわかるもんなー」
「どーだか」
「例えば、今は・・・ホントはもっと素直になりたいって思ってるだろ?」
「・・・ハズレ」
「いーよ。素直じゃないとこも好き」
「愛だね」
「まーな」







そんな時にボクらの周りからすべての音と色が消えて。
そうして世界がボクらを失った時
ボクは豪と2人だけの世界を手に入れる。
そんな、刹那は
普段は生活の中に埋もれているけど。
ボクらはその愛しい刹那をいつも探してる。



Fin.


ひぃぃぃっっっ!!! クサすぎ良太郎!!!!!(錯乱中) でもいいの。こういうのが書きたい気分だったの。 モチーフは「AQUA LOVERS」byT.M.Revolution。 それにしても。 あぁ、小学生が書きたいのに書けないっっ(>_<)!! NOVELのTOPへ戻る HOMEへ戻る