ラウンド2. 病院にて。



前回、烈にボコボコにされた豪は、現在病院で療養中。(烈さん、やりすぎですよ!)
ちなみに病院ではエッジと相部屋(笑)。
心配して毎日看病に来る烈。<自分でやっといて心配もなにもないけどね。
烈が来るから必然的にブレットも(エッジの見舞いを装って)お見舞いに参上。

と、まぁそんな設定です。




ブ「エッジ、今日も見舞いに来てやったぞー・・・ん?
  なんだ、まだレツは来てないのか」
豪「お前、こいつ(エッジ)の見舞いに来てんだろ?!
  アニキにちょっかい出すなー!」
ブ「レツを取られるのが嫌なら取られないようにすればいいだろう。
  ま、その体じゃ無理だと思うが?」
豪「むきー!!」


コンコン
ガチャ


烈「ごぉー?」
豪「あに・・・」
ブ「レツー!!今日も相変わらずプニプニだな」
烈「(むっ)ごぉ、お前の好きなリンゴ買ってきたぞ」
豪「まじ?ありがと、アニキーv」
烈「今むいてやるから」
豪「うん!!」←ラブラブだな、おい。
エ「リ、リーダー・・・?」
ブ「ぐぬぬぬぬぬっ」


烈「はい、豪。」(お皿に盛って出す)
豪「・・・あにきー(泣)」(両手ギプスで食べれない)←どんな怪我してんだ豪!
烈「しかたないなー。じゃー、はい。あーん」
豪「え・・///」
烈「自分で食べれないんだろ?食べさせてやるから口あけろよ」
ブ「はい。あーん(パク)」(ブレ横取り)
豪「・・・!!!!」
烈「ブレットぉ〜!!!(怒)」(両頬を引っ張る)
ブ「んにににににににににっ」
豪「兄貴っ。もっとやってやれ!!」
烈「豪のために剥いたんだぞっ、僕が!」
ブ「す、すまん・・・つい」
烈「んもうっ。はい、豪、あ〜ん」
豪「あーん。ムグムグ・・・ごくん」
烈「おいしい?」
豪「アニキが剥いてくれたのに、不味いわけねーじゃんっ。
  もう1コーvv」
烈「はい、あ〜ん」
ブ「(あいつ、弟という立場を利用しやがって・・)」
烈「あ、エッジくんも食べる?」
   ↑豪のせいで怪我したエッジには一応気を使っている(笑)。
エ「え、あ、サンキュー・・・」
ブ「すまんな、レツ。これは俺からのお礼(?)だ」(割りこみ)
 烈の腰に手を回して引き寄せる
ブ「だっ!」(フォークが突き刺さる)
豪「あ、わりぃ。手が滑った」←両手ギプスなのに!愛のなせる技?
ブ「・・・HAHAHA」
 2人取っ組みあう(笑)
豪「てめーはエッジの見舞いに来てんだろーがっ!!
  そいつの面倒見てやれよっ。」
ブ「ゴー・セイバ!お前はまだ傷を増やしたいらしいなっ!!」
烈「ちょ・・2人ともやめてよ」
豪「てめー、怪我人に何しやがるっ」
ブ「そんなことオレの知ったことか!」
烈「ねぇ・・ちょっと・・もー・・ヤメロってば!!!」

 取っ組み合った格好のまま動きが止まる2人。

烈「豪!お前それ以上怪我したらどーすんだっ。
  ブレットくん!もーこれ以上うるさくするんだったら外出てよ!
  ここ病院なんだからね!」
豪「だって、兄貴・・こいつが・・」
烈「2人とも返事は?!」
豪・ブ「「はいっ」」
烈「よしっ」←満足した(笑)
豪・ブ「「(こ、こえー・・・)」」
烈「豪、まだ残ってるけど、・・・食べるか?」
豪「え?あ、うん。また剥いてくれんの?」
烈「しょうがないだろ、豪剥けないんだもん」
豪「えへへ〜」
ブ『ちくしょう。ゴー・セイバばかりいい目見やがって・・・』
エ「ところで、リーダー。(期待はなしてないけど)リーダーは
  オレに見舞いの品はないわけ・・・?」
ブ「あるわけないだろう」
エ「(いいけどね・・・別に・・・・・ブツブツ・・)」
豪「チームメイトが入院してるってのに、冷たいヤツだよなー」
烈「豪、そういう本当のコトは言ったら失礼だろ?(コツン)」
豪「やー、悪ぃ、悪ぃー」(悪いとは全く思ってない)
烈「でも、普通は友達が入院したら優しくしてあげるよね」
豪「あ、ほら、ブレットって頭ん中凍ってるのかもよ?
  いっつもクールクールってうるせぇし」
烈「あ、それはありえるねー。はい、豪、あ〜ん。」
豪「あ〜ん」(ぱく)
烈「はい、エッジくん。あ〜ん」
エ「さんきゅー」(はく)
ブ「(ぷるぷるぷるぷる)」

    バターン!!!

ミ「ゴー君、怪我したってホントー?!」
烈「ミ、ミハエル・・くん?」
ミ「うっわー、スゴイ怪我。どーしてこんなヒドイことに?」
烈「・・・・・」
豪「こ、これはいーんだよ。オレがいけなかったんだから。
  な、兄貴?」
烈「あ・・うん・・・」
ミ「もしかして、烈くんがやったの?」
烈「えっ!?」
豪「ちげーよっ!俺がバカだから…兄貴のせいじゃ、ねぇよ・・」
烈「・・・ごぉっ・・・」(背景に点描/笑)
ミ「(むっ)」
ブ「(オレの存在を忘れるなー!)
  そうだな。ゴーセイバが悪いに決まっている。
  天使のような烈にそんな酷いことできるわけがなかろう」
烈「・・・(--;)」←ブレに言われてもときめかないらしい。
豪「ちょっと、待て!誰に言われてもお前には言われたくないぞ!」
ミ「そうだよっ!
  ゴーくんだけが悪いわけないじゃないとボクは思うよ!」
ブ「ミハエル。お前がどれほどゴーセイバをかっているかは知らんがな、
  レツセイバが弟をここまで傷つけると思うか?」
ミ「思うね。レツくんならやるよ」
烈「(むっ)」←いや、本当にやったんだけどね
エ「お、おい・・2人とも、ここ病院・・・・」
ブ「エッジは黙ってろ!」(ギロ)
ミ「そうだよ。関係ない人はひっこんでてよ」
烈「それを言ったら2人だって"関係ない人"でしょ?
  これはボクと豪"2人だけ"の問題なんだから!」
豪「・・・(考えてみたらエッジって"関係ない人"どころか
  原因になったヤツなんじゃ・・・)」
ブ「二人だけの問題〜!?」
烈「・・・そうだよ。ブレット君には関係ないんだから」
豪「そう言うことだ。
  ちょっとはエッジの看病してやれよな」
ミ「豪くんの看病は僕がしてあげる〜♪」
烈「え・・・」
ミ「僕、豪くんのためにすっごくいい病院用意したんだよ。
  さ、行こう!」
豪「ちょ、ちょっと・・・」
烈「ミハエルくんっ!豪、絶対安静なんだから無茶しないでよ!」
ミ「・・・(むっすぅー)」(でも一応手を離す)
烈「豪、豪はどうしたいの?
  ミハエルくんとこ、行く?」(しょぼん)
ブ「ゴー・セイバ!そうさせてもらえ(嬉)。
  ミハエルのことだから(金にモノを言わせて)いい病院にちがいないぞ」
烈「ブレットくんには関係ないって言ってるでしょ。少し黙っててよ!(怒)
  ・・・豪、どぉする?」
豪「・・・兄貴はオレがミハエルんとこ行ってもいいの?」(上目)
烈「・・・・・・」
豪「オレは兄貴と一緒がいい」
ミ「ゴーくん!そこにはゲームとかお菓子とかいっぱいあるんだよ!?」
ブ「ゴー・セイバ、ここみたいに退屈しなくていいじゃないか」
豪「ゲームより、オレは兄貴のほうがいい」
烈「ごぉ」(再び点描/笑)
ミ「こーんな怪我させるような人と一緒にいたら
  治るものも治んないよ?いいの?!」
ブ「ミハエル・・・その言葉は聞き捨てならないな・・・」


豪「いいだろ?烈兄貴、おれ、ここにいても」
烈「あたり前だろ(ホロリ)。はい。あーん(リンゴ)」
豪「あ〜ん。へへ」
烈「ほらほら、こぼすなよ」
豪「兄貴、もう一個。あ〜ん」



ミ「なに?ホントのことじゃない。
  ゴーくんが怪我をしたのはレツくんのせい。
  怪我の原因と一緒にいたって体はよくならないよっ」
ブ「レツは本当は優しい弟想いのいいお兄さんだ。←本当はってアンタ(笑)。
  そのレツをここまで怒らせるゴーが悪いのさ」
ミ「じゃぁ、一体どーしてそんなにレツくんが怒るようなこと
  ゴーくんがしたわけ?」
ブ「そんなこと知るか」
ミ「・・・ゴーくんっ!何で?」
豪「う・・・それは・・・」(ちらっとエッジを見る)
エ「(ぶんぶんと首を横に振りブレを指さす)」

 みんなの視線がブレに集中

ブ「な、なんだ・・?」←察しが悪いなブレ
豪「・・・ブレット、一つ聞いていいか?」
ブ「どーぞ?」
豪「お前、エッジになんか頼んだか?」
エ「お、おい、ゴー!(焦)」
ミ「え?何、何?」
ブ「何かって何だ?」←まだわからない(あほ?)
豪「・・・昨日の夜・・・・・・」
ブ「・・・・・!!(すべてがわかった・笑)・・・な、なんのこと・・だ・・・?」
ミ「うわっ、ブレット、あからさまに怪しー」
エ「・・・・・・」(視線を逸らす)
豪「やっぱりてめーか!!」
ブ「What about talking you!!!」(疑問文のくせに怒鳴ってるから)
ミ「ブレットって隠し事があると急に英語喋るんだよね〜」(あたりまえと言えばあたりまえ)
豪「お前のせいで俺はしなくてもいい怪我をしたんだぞ!!」
ブ「はんっ、そんなこと知るか。
  だいたいレツに手を出しておきながら、それですんでよかったと感謝しろ」
豪「お前がエッジさえよこさないかったらこんな怪我しなくてすんだんだよ!!」
ミ「えっ、豪くんもしかして・・・!!」
烈「なんか楽しそうな話してるじゃない」(ニッコリ)
ブ「レ、レツ・・・!ち、違うんだ・・・」
エ「オ、オレはリーダーに言われて嫌々やったことで・・・」
ブ「エッジ!お前裏切る気か!」
ミ「ふーん、そーゆーこと?」<なにげにブレ達から離れる(笑)
 豪はベッドに潜り込む。
烈「ブレット・・・君、エッジ君になに頼んだの?」
ブ「な、何って・・・なぁ?」
エ「すまない、レツ。俺はリーダーの命令には背けなかったんだ・・・」
ブ「エッジ!!」
烈「ふ〜ん・・・・」
ブ「ク、クールにいこうぜ・・・レツ・・」
烈「問答無用!」
ブ「ひぃっっ!!!」


――――数分後


烈「豪。はい、あーん」<リンゴ
豪「あーん。(はむはむ・・・)うまい(^^)」
ミ「レツくんってなにげに侮れないよね・・・」
  (豪のベッドを挟んで烈の向かい側に陣取ってる)
烈「そんな、ミハエルくんほどじゃないよ」(にこ)

エ「(ナースコールを押す)・・・あ、すいませんちょっと怪我人が・・・
  あ、いえ俺じゃなくて・・・はい・・・」



星馬烈、最強伝説に新しい1ページが加わってキレイに終了。<どこが?



R2 勝者     引き続き、兄貴。







ラウンド2です。この頃、最強兄貴がマイブームでした(笑)。
(いや、今でも基本的に兄貴は最強ですが。)
なんで豪もブレもこんな恐ろしい子が好きなのかちょっと疑問です。
そしてちゃっかり烈にリンゴ食わせてもらってるエッジにモエ。(なんで?)




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