5、ボディとネックと指板の製作その3

Les Paul Special s/c with Bigsbyの巻

2012.11.18

だいぶ間が空いてしまいましたが、少しずつ進めていました。今回は、ヘッドツキ板、ネックシェイプ、フレットなどあっちこっち飛んでますが、すべてはネックシェイプを決めるためにやっています。私の場合、どうも仕上がってから弾いてみるとネックが太い、指が痛くなる、などと言われることが多いんですよね。これ、ネックが太いわけではなく形がどうもいけないみたいなんです、、、。いわゆるカマボコ型なんだと思いますが、ネックを持つ手の親指の付け根あたりが、弾いているうちに痛くなってくるんですね。なので、今回はネックシェイプにこだわってみようかと思っているわけです。

ペグは、グローバーのロトマチックタイプです。

さて、次はネックの接着をします。忘れ物が無いか、よ〜く確認します。

クランプで一気にネックを接着。

そうして、指板を接着しますが、位置決めはフィンガーボードストップに押当てながら、横にずれないように左右から押さえつつ上下にクランプを掛けて行きます。ずれないように気をつけて、ネックとの間に隙間が無いように。

さて弦を張るにはもちろんブリッジも必要です。スケールから位置決めをして取り付けます。これはロッキングローラーブリッジというもので、アームを使った時に弦がすべるように、弦が乗る部分にローラーを使っています。

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ペグを取り付けます。う〜ん、もっとヘッドは細いのかなあ?このペグ位置とヘッドの長さというかバランスがですね、難しいなあ〜。図面上でもっと長く感じるようにしたほうがいいのか、、、。

添え木を指板接着面と面一にして、外周を指板の形状に仕上げます。

ネックシェイプを決めるには、弦を張って弾いてみるのが一番。というわけでまずヘッドのツキ板を貼ります、、って、なんだか遠いところから始まってしまいましたね。

そして、ビグスビーのユニットも取り付けます。

フレットを打ち込みます。まず、指板幅に合わせてフレットをカット。

フレットのタングを切り取ります。

こんな感じです。



ツキ板を水に浸し、ふにゃふにゃにしたらタイトボンドを塗って、クッキングシートを挟んでクランプします。ツキ板からボンドが滲み出してくるのでクッキングシートを挟まないと大変なことになってしまいます。

ツキ板の外周を切り取り、トラスロッドの穴も空けてペグ用の穴も空けます。

ネックの差し込み部分に添え木を接着します。

フレットを指板のアールに合わせて曲げ、打ち込んで行きます。今回はプレスJIGは使わず、ハンマーで打ち込みました。指板をボディに接着してしまったので、この状態でプレスするのは重すぎてちょっときついので、、、。



ナット幅に合わせてヘッドのツキ板をカットします。

ナットを載せて、やっと弦が張れるところまできました。この状態で弾いてみると、うっ!やっぱりネックが太いですね、、、。



やっとネックシェイプのところまで来ました。さらにネックを削り込んで調整します。



黒い線が、元の形状です。赤い線のところまで削りました。大分カマボコ型が解消されてきました。

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もうちょっと削り込んで、緑の線のようになりました。弾きごごちは大分良くなったんではないかと、、、。

フレット処理が未だだったので、端面を斜めにしてエッジの処理をします。

擦り合わせをする前にネックの反りを調整します。

フレットに赤マジックを塗って擦り合わせをします。

フレット山を作って、、、。

スポンジペーパーで磨き、コンパウンドで仕上げました。

仮ナットでしたので、本番のナットを作ります。半割れ鉛筆で溝の深さを卦書きまして、、、。

弦を張り、ナットファイルで溝を仕上げていきます。

ナット上面を削って弦が半分程見えるくらいにしてます。

弦高も良さそうです。

サンドペーパーで木地を調整します。

この辺が、一番やりにくい、、、。

この辺も、、、ですね。指板はやっぱりちょっと短く切ってしまってました。足りないところはバインディングを付け足したので、エンド部のバインディングがやたらと太くなってしまいました。

おっと、忘れてました。サイドポジションも付けなければ、、、。この17フレット以降がとってもやりにくいです。指板を接着する前に付けとけばよかった、、、。