エジプト

真冬のイスタンブールから飛行機で、今度は暖かいエジプト、カイロへ。
カイロからルクソール、そしてそこから砂漠に向かった。

★クフ王の王墓であるギザの大ピラミッド
ピラミッド建築の頂点とされ、最大規模を誇る。
中にも入られ、幾何学的に組み込まれた細長い通路を登っていくとクフ王の墓が置かれていたスペースにでる。
ここは間違いなくパワー・スポットだった

★クフ王の大ピラミッドとスフィンクス
ライオンの身体、人間の女性の顔、鷲の翼を持つスフィンクスはエジプト王家のシンボルで王の偉大さを現す神聖な存在。
実際に見るそれらはものすごく大きかった。

見上げるとこんな感じ。
一個の石がこんなに大きいなんてびっくり!
古代の人は一体こんな重そうな石をどうやって積み上げたんだろう?現代の科学でも解明できないなんて・・・
すごすぎる
スフィンクスの横姿。
胴体はこんなに長かったんだ。
★ルクソール
夜のルクソール神殿。
巨像が立ち並ぶ。
壁や塔には理解不能な文字が彫られいる。
”幸福のカギ”を意味するマーク。 自転車を借りて”王家の谷”へ 自転車を止めて山道をトレッキング
かなり急な斜面もあったり、

陽射しも相当強く、予想以上にハードな道のりで、「バスで来れば良かった」と後悔もしたけど、




←ハトシェプスト女王の葬祭殿
徒歩でなきゃ見れないこんな景色に辿り着けた時、その疲労感は頭の中から消えた。
この”王家の谷”は古代の王家の財宝を盗賊から守るためにナイル川の西のさらにこの谷の奥にわざわざ隠したんだって。実際歩いて見て、財宝を隠した昔の人々の苦労がよーく分かった。
ちなみに、あの”ツタンカーメン”もここから発掘されたんだよ。
★3泊4日の砂漠ツアーへ出発! 砂漠の始まりは岩山や石。そして、徐々に目の細かい砂に変化していく。 この辺には「なんでこんな形してるんだろう?」っておもう石がたくさんあった。聞くと、それは”隕石”らしい。小さな石の破片が溶けてめり込んだような石。
人が住めるはずのない砂漠を数時間ドライブすると、不自然にも見えるオアシスに辿り着いた。ここは砂漠の民の楽園。 このオアシスに暮らす人々。
暮らしはとても素朴だが、温かく、みんなニコニコしていた。
オアシスは年々地中海から吹きつける南風の影響で砂が被さって消滅していってるんだ。このオアシスにある木々や家もかなり砂に飲み込まれていて、埋もれてしまうのも時間の問題なんだ。
★天然温泉
オアシスにはたいてい温泉が湧いている。
砂漠に生きる人たちには”水”は何よりも大事。
★一日目の夕陽。ハルガ・デザートにて
砂と風が作り出す波紋がどこまでも続く。
太陽が神様に見える 子どものようにはしゃいで遊んだ。
ここに来るのは二人の夢だったし、砂漠に沈む夕陽は僕らにとって特別なものだった。
夜、ガイドさんが温泉に連れてってくれた。砂漠の暗闇の中にある温泉に浸かりながら、人も動物も音も照明さえもない、ただあるのは見たこともないくらいに輝く星空だけをずっと見ていた。
★二日目、ダフラ・デザート
よーく見ると、砂漠にも生き物はいるんだ。
古代ローマ人が建てた村。廃墟と化していて、中には墓がたくさんあって、地元の人が穴にもぐってミイラを採り上げて見せてくれた。しかもそのミイラは赤ちゃんだった。 何故だろう?砂漠にいると子どもの心が甦ってくる
きっと、その存在があまりにも大きすぎて大人の虚栄を張る事なんてばからしくなるのかも。 ここも廃墟。昔はオアシスがあってたくさんの人が暮してたんだろう。 ★マジック・ホットスプリング
ここは下が砂で足をつけると沈んでいく不思議でちょっと怖い温泉。
砂漠の一日の終わりは夕暮れ時に訪れる。
今日も素晴らしい一日に感謝。
この日の夜もガイドさんと違う温泉に行って、その後三人で砂漠に行った。
青白い夜の砂漠には会話は必要なく、夜空や風に流れる砂の音を感じるための時間がそこにはあった。