スウェーデン旅行記/惜別編(2/7)

2.ドゥンドレット2日目

 2日目といっても、実質1日目なのだが。
昼にレンタカーを配車してもらった。(当初、イエリバーレ空港まで取りに行く予定だったのを、常駐員さんの計らいで配送してもらえることになったのだ。)

 早速、車でイエリバーレのマーケットへ買い物に行ったのだが、車の後部ドアが壊れていることに気付いた。(^^;
またしても、常駐員さんにレンタカー会社へ電話してもらって、車を取り替えてもらった。
壊れたのは日本製のN車。(^^; 但し、変えてもらった外国製の車はとても燃費が悪かった。


雪の結晶

ダウンに華が咲く



 夕方仮眠していると、常駐員さんから薄いオーロラが出たとの電話が入った。
まだ5時だったので意外に思ったが、ホテル敷地内の観測ポイントへ行くと北の輪っかが出ていた。
(注:これはあくまでも常駐員さんのご好意によるものであり、オーロラツアーには含まれていないので一応。(^^;)


 白いドレープが時折ゆらゆら揺らめく。
こちらに近付いて来たり、消えそうになったりするのを繰り返していた。
それが6時近くまで続き、白いもやもやになった。

イエリバーレの夜景が見事だった。

イエリバーレの夜景

 9時頃、南側にドレープが出た。(泊まっていたコテージからは北側の空が見えにくく、南の空が見えた。)
だいぶ近い(つまり頭上に近い)がぼやけ気味だった。
オーロラは大きかったけど全体的に白っぽい空になっていた。

北側のドレープがはっきりして大きく巻いたオーロラになった。
どちらもそこから東に見えるホテルを背景に立ち上っていて、そのままパンフレットになりそうだった。(^^;

でも、いまひとつ弱い。周囲が明るいせいかなぁ?
(しかし、写真↓で見ると、なんか凄いっす。うーん。(^^;)


 1時前、北側に緑のドレープが、南にもドレープが出来始める。
南のレイが伸びたので相棒を叩き起こす。

「来たぁ!」

レイが放射状に広がったので、観測ポイントまでダッシュしてしまった。

北に大きなドレープが出来て、青白い光を放っていた。
それが揺らめく度に時折赤が混じった。
段々近付き、頭上で揺らめく。
レイもはっきりして、大きなドレープとなった。
ピークは短かい時間だったが、やっとオーロラに会えた気がした。
 その後、1時間くらい揺らめいた。
但し、この時カメラは既に撤収した後だった。
(でも、大きいオーロラの時は、写真なんか撮るよりも生でじっくり見る方がいいよね!)