スウェーデン旅行記/惜別編(6/7)

6.ドゥンドレット6日目

 実質最終日である。
晴れ時々曇り。微妙。

朝のレストランにはなぜか日本人が少なかった。

謎の"GOD HEL'S"。雲り空の夜は"HELL"に見えてむかついた。

レストランで朝食(ビュッフェ)。

窓からはイエリバーレの灯が。
 イエリバーレのクランベリー専門店に行った。
甘いお菓子とジャムをいっぱい試食させてくれた。(++;)

 その後、町中(イエリバーレ)でバードウォッチング?
トサカがあってお腹が丸くほんのりベージュで尻尾が少しだけ赤い小鳥や、尻尾が黒くやたらと長い白黒の鳥(ユッカスヤルビでも見た)がいた。
そういえば、先日腹黒スズメも見た。

クランベリー専門店


町の小鳥

朝の町

 ホテルのビュッフェで昼食を取った。
食後に支払うのだが、従業員の女性に払わなくていいと言われた。
ええ?って思って、カタコト英語で聞き返すと

「Do you want to pay?」

そりゃ払いたくはないけどさ。
朝食のチケットを見せたら彼女も納得した。朝、昼、夜の欄があって、朝のみにチェックしてあるのだ。
なんかいい加減だ。(^^; でも、黙っておごってもらっておけば良かったかな?

 午後はクロスカントリーをすることにした。
スノーブレードにも惹かれたが、リフト券もいらないし、手軽なクロカンにした。
3時半には返さなければならなかったのであまり遠くへは行かれない。
とりあえず、クロカンコースを探した。
コースへ行く途中の急な下り坂で、腰が引けて尻持ち着いてしまった。
ちゅうか、(上手い人は別として)

ここ、クロカンで降りるとこじゃないじゃん!(^^;

尻持ちを着く時はちゃんと板のない所にコケましょう。お陰で尻の下あたりに大アザが出来てしまった。

クロカンコースにはちゃんと綺麗な溝が出来ていて、ひたすらそれを辿って行った。
サーリセルカのコース(但し初級)よりも起伏が激しく、ひたすら山を下っていた。
止まれない急坂もあったが、それよりも帰りのことが心配になってきた。

上るの、嫌だぁ!(^^;

コースがどこまで続いているのかも分からないので、途中で引き返した。
で、また反対方向をひたすら下り、適当なところで引き返した。
多分、繋がっていると思うので、一周した方が良かっただろうか?(でも、やっぱ上るの嫌)



 夜、天候が悪化し曇りから雪に変わっていた。
レンタカーも返したのでもはや遠出することも出来ない。

 常駐員さんに、ここ2日、コペンハーゲンの空港が運休しているということを聞いた。
大雪で、空港が麻痺しているらしい。帰るはずの日本人客も足止めを食っていたらしい。
ということは2日早く帰る予定だったあの家族も!うわー災難だ。
考えようによっては、その方がゆっくり休めるのかもしれないけど。
帰れないということはきっと日本からの便もないわけで、朝食時に日本人が少なかったのも納得がいく。

でも、わずかに日本人客がいて、北の空を見ていたら、来たばかりの夫婦らしき人に声を掛けられた。
オーロラはどうかと聞かれ、言葉を濁してしまった。
出るとも出ないとも言えないのが難しいところ。
運と根気が全てなのだから。(--; 
せめて前兆があれば分かりやすいんだけどね。
(1999年のサーリセルカの時は、はっきりした前兆があったのだ。オーロラがかなり強かったせいもあるが。)
とにかく、こう曇っていては前兆が見えないのだからどうしようもない。

結局、最後の晩の成果は、夕方北の地平線近くに見た微かな光の筋だけだった。