【PS2】ドラゴンクエストVIII 〜空と海と大地と呪われし姫君〜 (9)
ドラクエシリーズ8作目となる作品で、製作はスクウェアエニックスとレベル5のコラボレーション。
 
 
 
〜CG・グラフィック〜
「レベル5、よくやった!!」の一言に尽きますね。よくもまぁあそこまで忠実に再現したな…って感じが凄くします。“今までの2Dのドラクエが3Dになったら…”っていう壁を見事乗り越えたと思うし、グラフィックも綺麗だし、言うこと無しですね^^
 
 
 
〜BGM〜
DQシリーズ定番のOPのあの曲を聞いたときは懐かしさに包まれますねぇ〜。それから、宿屋に泊まったときのBGMとか街やダンジョンに入ったときのBGMとかレベルアップ時のBGMとか…今までのDQシリーズで毎回同じBGMが今回も使われてて、懐かしいなー…って感じがしました。
 
 
 
〜シナリオ〜
ベタベタな話ですが、これでこそDQ!!っていう感じです^^そして、他のRPGには無い、アドベンチャーな冒険気分を味わえるので、主人公=自分っていう感じが凄くして、ゲームをやってる時はDQ8の世界にメチャクチャ引き込まれました。次はどこへ行くんだ〜…とドキドキワクワクしながら進めている自分に対し、久しぶりに、「RPGをやってるな〜、俺」って感じがしましたよw
 
 
そして途中までラスボスは絶対ドルマゲスだとばかり思ってましたが(誰もが思う)、ドルマゲス倒した後に、真の旅がはじまり、そこからが特に物語として凄く面白く感じました♪
 
 
 
〜システム〜
まず、DQ8の新戦闘システムである、テンションシステムについて。このテンションですが、ゲーム最初から最後まで通して、あまり使いませんでした^^;ボス戦以外はまず使いませんでした。物語終盤になるとボス戦でも使わなくなりましたね。何故か?というと、これ使い勝手悪いんですよね…。テンションを上げると一時的にあらゆる攻撃力(物理攻撃力とか魔法攻撃力とか)が上がりますが、テンション上げるのに1ターン使います。DQ8の戦闘は今までのDQと同じくターン制ですから、戦闘中の1ターンが凄く貴重なんですよね。特にボス戦だとかなり貴重です。テンションは重ねがけ出来るので、何ターンもテンションを上げる事に時間を費やし、攻撃力を倍増することは可能です。でも、テンションがMAXになる前に敵にいてつく波動使われたり、おたけびでショック受けると、テンションが元に戻ってしまうんですよね。せっかく何ターンもかけて溜めた苦労も水の泡です。というわけでテンションを使うぐらいなら普通に攻撃したほうがリスクも少ないし、確実にダメージを与えられるので、俺はテンションシステムはあまり使いませんでした^^;戦闘システムに関しては以上です。他の戦闘システムに関しては今までのDQと大差ないのでね…。
 
 
それと今回の新システム“錬金釜”ですが、これは面白いですね!!色々なアイテムを掛け合わせて、成功したときは凄く嬉しい気分になれます。ただ、錬金釜に入れてから完成するまでの時間がかなりかかるのは不満でしたが。
 
 
システムに関してはこんな所でしょうかね。技覚えるシステムに関してはキャラ性能を参照して下さいまし。
 
 
 
〜キャラクター〜
戦闘パーティーは主人公、ヤンガス、ゼシカ、ククールの4人固定ですね。その他のレギュラーキャラは、トロデ王、ミーティアの2人かな。主人公は今回も“はい、いいえ”以外喋りませんwまぁ、「主人公が喋るとドラクエじゃねぇよ…」って思うかもしれませんが、今回は喋らないことに凄く違和感を感じました^^;3Dになったことで、主人公が喋らないことに対し、変な感じがします。今までのドット絵のドラクエだと別にそんな感じしなかったし、微妙に3Dを取り入れたDQ7も別に主人公が喋らないことに対し、疑問を抱くことは無かったんですが、DQ8でリアルなグラフィックになったからか、変な感じがしました…。「流石にDQもそろそろ主人公が喋らないのは無理があるのではないか…?」と思いましたね^^;ヤンガスとトロデ王の言い争いは見ていて面白くて好きです♪あとゼシカは可愛いですよね〜。あぶないビスチェ(もしくはしんぴのビスチェ)装備時のゼシカの萌エロ姿に思わず萌え萌えしてました(爆 viva3D!!今までの2Dのドット絵だったらこんな萌エロ姿、ゲームで拝むことなんて出来ませんでしたしねwククールは…まぁ普通かな。個人的には“可もなく不可もなく”って感じw
 
 
 
〜キャラ性能〜
今回は職業システムが無いので、キャラによって覚える魔法や特技が異なります。今回DQ8で職業がなくなったのは個人的には凄く嬉しいです♪職業だと、育てていくとどのキャラも万能型(勇者)になれますが、キャラの持つ個性が薄れると思うんですよ。だって剣士がメラゾーマ使えたり僧侶が魔神斬り使えるのって根本的におかしいと思いません?wなので個人的には転職システムは便利だとは思いましたが好きではなかったです…。でもDQ8ではそれが無いので嬉しかったです♪で、今回のスキルマスターシステムですが、個人的にはこのシステムには凄く満足ですね。◎です^^1周で全部のスキルを覚えるのは限りなく不可能に近いので、ユーザーがキャラクターをどう育てていくかが鍵だと思います。2周目からは1周目とは違ったスキルを育ててみようかな〜ってことも出来ると思うので違ったスキルだとまた違った発見があると思うので、やりこみ的なものもありますし。ただ、スキルポイントはレベルアップ時にもらえるので(スキルのたねを使えば話は別ですが)、やっとスキル振り分けられるぜ〜って事になって、実際にスキルを振り分けても技を覚えない時は凄くがっかりしますけど…w
 
 
それとDQ8は戦闘メンバーが4人固定ってのは俺にとっては凄く嬉しいです。最近のRPGだと無駄に仲間が沢山いるゲームが多く、正直そんなにいても使わねぇよ!!!って思います。に対して、パーティーが固定ってのはバリエーションは少ないですが、じっくりたっぷり育てることが出来るのでそっちのほうが好きなので、DQ8の仲間が固定ってのは個人的には合ってたと思いました。
 
 
 
〜その他〜
ミニゲーム、ミニイベントは面白くてシナリオ進行よりもそっちをかなり優先してたこともありました。中でもバトルロードは、個人的には一番面白く感じました。アレはかなり好きでしたね〜♪スカウトしたモンスターを色々試して自称最強チーム組んでましたよ。そしてそのチームをバトルロード以外の普通の戦闘中に呼び出せるってのが凄く良かったです。ボス戦で、戦闘開始時にチームを呼び出して、そのボスがどういう攻撃をしてくるのかを考察することもできましたし、何より攻撃力がハンパなく強く、頼りになりました(ラスボス戦でもチーム呼びは使ってたぐらいですしね)。
 
 
あと、ミニゲームといえば、DQ定番のカジノは今回もありますが、カジノはあまりやりませんでした…^^;だって今回ポーカーが無いんですよ(泣 DQのカジノといえばポーカーなのに…うぅ…。
 
 
まぁこんな感じかな…。
 
 
 
〜ゲームの難易度〜
DQとしては、こんなもんかな…って感じ。ただ、最近のRPGから比べるとかなり難しいです。DQはいつも、「街→ダンジョン→次の街→次のダンジョン→…」この繰り返しですが、十分にレベル上げしないと新しいダンジョンに行った時、下手すれば雑魚敵に全滅しますね。最近のRPGによくある、“気づいたら勝手にレベルが上がってた”ってこともDQ8には無いので、十分にレベル上げしないと結構キツイものがあります。でもこれぐらいの難易度が自分としては丁度良いですね。最近のRPGは簡単過ぎてゲームするやりがいが無いので…。ちなみに俺はDQ8での全滅は3回ぐらい経験しました…wなので、小まめにセーブすることを勧めます。あと、個人的な目安ですが、ラスボスのクリア時のレベルは40前後あればクリアできると思います。
 
 
あ、ダンジョンの難易度はそうでもないですね。ダンジョンマップがあるので、ここから先ってどうやって進めばいいかわからないってことは、まず無いです^^;超便利ですが難易度下げてるな〜って気はしましたw
 
 
あと、これもゲームの難易度の一部に入ると思いますが、金が溜まりにくいです。ゲームはじめてからクリアするまでずっと財政難でしたwなので金に困ることも多く、良い武器防具が手に入りにくいのがキツかったです^^;
 
 
 
〜総評〜
9/10です。かなり高得点つけちゃいました^^最近のヌルいRPGとは比べ物にならないくらい難しいですけど、久しぶりに“RPG〜!!!”って実感しましたし、やってて面白かったし、ワクワクしたので点数高くて当然です♪↑にも書きましたが、自分が冒険してる気分を味わえるので、かなりゲームの世界に入り込めます。
 
 
不満だったのは、なんと言っても主人公が喋らないことですかね。3Dになり、リアルになったことで、周りのキャラが喋ってるのに主人公だけ喋らないのはかなり違和感を感じます^^;流石にドラクエはもう主人公も喋らないと無理があるだろう…と思いましたよ。
 
 
でも、これはやるべきです!!シナリオは王道ですがRPGとしては凄く面白いので、未プレイの方やコテコテのRPGをやって冒険気分を味わいたい方には超オススメです^^
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Last updated: 2006/6/25