左前脚を失ったグレートデン。

元気にピョンピョン走ります。

動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=bIVCdMljM8I&feature=player_embedded

足を切断してしまった子の車イス    


    

        
後ろ足一本で上手に歩きます。


たとえ足一本でも自分で動くことが可能です。



両前足を事故で切断したピンシャー
後ろ足だけでものすごいスピードで走ります。







色々な腫瘍やその他の病気やケガで足をやむなく切断する子が多くいます。

そのような子でもポチの車イスでは自力で歩行ができるような車椅子を制作しています。



私は2013年1月まで、人間の義足や装具を作って、患者さんに装着し調整し収めてきました。
毎日毎日何件もの病院を回って歩き、今まで約30年間、数え切れないほどの臨床経験があります。
犬用の義足も作りましたが、やはり人間用の物とは比べることができないほど
義足用の部品や材料がありません。

今現在は義足を考えるより、車椅子を選択する方が妥当だと思われます。



たとえ足一本でも自分で動くことが可能です。







腫瘍で左足、下の子は右足を切断したコーギー

歩き出すととっても嬉しそうでした。

また、笑顔が戻ってきます。

前足片側の切断の場合、ピョンピョン跳ねながら
歩いたり走ったりする子が殆どです。

その動きに合わせて、特殊な伸縮する生地で
胸の下から支えてあげて、残っている足になるべく
負担を与えずに歩くことを可能にしています。

3kgの子も30kgの子も同じ生地ですが、
面の大きさでその弾み方を調整していきます。






跳ねながら走っている動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=bEUMtTBKQas

左前足を切断してしまった子。

ピョンピョン跳ねながら胸の下から支えられて

移動できます。

顔つきがガラリと変わります(^^)

両方の後ろ足を切断してしまった子

このこは前足が丈夫なので

ものすごい勢いで走ることがでできます。

ワンちゃんの切断、脱脚は普通根元からになります。
後ろ足ならば股関節から。前足ならば肩甲骨からです。
正確には離断と言います。

中途半端に残しておくと、切った先端がすれて傷になったり
歩行の邪魔になったりしてしまうためです。

人情として飼い主さんは少しでも残して置きたいと思うものですが、
ワンちゃんにとっては、余分なものが付いていて、そこからまた炎症が起こり
再切断などということになりかねませんので、根元からということになります。

人間の場合は、義足や義手を装着しやすいようになるべく長く残しておくのですが、
ワンちゃんの義足や義手は現在あまり良い物は存在しません。

飼い主様にとってはとても辛い選択になりますが、
ワンちゃんにとってはいっそう無い方が動きやすいのです。






左後ろ足切断の子







とても元気です。