



私のカンカラ三線です。
携帯用の三線として作りました。半ハンドメイドです。製作キットを沖縄夢王国
(現在は閉店されている様ですが、作り方講座は残っている様です)にて購入。
カンカン以外の材料は付属されています。作り方も付属されています。
なお、製作時には、他にカッター、彫刻等、ペンチ、トンカチ、ヤスリ、タガネ、ハンドドリルなどが必要です。
時間がかかったのがカラクイを作る作業です。これは角柱から削っていきます。
カラクイを通す穴は卓側には空いているのでそれに合うようにちょとづつ削っていきます。
これがなかなか進みません。一気に削ってしまうとスカスカになりそうなのでちょっとづつちょっとづつ。
一日がかりで三つのカラクイを作成!
ここでは、回転台など使えるものがあると便利かもしれませんね。(独楽をけずる見たいにね)
カラクイが削れたら、こんどはカラクイに弦穴をあけます。
が、ハンドドリルが無い為(買うのがもったいないので)に、
変わりに精密ドリルを¥100ショップにて購入しました。
弦が通るぐらいの穴が空けられれば良いのでこれで十分です。
次に、カンにタガネで穴を空けます。 が、これもまたこれだけの為に買うのはもったいなくて、私はタガネの代わり先の硬く、とがったクギを使いました。 ×印になるように幾つもの小さな穴を続けて打っていき、それがつながる様にすこしづつ穴を広げて行きます。 穴がつながり×印に切れたらペンチなどにて中側の折り返して四角形(□の形)の穴にします。 ちょっと出来上がりは汚そうに思うのですが、内側に折り返すので内側を見なければ気になりません。 ほとんど形成された卓を、この四角穴に通すことになります。
ここまでくれは、卓をカンに通す。歌口を卓に固定。糸掛け、弦張り。駒の設置。 これで、カンカラ三線の完成です。私は2日がかりでした・・・フゥ!
三線に比べるとさすがに音は落ちますが軽くて携帯に便利です。 多少荒く扱っても問題ないので、いつも車に積んでます。 一時期は助手席に置いておいて、長い信号待ちの時に練習してました。 (しかし、パトカーに見つかったらまずいのかな?と思い今はやってませんが。走ってなければよいのかな?) また、響かないのを考えると夜に弾くのにはこちらが良いかな。


こちらは、私の三線です。
皮は人工皮なのでさすがに本皮の音とは比較にならないですが、それでもカンカラに比べるとると格段に音が良いです。 (まだまだ初心者なので)カンカラを使っていると三線の感覚を忘れそうなのでこちらでも練習してます。