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| 種名 | トラフズク(虎斑木菟) |
| 分類 | フクロウ目フクロウ科 |
| 大きさ | カラスより小さい |
| 主な観察時期 | 年中、地域によっては冬のみ、夜 |
| 主な生息環境 | 森林、河川敷の茂み、農耕地 |
| 主な食べ物 | ネズミ、小鳥 |
| 雑記帳 | ●名前の由来は、黄と黒の模様をした「ズク(フクロウ類を指す古い言葉)」という意味。 木菟(=木のウサギ)の由来は、羽毛で覆われた太い足が、ウサギの後足に似ているから。 ウサギの耳のような羽毛があるからではない。また、これはお飾りの羽根(羽角)で、耳ではない。 ●実際の耳には、(鳥類はどれもそうだが)耳たぶはなく、目のすぐ横あたり、顔の羽毛に埋もれている。そしてフクロウ類では、顔面全体の羽毛の並びがパラボラアンテナのようになっており(顔盤)、小さな物音を耳に集めることができる。(絵本で顔を人間っぽく丸ぁるく描かれてしまうのはそのせい。)そのため、ほとんど真っ暗闇の中でもネズミの身動きするかすかな音だけで狩りができる。 ●「みみずく」と「ふくろう」の呼び分けに根拠はなく、羽角のない「みみずく」や羽角のある「ふくろう」がいる。 |