パワードパラグライダー(PPG)
モーターパラグライダー(MPG)
呼び方は管轄する協会によって違いますが、
機材違いは無いです(笑)


普通のパラグライダーと違うところは、背中にランドセルを背負うみたいにして、

エンジン付きのプロペラを背負って

それを推進力とするので、平坦な所からでも飛行機のように飛びたてます。

しかし、飛行機みたいに翼が固定されていない

生地のパラグライダーの為、離陸の時は向風が必要です(風速0−5M/S)。

初めは凧揚げの要領で機体(キャノピー)を

立ち上げます。風速3M/S程がBESTでしょうか?。

上手く風を受けてキャノピーが頭上にきたらエンジン全開にして

風上に向かって走ります。風速3M/Sも吹いていれば、5.6歩で離陸できます。

5M/sも吹いていればそのまま浮きます。

それ以上だと、浮き上がったと同時に後ろに流されて戻ってこれません(^_^;)。

風が弱ければ弱いほど、その分自分の脚で走って(約30Kgのエンジンを背負って・・・・)

風を作ります。

無風状態だと、かなり根性&技術が無いと離陸できません。

追い風だと完全にOUTです。

私のエンジンは2ストローク単気筒の200ccです。

燃料は混合ガソリン10Lで約4時間程飛行できます。

飛行高度は普通100−300M程ですが上がる気になればキリが無いですが、

高度が上がるほど、景色は遠くまで良く見えますが、地表から離れてしまうために

前に進んでいる感じが無くなります。私的には600mも上げればもういいかなぁ〜

って感じです。

慣れてくれば1m位で地表を舐めるように飛ぶ事も可能です。

飛行速度は無風状態で45Km/hほどでしょうか。

1度離陸してしまえば、追い風でも問題ないです。

仮に風速3m/Sだと時速に直すと11Km/h程なので、

この風に向かって飛べば45−11=34Km/h

風下に飛べば45+11=56Km/hの飛行速度になります。

スピード的には余り速くないので高度が上がれば上がるほど進んでる感じが余りしません。

高さについての恐怖感は不思議と有りません。

私も灯台などの高いところに上って手すりに捕まり

下を覗き込んだりすると、身体が萎縮したりしますが

(自分で捕まっていないと落ちそうだから)、

パラの場合吊り上げられているので、そんな感じはしません。

余りスポーツ性は有りませんが

(やる気になればスラロームやジェットコースターみたいな飛び方も有り)、

空中散歩感覚が気分爽快です。

 

私は94年から始めました。やはりエンジン付きって所に引かれました。

通常のパラグライダー(山飛び)だと、

1人では出来ませんし(回収班が必要)、

気象条件にカナリ左右され長時間飛行は難しいので、

1人で飛べて、離陸したところに帰って来れて、

海岸線で行なう分には陸風(いわきの太平洋海岸では西風)

以外ではすべてOKの所がいいですね。

バイクとモーターパラは一生続けていきたいと思っております。