産業カウンセラー
産業カウンセラーの活動
産業カウンセラーは次の3つの領域を主に活動しています。
1 メンタルヘルス対策への援助
2 キャリア開発への援助
3 職場における人間関係開発への援助
産業カウンセラー試験
産業カウンセラー試験は、産業カウンセラーとして必要な基礎的学識、技能及び
一般的な素養を有するかどうか判定することを目的として、学科試験と実技試験
を行います。
■学科試験
(1)産業カウンセリング概論
(2)カウンセリングの原理及び技法
(3)パーソナリティ理論
(4)職場のメンタルヘルス
■実技試験 ロールプレイ及び口述の方法により、次の事項について行います。
(1)産業カウンセラーとしての基本的態度
(2)技法の適切な活用
(3)自己理解的側面
(4)社会的貢献への姿勢及び認識
■受験資格
次のいずれかに該当する者
(1)大学において心理学又は心理学隣接諸科学を専攻し学士の学位を有する者
(2)旧大学令による大学において、心理学又は心理学隣接諸科学を専攻し学士の学位を有する者
(3)成年に達した後に、カウンセリング業務又は人事労務管理に従事した期間が通算4年以上である者
(4)成年に達した者で、協会若しくは協会が他に委託して行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座又は協会がこれと同等以上の水準にあ
るものとして指定した講座を修了した者
(5)成年に達した者で、協会が行う産業カウンセラー通信講座を修了した者
※「心理学隣接諸科学」とは、教育学、社会学、社会福祉学、看護学その他の人
間科学で協会が認めるものとします。
日本産業カウンセラー協会
資格一覧に戻る