DISK REVIEW
15:FUNK
REVIEW BY 2005・08・28

THE BEATLES: ROCK' N' ROLL MUSIC
GENRE:ROCK,BEST
STYLE:FUNK/SOUL,ROCK
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
FUNKがテーマなのになぜ?とお思いの方もいるかもしれませんが、このアルバムにはファンクな楽曲が多く含まれているのでピックアップしてみました。ブラックミュージックからはなかなか゜行き着かない゜アーティストだとも思いますが、実はネタになっていたり、ファンクミュージシャン、ジャズアーティスト達にカバーされることの多いアーティストでもあるのです。ビートルズはネタなど3曲欲しい曲があったのですが(TWIST AND SHOUT、HEY BULLDOG、GET BACK)このアルバムは全て入っていて購入したのですが・・・衝撃をうけましたね。

この2枚組のベストは(IMAGIN、HELP的な)有名曲は収録されていなくひたすらロックに焦点を合わせ編集されたもので、今聴いてみると小ファンク的な曲、ファンクとしかいいようがない曲など収録されていてびっくりしました。ファンキーロックとして最高なギターが印象的な『TAXMAN』、SCOTT HENDYのミックステープにこの曲をサンプルした曲が収録されていた黒くファンキーなイントロからつづく『HEY BULLDOG』力強いビートを刻むファンキーロックな『BIRTHDAY』。この3曲はとびねけて良いですね。他にも、A2、3、5、C3などファンクミックスにもいれられますね。

純粋なロックンロールとしての名曲も多く(カバーが多いですね)捨て曲はなしといってイイと思います。ボーカルがやはりロックとして歌っているのでそこらへんが純粋なファンクと違い面白いですね。最近この手の楽曲(ロックアーティストの曲だが、ファンクとして聴けるなどの)クロスオーバー的なものにも注目しています。
 

JAMES BROWN: BLACK CAESAR
GENRE:O.S.T.
STYLE:FUNK/SOUL,JAZZ
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
FUNKをテーマにしたらこの人ははずせない、ということで今回はこのJBが手がけたサントラ盤からこの1枚を。目玉はヒップホップ目線でいけば『DOWN AND OUT IN NEW YORK CITY』、『BLIND MAN CAN SEET IT』、『THE BOSS』になるでしょう。これらの曲はサンプリング・ソースであることと、なにしろ曲自体が単純にカッコイイですね。そもそも、ネタものになる曲はそれだけ魅力があるからアーティストも尊敬の意をこめて(リスペクトして)使うわけで、ドープな作品が多いのも納得ですよね。JBの使用頻度は最高レベルですしね。『DOWN A〜』は純粋にファンクとして良いですし、『NEW YO〜』はインスト・ジャズファンクとしても名品です。『BLIND M〜』も黒さ溢れるジャズファンクですね。『WHITE LIGHITNING』なんかもイイですね。他の曲もミックスなどする場合には使えるものばかりですね。
尾崎紀世彦: SPINNING WHEEL
GENRE:JAPANESE POP
STYLE:FUNK
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:JAPAN
LABEL:
COMMENT:LP-ALBUM『FIRST ALBUM』収録曲
これは完全にファンクですね。男気溢れる曲です。尾崎氏のボーカルも素晴らしく、英詩なので聴いただけでは日本人とはわかりませんね。カバーです。DJ KIYOのMIX TAPEにも他のアーティストが歌っているものがありました。 このアルバムは、カバーを多数(カバーアルバムといってよいと思います)収録しています。JAZZ の要素が強いですが、JAZZ FUNKとしてもいける秀作が多数あります。ほんとに歌のうまい人ですね。
KAANA FEAT, TWIGY: KAANAのFUNKY HEART BREAK
GENRE:
STYLE:FUNK HIPHIP
RELEASED:
FORMAT:12INCH SINGLE
COUNTRY:JAPAN
LABEL:
COMMENT:
レゲエシンガーKAANAによるファンクナンバーです。TWIGYがラップで参加していますがうまくハマッていて気持ちイイですね。現行ものですが、サンプリング感はあまりなく、うまくかければファンクと混ぜてかけられます。SAM&DAVE『HOLD ON』なんかと相性いいですね。
BOZ SCAGGS: HERCULES
GENRE:
STYLE:FUNK
RELEASED:
FORMAT:
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:*LP-ALBUM『SLOW DANCER』に収録
ボズ・スキャッグスというとファンクのイメージはあまりなく、AOR、シティーソウルといった感じの洗練された心地よい秀作が多くあるアーティストですが、今回はもろファンクなこの曲を。黒さあふれるブラックスプロイテーションな雰囲気で、ブレイクビーツ的にもつかえる曲です。ボズ・スキャッグスも見かけたらとりあえず買ってしまうアーティストですね。尚この曲はAARON NEVILLE(よく知らないのですが)も歌っています。こちらもイケてます。
オーサカ=モノレール:WHAT IT IS...WHAT IT WAS(PART1&2)
GENRE:
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
現行で活躍する日本人ファンクアーティスト、ということがやはり一番のポイントですね。サウンドはというと乾いたドラム、唸るホーン、ループするリフとまさにJB直系の音ですね。タイトな印象のボーカルも音に合っていてよいです。英詩なのですが、ファンクなフレーズてんこ盛りですね。『THE MANのテーマ』もブラックスプロイテーションな音でよいです。普通にイイ作品ですね。
DJ SHADOW CUT CHEMIST: BREINFREEZE
GENRE:
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:CD-ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
世界有数の掘り師二人による7inchのみのミックスCDです。すばらしい完成度ですね。曲の雰囲気をくずさない゜効果的゜なスクラッチも堪能できます。声ネタ等を存分に使い実に聴き応えがあるものになっていますね。けっこうクイッククイックでかけるので、飽きることがないですね。テープのA面、B面のように分けています。通しても普通にきけますね。単純にブレイクビーツものとしても最高でヒップホップ的なミックス方法ですね。全体的に土臭い香りがします。
BLUE JAYS: WHAT DO YOU WAINT
GENRE:
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:LP-ALBUM『BUTTER VOL,2 100%PURE FAT』に収
まっ黒な超ド級のナンバーですね。ブレイクビーツ的な曲でもあり、ホーンがたまらない最高な曲ですね。個人的にはピッチを上げて聴くとよりぐっときます。流れのメインになるそんな曲ですね。
 FUNKをテーマにいろいろ選んでみました。
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