DISK REVIEW
22:SUMMER VIBES
REVIEW BY 2006・08・17

KENNY DORHAM: AFRO CUBAN
GENRE:JAZZ
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
ラテンミュージックとしても名高い名盤なこの盤ですが、その参加アーティストも豪華ですね。ケニードーハムのサックス、ホレスシバーのピアノ、コンガにART BLAKEY・・・とファンキー・ジャズ好きとしても大注目な面子が揃ってます。ブルーノート盤でジャケもイカした飾って良し、聴いて良しの1枚ですね。

『AFRODISIA』これはもう、ごきげんですね。やはり、ムロ氏のブルーノート・ミックス『INCREDIBLE!』(第11段ピックアップ)でしったのですが、でだしから最高ですね。パーカッションが気持ちいいジャズ。また、パーカッションが効いたアップテンポな熱いジャズ『MINOR'S HOLIDAY』、『BASHEER'S DREAM』も素晴らしいですね。ラウンジ目線でパーカッション効いたスムースなジャズ『LOTUS FLOWER』。またビ・バップなジャズ『K.D.'S MOTION』、『THE VILLA』、『VENITA'S DANCE』。パーカッションが効いたSIDE Aが最高ですが、ビ・バップモノも上質なものなので、ジャズなシチュエーションに使えます。流行廃りのない上質な音ですね。
 

UA: TURBO
GENRE:JAPANESE
STYLE:DUB/REGGAE/WORLD/etc...
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:JAPAN
LABEL:
COMMENT:
ウーアさんの3rdアルバム(ライブ盤抜きで)である今作はダブよりな実に質の高いアルバムですね。

まず、シングルカットされたゆるいラガなリズムが気持ちいい、こみあげ系の名曲『プライベート・サーファー』。パーカッション+チョイ電子なビートでレゲエな曲『ランドリーより愛を込めて』。ダブ曲として、キングタビーのフレーズを使っていてダブなビートが気持ちよく、ボーカルがはじまるとアッパーなドラムになる『サマーメランコリック』。2枚あると楽しそうな曲。1stアルバムに通じる音で、クラブ・ジャズより、そしてダブ的な『男と女』クラブなダブ『数えたりない夜の足音(PELE DUBWISE VERSION 2)』。シングルと併用したりと、2枚使いがいありそうな曲。民族色あるダブよりな曲-フルートが気持ちい良いスピリチュアルな『乾く日に』。美空ひばりさんのカバー『リンゴ追分』。パーカッシブなビートでダブ、民族色あるサウンド。ダブよりでパーカッシブな打ち込みビート『ため息』。アルトリコーダーと歌のみの『ノハラソング』。昭和な感じがするなつかしい様ななごむ曲。他には打ち込みビートを使い、ピアノ等気持ちいい素敵な『ロマンス』。シングルカットされた爽快な曲『スカートの砂』。そしてブランキー・ジェット・シティー'゜浅井健一゜プロデュースの2曲、アコースティック・ギターを使った、哀愁ある語り弾き的『ストロベリータイム』、厳しさを感じ、ヴァイオリンが印象てきな『午後』。のちの゜アジコ’へと続く音ですね。

やはりウーアさんの詩の独創性は素晴らしく、ボーカルも他にない独特な魅力に溢れてますね。そしてソレを表現するサウンドも良いです。アルバムとして流れ(曲順)も素晴らしいです。ダブ、ラガよりではありますが、全編にクロスオーバーなサウンドですね。 ゜ウーア゜ホントにぐっときます。
V.A: LIF UP YUH LEG AN TRAMPLE
GENRE:SOCA/
STYLE:SOCA/SAMBA/LATIN/DANCEHALL/R&B/
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
ソカのオムニバスです。まず新しいサウンドということが印象でもありました。その音はサンバ、または延長線上のリズムを基本とし、祭りな、ノリノリなものが多いようですが、ダンスホールなビートあり、ラテンなものあり、よりR&B、HIP HOPなノリありで、ボーダレスに様々なリズムがあるので、いろいろ使えますね。また、シンガーもの(歌)であったり、DJ(ヒップホップでいうラップ的なもの)であったりと、レゲエと共通するモノが多く、近年ではヒップホップ、R&Bのシーンもラテン、ダンスホールの要素を含んだものが多いので、併用できますね。うまくソカをとりいれれば一味違うグット・ミックスになると思います。やはりセルジオメンデス等サンバのリズムを打ったラテンとは相性いいですね。

まず、R&B、ダンスホール等と普通に併用できそうな3曲-清涼感あるトラックがとても気持ちいいBOBO&AGONY『SOCA TALIBAN』。艶のあるR&B色有のMACHEL MONTANO&BLACK STALIN『LOVE FIRE』。どこかサンタナ等に通じる民族色あるサウンドANDRE TANKER『FOOD FIGHT』。これらはミッシー・エリオット等の変則ビートとけっこう相性良いです。サンバなビートとボーカルが特徴的ではありますが、ラテン・ガラージ曲としてもいける曲-四つ打ちからはじまるMAXIMUS DAN『SOCA TRAIN』。女性シンガーの爽快なMICHELLE SYLVESTER『GO AHEAD』。サンバブレイクとして使えるレイヴ色もあるLAVENTILLE RHYTHM SECTION『RHYTHM』。サンバビートからはじまる昼が似合う明るいDENISE BELFON『SAUCY BABY』、MACHEL MONTANO『FIREMAN』。アッパーなDJモノ-まず個人的に好きなガールズの掛け声がとても不思議気持ちいいキュートなMASSIVE GOSINE『CHRLOO』。SISQO『THONG SONG』に通じる哀愁、そして揚げ上げ感あるBUNJI GARLIN『WARRIOR CRY』。ひたすらアッパーなDAWG E SLAUGHTER『TRAMPLE』DAWG E SLAUGHTER『BOUNCE』

捨て曲はなく、様々なシチュエーション別に使えるフロアライクな即戦力な曲たちですね。 ソカのアッパー・チューンはロック、パンク等にあるアッパー感と通じるものがありますね。lこれでもかと激しい、アップで。第十段でセレクトしたMINMI『サマータイム!』もSOCAです。
ZOCO 103: NO BAR DO SAMBA
GENRE:
STYLE:CLUB/BRAZIL/SAMBA/JAZZ
RELEASED:
FORMAT:7INCH SINGLE
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
某レコ屋で教えてもらいました。最近のもので、ブラックスプロイテーションな黒さを持ち、サンバなビートを打つブラジルサウンドを聴けます。一番の特徴はハウス等なクラブ・サウンドとのクロスオーバーなところですね。実に効きます。。ピッチも速いです。裏面『BRAZILECTRO』はよりクラブな音で、生なサンバ+電子音といったビートにフルートがのるジャズでクラブなサンバ。どちらもインストものです。アルバム聴いてみたいです。
FOXY BROWN: TABLES WILL TURN(FEAT, BABY CHAM)
GENRE:HIP HOP
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:LP ALBUM-BROKEN SILENCEに収録
まず、゜フォクシー゜なジャケが最高ですね。ヒップホップアルバムですが、この時期の音はシーンの流れもあり、よりラテンの要素が強いです。

まず目玉としてダンスホールチューン『TABLES WILL TURN』。レゲエDJ参加のキュートなトラックで、ラガをかけようというときにはついついチョイスしてしまいます。アルバムとしては、ラテンテイストな曲-ヒップホップとラテンのクロスオーバーでラテンよりな曲。『HOOD SCRIPTURES』。変則ビートでラテンテイストなキュートで使いやすいヒップホップ『SO HOT』。アフリカンな歌、アップストロークなギター(ンッチャ、ンッチャ)にフォクシーのラップ。ラガ、アフリカン色のあるヒップホップ『OH YEAH』。クロスオーバー目線-四つ打ちビートでダンスホール、ハウスなプレイにクロスオーバーに用途がある『B.K ANTHEM』.。アイズレーズ・ブレザーズのロン・アイズレー参加の『THE LETER)』。ガラージテイストあり哀愁感ある『SADDEST DAY』。UK的な深みのあるサウンド『BROKEN SILENCE』。またヒップホップとして-『730』、ジャズ色の強いシンプル目な『BOUT MY PAPER』、個人的にも好きなケリス参加でエロい吐息はいってる艶のある『CANDY』。なぜかビズマーキーを思い浮かべてしまうコミカルなトラック『RUN YO S***』。様々な視点でみて、使えるアルバムですね。
TLC: WATERFALLS(ONP REMIX)
GENRE:R&B
STYLE:
RELEASED:
FORMAT:12INCH SINGLE
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
オーガナイズド・ノイズによるオリジナルバージョンの良さはいうまでもなく、演奏による非常に爽快でソウルフルな気持ちいいグルーヴですが、今回ピックアップしたいのはリミックスである゜ONP REMIX゜です。同じくオーガナイズド・ノイズによるプロダクションですが、オリジナルの雰囲気を残しつつよりフロア向きな打ち込みビートをつかい、レゲエ等とも非常に相性が良いものになっています。今回同じくチョイスしたチエコビューティー『LOVE AGAIN』なんかと相性がよいです。もうひとつのリミックス゜DAPP REMIX’は安室奈美恵でもおなじみダラスオースティンがてがけています。こちらもオリジナルを生かしつつ、少しクールでシンプルなフロア向き好リミックス。もちろんオリジナルバージョンも収録です。イラストのジャケもカラーリングが魅力的ですね。
CHIEKO BEAUTY: LOVE AGAIN,RAIN
GENRE:
STYLE:JAPANESE/ROOT REGGAE/POP
RELEASED:
FORMAT:
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
割と最近の日本のレゲエです。 『LOVE AGAIN』-ブレイクビーツを刻む太いドラムにルーツ・レゲエな演奏(ダブな面もあり)、スゥイートで自然体なボーカル。レゲエマナーのある実にしっかりした音ですね。歌はラガしてないのもポイントですね。TLC『WATERFALLS(ONP REMIX)』なんかと相性がよく、きっかけものとして重宝しそうです。『RAIN』-よりプレイに使えるごつめのビートなレゲエですね。ホーンがからんでます。やはり日本語というのがイイです。
SUGAR SOUL: RESPECT YOURSELF
GENRE:JAPANESE
STYLE:DANCEHALL/R&B
RELEASED:
FORMAT:12INCH SINGLE
COUNTRY:JAPAN
LABEL:
COMMENT:
シュガーソウルによるダンスホール・チューンです。個人的に少し思い入れのあるアーティストでもありますね。サインもらったこともありました。 スパニッシュなギターが気持ちよく、揚げ上げでR&B、ダンスホール問わずメインにいける曲ですね。某ミックステープで最後の盛り上がりに使われてました。リミックスとして゜HUMMING BIRD MIX゜が収録されていますが、うって変わってスムースなR&Bチューンに仕上がってます。こちらも良いです。個人的なミックステープに入れたりしてました。
   V.A: ORIGINAL STALAG 17-18 AND 19
GENRE:REGGAE
STYLE:REGGAE/DANCEHALL
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
 レゲエのクラシックなリディム(トラックのこと)である『STALAG』をつかったモノのコンピです。ヒップホップ好き、レゲエ好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、中毒性のあるトラックですね。特に派手な音ということではなく、聴くほどにくせになり、コレがかかったときの゜キター゜感はかなりありますね。ダンスホールチューンあり、ルーツあり、インストありシンガー(歌)も男女あり、そして、DJ(よりラップ的なスタイル)ものありです。同一リズム(トラック)ですので、リスニングというより、プレイには重宝する盤ですね。やはり2枚欲しいところですね
 
 BANDY: IT DOESN'T REALLY MATTER
GENRE:REGGAE
STYLE:DANCEHALL
RELEASED:
FORMAT:7INCH SINGLE
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
 島谷ひとみ『アジアのパピオン』でもおなじみジャネット『DOESN'T REALLY MATTER』のダンスホールカバーです。チョイダークなサウンドでもありますが、アッパーめでバッチリ使えますね。サビ部に琴?がはいりヒップホップよりなビートに変わる展開があるので使い勝手も良いと思います。プレイ向き。
 
 サマー・ヴァイブスとして2回にわたりセレクトしてみようと思います。パート1は暑さには熱さを*ラガ、ダブ、ラテン、ソカ等、HOTな南国のヴァイブスをチョイスしました。
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