DISK REVIEW
24:秋の夜
REVIEW BY 2006・10・20

BROWNSWOOD WORKSHOP: MULTIDIRECTION
GENLE:ACID JAZZ
STYLE:

RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:この時は認識していなかったけどUFOは沖野修也、京都ジャズマッシブ、モンドクロッソなどと並ぶクラブジャズシーンのビックネームだジャイルスのレーベルを引き継いだ。
U.F.O(UNITED FUTURE ORGANIZATION)からでているコンピレーション・アルバムです。詳しくはしりませんが、『U.F.O』というと日本のクラブシーンの創世期から国内外問わず活躍するクラブ・ジャズ・シーンの重要なユニットというところですかね。アシッド・ジャズを中心に踊れるジャズを基調とし国内外様々な曲が収録されてます。

秋の夜長にはバッチリな心地よいジャズ/アシッド・ジャズ-MONDAY満ちるな落ち着いた大人なアシッド・ジャズ/ジャズSYLK130『SEASON'S CHANGE』。SADEなんかに通じるナチュラルでリラックスしたパーカッシブなジャズ/クロスオーバーTRIO DA LATA『DEEP WATER』。パーカッシブなビート、空気感あるウアモノ、レイヴ感もありのクラブなインスト・ジャズDIET MUSIC『POR EL(CORRESPONDANCE MIX)』。良いブレイクを打ち演奏なアシッド・ジャズに言葉がのっていくLOVE T,K,O,『ROCK'N' ROLL PHILOSOPHY』。TINY VOICE,PRODUCTION『HUG』もアシッドジャズなダンスなジャズ。 フロアライクなジャズ/クロスオーバー曲-KRUDER&DORFMEISTER『A TUNE FOR US』、AUDIO ACTIVE『RETURN OF THE SPCE APE』、良くできたレイヴで高揚感ありダンサブルなNAOYUKI HONZAWA『LA LUNE』クロスオーバーな曲JAZZ BROTHERS『SPONTANEITY』。ジャズミックスにもいけるヒップホップDJ MIL'O『IS IT WORTH IT』。ジャズ、クラブ ヒップホップありで、いずれもイケますね。全体にアシッド・ジャズ、そしてMONDAY満ちるに通じる音ですね。優れてますね上質です。
 

WEATHER REPORT: NIGHT PASSAGE
GENLE:JAZZ
STYLE:JAZZ/ ACID JAZZ/
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
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COMMENT:
ウェザー・リポートです。いつかとりあげようと思っていたのですが、秋の夜長には丁度いいと思うのでチョイスしてみました。どこか難解さのある深みのあるサウンドですね。マイルス・デイヴスと一緒にやっていたこともあってか、(見出された的な)やはりマイルスを連想させるものがチョコチョコありますね。ドープでアブストラクトなジャズ『DREAM CLOCK』、『FORLORN』、『THREE VIEWS OF A SECRET』。「DREAM CLOCK」はヒップホップ・ネタです。O.C.の1stでサンプリングされてます。ネタものな音してますねェ。ドープという言葉が似合うマイルスのアブストラクトなジャズ系統の音。時代を問わずイケル、使える音-パーカッションをつかった、アブストラクトで和?アジアン?な音『MADAGASCAR』-これは良いですね。なぜか竹を連想してしまいます。ヒップホップ・ビートではないですが、跳ねるような強いビートを刻んだバップ系のジャズ『NIGHT PASSAGE』-ビート感が強いということもありいつの音かわからない、時代を超えられるサウンドですね。現行ジャズとも相性いいと思います。アフロビートもとりいれているパワフルなジャズ『PORT OF ENTRY』、『FAST CITY』。パワーのあるバップ系ジャズ『ROCKIN' IN RHYTHM』フューチャー(近未来)を感じさせますね。

1曲通しで聴くのも勿論良いですが、プレイとして適所をつないで聴くとやはり他にはないオリジナリティがありますね。爆発と平静が同立している、聴いていておもしろいと思えるクリエイティブな1枚。やはり1つ1つの音がしっかり聞こえるそれなりの大音量できかなければ良さはわからないですね。生音は特に思います。
GROVER WASHINGTON JR: REED SEED
GENLE:JAZZ
STYLE:JAZZ/ FUSION/ SAMPLING SOURSE
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
グローバー・ワシントン・JRといえば久保田利伸もカバーする『JUST TWO BE US』が有名ですね。比較的にムーディーなジャズを連想するかたが多いのではないでしょうか。このアルバムはいわゆる売れ線なものではなく、インスト・ジャズでかためられているG・W・JRのサックックスを堪能できる1枚ですね。この盤からはトライブ・コールド・クエストなんかがサンプリングしてます。ジャケのカラーリングもトライブを連想させますね。

まず押し曲になるサンプリング・ソースでもある2曲『MARACAS BEACH』、『LORAN'S DANCE』。「MARACAS BEACH」はカモメの鳴き声もする夜の港を連想させるド渋なジャズ。妖しくサックスが入ってきますね。黒いです。素晴らしい。BLACK STREET「I CAN'T GET YOU」、他でサンプリングされてます。「LORAN'S DANCE」は絶品ですね。太いビートを打つ渋い夜のジャズ。サックスが唸ってますね。最高。A TRIBE CALLED QUEST等がサンプリングしてます。 他の曲もかなり上質ですね。展開がありアフロなパーカッションを使った箇所からは現行もの(アシッド・ジャズなんか)といける感じの『STEP 'N' THRU』。ガラージ的なジャズ・フュージョン『DO DAT』、『SANTA CRUZIN』。パーカッション、ストリングスを使いブラジリアンかかったフュージョン『REED SEED(TRIO TUNE)』。昼から夕方に聴きたいゆったりした、サックスが気持ち良いフュージョン/ジャズ『JUST THE WAY YOU ARE』。どれも使える上質な音ですね。全編にドラムがしっかりしてます。
 
MAXWELL: EMBRYA
GENLE:R&B
STYLE:NEW-SOUL R&B
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
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COMMENT:
ニューソウルの代表的なアーティストの一人でもあるマクスウェルです。このテのモノは日本ではいそうであまりいないんじゃないでしょうか?ジャジー&スムースな大人なサウンドにマクスウェルのファルセットが心地よく溶け合っていて気持ちいいです。R&Bをベースとした演奏によるジャズ・ボーカルアルバムといった感じですね。口当たりに軽やかなチョコレート、といった言葉が合いそうなアルバム。ニューソウルといってしまえば簡単ですが、(分ける必要がないほどソノ種の音です)あえて細かくレビューしてみようと思います。

よりR&Bサイドな『EVERWANTING:TO WANT YOU TO WANT』、『LUXURY:COCOCURE』、『MATRIMONY:MAYBE YOU』、『EACHHOUREACHSECONDEACHMINUTEEACHDAY:OF MY LIFE』。レイヴなミックスにもいけるヒップでジャジーな曲『I'M YOU:YOU ARE ME AND WE ARE YOU(pt me & you)』、『GRAVITY:PUSHING TO PULL』。ダブなベースラインにパーカッションが加わる民族色あるナチュラル&ジャジーな『DROWNDEEP:HULA』、『SUBMERGE:TIL WE BECOME THE SUN』。'インストナンバー『ARROZ CON POLLO』。スロー・バラード『KNOW THESE THINGS:SHOULDN'T YOU』。全て上質な音で、今の季節には抜群ですね。濃厚です。
 
PINK FLOYD: THE DARK SIDE OF THE MOON
GENLE:ROCK
STYLE:ROCK/ JAZZ/ SOUL/ FUNK/ RAVE/ SMAMPLING SOURSE
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
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COMMENT:
ピンクフロイドは好きで、第十一段でもとりあげましたが、今回はアルバムとしても非常に優れていて、曲単位でも素晴らしく良いこのアルバムをチョイスしてみました。この盤はテープにとったものを聴きすぎるほど聴いたこともあり最近になってようやく安値で見つけられたアナログ盤を購入しました。非常に有名盤なので語りつくされた感もありますが、やはりブラックミュージック・サイド、ダンスな視点でのものは聞かないのでレビューしてみようと思います。

まず、このアルバムから非常に多くの曲が生まれているというサンプリング・ソースとしての顔がありますね。知っているものでは『TIME』、『MONEY』、『ON THE RUN 』、『BREATH IN THE AIR』がネタものになります。 レイヴなダンス目線で聴ける曲-心拍音を刻むビート、短いですが2枚使いすれば面白そうな『SPEAK TO ME』。『ON THE RUN』はなんというか凄いですね。飛行機が行き来するような音、心拍音やらで。レイヴなダンス曲に聴こえます。「TIME」はビースティー・ボーイズもサンプリングしてるそうです。前半はレイヴでクロスオーバーなミックスにもいける感じ。本編の歌が始まるあたりからはロックなソウル感覚で聴けますね。ジャズ、ソウル目線-浸れるソウル/ロック『BREATH IN THE AIR』-結構普通に濃いソウルなんかとかけられそう。良いですね。DJ SHADOWが使ってるようです。ゆったりしたピアノからはじまり女性ボーカルの゜フェイク゜が唸るドープなジャジー・ソウル『THE GREAT GIG IN THE SKY』。ピアノ、サックスがのる壮大かつ幻想的なリラックスしたジャジー・ソウル『US AND THEM』。ファンキー・ジャズとしてバッチリなインスト曲『ANY COLOUR YOU LIKE』。リラックスした感じの壮大なゴスペル・ソウル『BRAIN DAMAGE』『ECLIPSE』。また『MONEY』は展開もありホーンもはいるファンク・ロックとしても抜群ですね。カラオケなんかでも歌っちゃってますね。JERUが使ってます。

アルバムとして非常に素晴らしいので、まずは通しで聴いて欲しいですね。また曲単位でも注目して聴いてみると面白いと思います。やはり、クリエイティブ。そしてドープです。この音が世界的に受けているということが信じられないほど深いサウンドですね。最高です。
 
ERYKAH BADU: WORLDWIDE UNDERGROUND
GENLE:R&B
STYLE:NEW-SOUL/FUNK
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
これまでも何度かその名を挙げてきたエリカバトゥ。大好きなアーティストですね。ボーカルもブルージーでオリジナリティがあり、サウンドも他とは違いますね。エイドリアナ・エヴァンス、マクスウェル等とならびニュー・ソウル/ジャズの象徴的なアーティストでもあると思います。今回は2ndになるこの盤を選んでみました。ニュー・ジャズな音ですが、1st『BADUIZM』と違いシンセ等を使い、よりクロスオーバーな音の広がりをみせていますね。ジャジーでヒップな1stはまたの機会にピックアップしようと思います。 

まずアルバムとしての流れが素晴らしいですね。クロスオーバーな楽曲-スペイシーさがありスゥイートで気持ちいいR&B/クロスオーバー『BUMP IT』。後半パーカッションが挿入されブレイクタイムな感じになるので2枚あるとこの部分からかけるなどなど楽しめそう。エレキをレニークラヴィッツが演奏していて、うっすらと漂うシンセが心地よいニュー・ジャズ/クロスオーバー『BACK IN THE DAY(PUFF)』。心拍音からバスドラの四つ打ちになっていきテンポも少し速いのでハウスプレイにもいけそうなニュー・ジャズ/クロスオーバー『I WANT YOU』。ライブなニュー・ジャズ『THINK TWICE』。またヒップホップをやっているとエリカバトゥ本人もいっていた通りスタイルは違えど音としてソレとわかり易いヒップホップサイドな曲『WOO』、『THE GRIND』、『DANGER』、ループを基本としたファンキーなクィーン・ラティファなど参加の『LOVE OF MY LIFE WORLDWIDE』収録です。いずれも素晴らしいですね。1stより使い勝手もクロスオーバーに広がった音世界を楽しめますね。
 
DJ PULSE: AND THE JAZZ CARTEL
GENLE:DRUM'N' BASS
STYLE:ACID JAZZ/ BREAK BEATS
RELEASED:
FORMAT:12 INCH SINGLE
COUNTRY:
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COMMENT:
DJ PULSEというとドラムンベースのほうのアーティストのようですが良く知りません。なにはともあれ音がイイということでのピックアップになります。 この盤は45回転用ですが33回転で聴くと抜群にイイです。(通常の45回転で聴いてもブレイクビーツを早めたビートを使ったドラムンベースで、悪くはないです。)よって、ここでのレビューは33回転での音についてになります。ブレイクビーツ使いで途中ボンゴバンド「アパッチ」使っていて、女性の吐息みたいのはいったりする『DESTINY(FLYTRONIX REMIX)』。スケールの大きいレイヴさもあるドープな曲。ホーン等もはいるのでアシッド・ジャズな感覚で聴けます。強力なブレイクを刻み断片的にはいる女性のボーカル、ピアノ、ホーンの断片がトラックと不気味?にも心地よく溶け合うジャジーでドープな『U DOWN(OFF THE WALL MIX)』。両方ともダンスなジャズで最高です。 *レコードは45、33回転とかけかたを指定されていて45のものを33で聴けば半分まではなりませんが、相当ピッチダウンして遅くなります。
 
TYLER: FREDDIE'S DEAD
GENLE:R&B
STYLE:ACID JAZZ/ FUNK
RELEASED:
FORMAT:12inch SINGLE
COUNTRY:JAPAN
LABEL:
COMMENT:
ヒップホップ/R&Bシーンでは結構その名が知られていると思うTYLERです。なんとカーティス・メイフィールドのカバーをやってます。軽くショックでした(勿論うれしい方の)。もともと「FREDDIE'S DEAD」収録のカーティスの黒いアルバム「スーパー・フライ」(第二段セレクト)はやはり大好きで、この曲はど真ん中の1曲でしたので、嬉しい発見でした。

『FREDDIE'S DEAD』-ブレイクビーツ以降の演奏によるアシッド・ジャズなカバーで嬉しいことに日本語で歌ってます。原曲の良さを残しつつも新しいアレンジが加わり、かけられるシチュエーションも広がってますね。TYLERのボーカルがまた気持ちいいです。日本人ならではのスウィートさありますね。ICE(日本のアーティスト)を連想させるところあります。またフロアライクなリミックス『FREDDIE'S DEAD(DJ WATARAI REMIX)』も収録です。シンプルめでトライブ・コールド・クエストな゜音の厚み゜があるガッチリしたヒップホップ/R&Bな仕上がり。クロスオーバーに使えそうな音。他は、同じく「スーパー・フライ」からのカバー『GIVE ME YOUR LOVE(MOZAMBIQUES JORET DUB)』も収録です。こちらは打って変わって別の曲になってます。サンタナ「JINGO」のギター・カッティングをサンプリングしたシンプルながらアフロでレイヴな使えるナンバー。やはり同じくサンタナのカッティングをサンプリングしたCANDIDO「JINGO(REMIX)」との相性は抜群でしょう。
 
COMMON: ONE DAY IT'LL ALL MAKE SENSE
GENLE:HIP HOP
STYLE:HIP HOP JAZZ SOUL
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
 ヒップホップ・アーティストであるコモン・センス。やはりこの人の音にはソウルがありますね。それは幅広い意味でスティービーなんかに通じるところがあると思います。ヒップホップとして素晴らしいのは言うまでもないコトですが、リリースから時間が経過した今、単にヒップホップとしてでなくジャズな目線でも着目して欲しい1枚。

まずジャズ目線で素晴らしいものが多くあります-まず生演奏&ポエトリー・リーディングが渋い『MY CITY』、『POP'S PAP PART2』。ピアノ/オルガンが印象的なラップがのったジャズ曲『G.O.D.(GAINING ONE'S DEFINITION)』。THE ROOTSが演奏し、エリカバトゥ参加の『ALL NIGHT LONG』。ROOTS、エリカバトゥ、そしてコモンといったら・・・それはもう、ヒップでソウルフルでジャジーなものになると想像できるクールでジャジーな曲。シリアスなPT.1から力強さのあるPT.2へと続くジャズ/ヒップホップ『STOLEN MOMENTS PT.1、2』。 クロスオーバーにレイヴ、ジャズ等とも混ぜて使えそうなもの『GETTIN' DOWN AT THE AMPHITHEATER』、『MAKING A NAME FOR OURSELVES』。 時代を問わず使えるファンクっだたりジャズの温かみのあるヒップホップ『INVOCATION』『REAL NIGGA QUOTES』。ジャジーなループに言葉をのせていく『INTROSEPECTIVE』。このテのものはミックスの最初にかけたりと詩の内容が分かると重宝するのですが。。 他にもローリンヒル参加のピアノが心地よくソウルフルな名曲『RETROSPECT FOR LIFE』。スティービー『NEVER DREAMED YOU'D LEAVE IN SUMMER」のサンプリング/カバーのこの曲はやはりしみますね。あたたかく泣いてしまいそうになります。CHANTAY SAVAGE参加のダンスクラッシックスとも併用可能な使えるダンサー『REMINDING ME(OF SEF)』。等々他にも使えるヒップホップ多いですね。

現在のヒップホップシーンでは少なくなった70、80年代のソウル、ファンク、ジャズを感じとれる゜あたたかみ゜がありますね。アルバムとして流して聴くのもいいですが、それよりも曲単位で聴いてほしい1枚。
 
THE ENTITY&SUPREMEeX: PROJECTO : 2501
GENLE:HIP HOP
STYLE:UNDERGROUND HIP HOP
RELEASED:
FORMAT:LP ALBUM
COUNTRY:
LABEL:
COMMENT:
 アンダーグラウンド・ヒップホップですね。日本からSHING02が参加してますメジャーに対してのアングラではなく、ほんとの意味でのアングラですね。サウンド、メセージは語訳がないのでわかりませんが、メジャーなモノとは明らかに一線を画してます。カンパニー・フロウ、もしくはDJ KRUSHの世界観、そして+UKサウンドと連想してもらうとわかり易いと思いますね。

無機質なトラックに早口ぎみなラップがのる『AUTHENTIC INTELLIGENCE』。カンパニー・フロウ好きにはいけるのでは?なトリッキーなブレイクに早送りのようなラップ!そしてスペイシー&ホラーな雰囲気をかもし出しているトラックの『ORIGIN OF FABLE』。 またヒップホップ・リスナー以外にも聴いてもらいたいクロスオーバーにプレイでき、広くリスナーにアピールできる音だと思う音-SHINGO02参加の無機質ながら和を感じさせるサウンド『CONTACT』。ジャングル・ビートもとりいれているレイヴな空間にも気持ち良いだろうミディアム『CONCEPTUALIZE』。ゆるくジャングル・ビートを刻むスムースでレイヴさある『FLUID MOTION(CONCEPTUALIZE RMX)』。『DIGIDESTRUCTION』もいけますね。

アルバム通してポップさはなく、かといって、ヒップホップのゴリゴリも薄い。ヒップホップ・リスナーは勿論、広くクラバーにはいけるのではと思います。現在、ヒップホップではこのテのものが特に好きですね。第十四段ピックアップ「BRITISH DUB FUNK-VOLUME ONE」、DJ KRUSH、DJSHADOW等々。クリエイティブであるし、サウンドも流行のものと違い時代の経過に左右されない音だと思います。
 
秋もだんだんと濃くなり、夜も深さを増していきますね。今回はそんな夜長な夜に聴きたいドープで深みのあるサウンドをセレクトしました。
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