コンサートレポート
管理人の視点から書き残したコンサートの記録です。
2008.7.19 Cafe HIGUCHIにて
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午前中のレッスンに引き続き、各務原APITA内のCafe HIGUCHIでのTea Time Concert。レッスンが通常より30分早かった為、高速を使って12時半に帰宅。昼食を取り、一休みして準備して、十分余裕を持って会場に向かえた。
会場は広くはなかったけど、デッドではなく思ったより吹きやすかった。ここのコンサートは店主から特別指示があるわけではなく、勝手にステージ配置し、勝手に始めて勝手に進めればいいという、結構気楽なコンサートだった。加えてピアニストが気さくな人で、笑ってしゃべっていたら、多少なりとも緊張していたのが随分ほぐれた。
今日は両親と友人夫妻が聴きに来た。先週その為にここを訪れて席を予約した。両親と友人夫妻と隣合わせの席で、互いに気を使わせていたかもしれないけど和やかに話している様子で安心。私も初めての場所でとまどうかと思ったけど、案外そういう事もなく、精神的にも和やかにコンサートを開始した。
自らMCを務めながらの本番は夢路追連に続き2回目。今回は曲数が多かったので、一応毎日通勤の車の中で練習して頭には入っていたけれど、忘れる心配があったのでカンペを楽譜に貼り付けて臨んだ。おかげでMC自体はどもったり噛んだりする事なくスムーズにできたが、すぐ真横でカウンターに座って聴いていた人にマジマジと譜面台を見ながら聞かれて、ちょっと恥ずかしかったかも。それに、後で母に聞いたら客席からカンペの小さい紙をめくるのが見えたそうで、もうちょっと上手くやらねばと反省。(^^;ゞ でも演奏自体は全く緊張する事なく、失敗する事もなく、順調に進んだ。これは午前中にレッスンで小串先生の前でリハーサルをさせてもらったおかげかも。
あっという間に前半が終わり、休憩時間にお店から飲み物を出してもらえたのは嬉しかった。吹きっぱなし、喋りっぱなしで口がカラカラだった。
そして後半へ・・・後半はJazzという事でクラシックほど音に神経質になる必要がなく、また好きな曲ばかりだったから、本番とは思えないほど、どの曲も楽しんで演奏できた。ほどよく響く店内も心地よく、MCも間違える事なく、とても順調にコンサートが進んだ。リードは2日前に録音で使ったリードがまだ調子良かったのでそのまま使ったが、これもよく鳴ってくれて、低い出しづらい音まで楽に鳴らせた。お客様も小さいお子様連れがなく、マナーよく聴いてくださるばかりだったのもやりやすかった要因の一つだった。本当に音楽が好きで来られているお客様ばかりだったのだろう。また、普段よりお客様が多かったそうで、今日はほぼ満席だった。いい雰囲気で、楽しくコンサートを無事終える事ができた。心配していたのが、いつもレッスンに行って帰ってくるとドロドロに疲れてしまうので、午前中のレッスンに続く本番まで体力が持つか・・・だったけど、意外に終わってもまだ元気が残っていた。気の持ち様・・・なのかな?
「またこのプログラムでどこかでやりたいですね」と主催者のピアニスト。私とのセッションを楽しく思って言ってくださったなら、それはとても嬉しい言葉。是非声をかけてくださいとお願いしておいた。こんなコンサートなら度々やらせていただきたいもの。
後で父から聞いたら、会場が狭かったので、私のパワーがちょっと余っていたとか。もうちょっと控え目に吹くべきだったか? これは次回に向けての反省点。あと、友人夫妻の奥様の方が「演奏は安心して聞いていたけど、MCが上手くできるか、親心で心配していた」と言われた。いつもB.B.Q.でMCは不破氏に任せっきりなので無理もないか。またご主人の方からは「もっと愛想よくできんのか?」とも。自分では上手くできたつもりでいたんだけど・・・。でも、終始いい精神状態で自分本来の演奏ができた事には満足。どの本番に於いても、常にそうありたいもの。