7月6日 予備調査
今年初めての賀茂川生物観察へ。
柊野ダムから上賀茂橋の間で中洲の様子などを確認しました。
今年から簡単な観察の記録が出来る用紙を準備し、帰宅後まとめる事にしました。
―――――天候:曇り―――――
1.柊野ダム上右岸(15:30〜15:50)
気温:27.3度 水温:18.0度(流路部)
トンボ類多数、トノサマバッタ成虫数匹、アブ類(交尾中)
2.西賀茂橋下右岸(16:05〜16:10)
気温:25.0度 水温:19.5度
イトトンボ類1匹、ヘビの脱皮殻
3.上賀茂橋下右岸(16:52〜17:01)
気温:24.7度 水温:19.5度
ハグロトンボ成虫数匹(暗い茂み部)、シオカラトンボ羽化殻4個


7月8日 第1回水生生物調査
ハグロトンボのヤゴを探す。それなりの数が採れ、ゴリ・カエルの卵と共に持ち帰りました。
新たに廃物利用の2槽式循環水槽を製作。試運転を開始しました。
―――――上賀茂橋下右岸―――――
天候:曇り 気温:28.5度 水温:20.5度(流路部)
ハグロトンボ幼虫10匹程度、ゴリ2匹、アメリカザリガニ1匹、カエルの卵

7月21・24日他 ハグロトンボが羽化
8日に採集したハグロトンボが羽化をし始めました。適当な天候の日が少なく時期を逸し、
やや栄養失調気味での飛び立ちのようでした。
また、観察用にケースに移した個体が突然痙攣を起こす様子が見られ現在も謎です。



7月29日 第2回水生生物調査
今回もハグロトンボのヤゴを採集。シオカラトンボのヤゴも見つかりました。
―――――○上賀茂橋下右岸(17:15頃)―――――
天候:晴れ 気温:29.0度 水温:23.5度(流路部)
ハグロトンボ幼虫4匹、コオニヤンマ幼虫1匹、シオカラトンボ幼虫1匹

8月5日 北区民ふれあい金魚とり大会
恒例の金魚つかみどり大会。この時の金魚のうち3匹が今も水槽を占領しています。
(どうせすぐに死んでしまうだろうと思っていたのですが・・・)
1匹はすぐに白点病になりメチレンブルー薬浴を施しました。
[メモ]8月下旬の水槽の温度変化
6時:27.0度 9時:26.3度 12時:28.0度
17時:30.0度 0時:28.0度
9月下旬の水槽の平均温度:21.5度

9月14日 第3回水生生物調査
ヤゴ水槽に浮かべる藻類を採集。直前に雨が降り川は濁っていましたが
コオニヤンマのヤゴも発見できました。
―――――上賀茂橋下右岸(15:00頃)―――――
天候:曇り
コオニヤンマ幼虫数匹、エビ・ザリガニ類各1匹

今年から導入した2層式循環水槽です。
サイズ違いの廃物利用もありますが、2層に別けた管理や水流を強め川の流れを再現
するために役立っています。
しかし、金魚が生き残っている為ヤゴを混ぜる事が出来ず当初の目的とは異なってしまいました。

ここからは2007年に見かけたトンボ以外の生物です。
6月17日昼頃、鴨川の二条大橋〜御池大橋間でシカが発見されました。
中洲の草が高く伸びており意外に見通しが悪く、日曜で人通りが多いにもかかわらず
目撃者は少なかったようです。翌日は変わって110番され捕獲も試みられましたが失敗、
その後の情報が無い所をみると自力で帰っていったようです。

鴨川で見たヤツら。カメは御池大橋、カニは三条〜四条大橋間です。

自宅の庭のキンモクセイから旅立ったセミです。


今年見かけたその他の昆虫。


