2010



■本年は賀茂川での水生生物調査は1度のみとなりました。
しかし、目的のハグロトンボのヤゴは十分な数が採集でき、持ち帰り後は連夜の観察に。
残念ながら、撮影準備が整ったときに観察できた個体はえらが全て欠損していました。

他には、羽化の為に水中から出る瞬間や水中での幼虫の脱皮も観察でき、概ね満足のいく結果となりました。


生物部活動再開に備えて道具整理。

流水水槽も枠を新調しましたが
今年は役に立ちませんでした。

7月26日の成果です。

調査区域は例年通りの
上賀茂橋付近。


羽化過程


7月27日深夜撮影セッティング。


7月28日朝。

7月29日朝。

7月29日朝。

7月30日朝。

7月30日朝。

7月30日朝。

8月1日朝。

8月1日朝。

8月1日朝。

8月2日深夜。

8月4日朝。

8月4日深夜。


羽化観察終了。観察箱撤収。

流水水槽試験運転終了。ヤゴは放流しました。








■高倍率ズームのカメラを導入し、生態写真の撮影を始めました。

●深泥池トンボ撮影

6月25日、7月1日実施

○6月25日分












○7月1日分












●石川県ギンヤンマ遭遇戦

8月22日












●京都御苑「秋のトンボ池一般公開」

京都御苑のトンボ池という所へ初訪問。
例年は夏季のみの公開だったようですが、今年は秋も公開してくれているようです。
ただ、時期が時期だけにトンボの姿は少なく。カエルも見つけられませんでした。
見ることが出来たのはオオアオイトトンボとリスアカネ。
オオアオイトトンボはかなり近付いても逃げようとはせず、
逆にリスアカネは忙しく飛び回り撮影には一苦労でした。

トンボ池は平成6年に造成された人工池で、水深は50センチほど。
防水シートが底面にあり、雨水と地下水を水源としていて
水温は1年を通してほぼ一定に保たれています。
研究池然とした見付で水辺と林の生き物が観察できるようになっています。
参考:トンボ池の生きものたち(トンボ池パンフレット)環境省自然環境局京都御苑管理事務所発行

















■その他の昆虫です。羽化殻は庭木からのものです。


ハラビロカマキリ2題。

踏み潰された中からしっかりハリガネムシが出現。

今年突如ハナミズキに付いたイラガ。