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アイボリー復活

0系の白。
初めて被写体として0系と向かい合ったとき、何か違うなと感じた。
その疑問はすぐに解決したがアイボリーの0系が憧れの存在となったのであった。

ホワイトの0系も撮り続けて行くうちに違和感がなくなっていった。
明るい白も走り重ねる度に薄汚れていき、徐々にアイボリー風に近付くようである。

そこで今回のアイボリー復活。これもまた違和感があるのである。綺麗過ぎるのだ。
せめて鼻の部分の色味を少し変えてくれればよかったのだが。


復活アイボリー、撮ろう撮ろうと思いつつ新大阪では線路間に作業防護柵が出来てから・・・










2008年11月30日 定期運転終了「こだま号」

0系が定期運用を失った。

こだま629号が新大阪に入線。

新神戸までのミニお別れ乗車に出発。

新大阪のコンコース。20・21番ホームへ至る階段には警備員が多数。

安心感のあるデザインの表示幕。

6両こだま。ほとんどが自由席。

新大阪を僅かに遅れて発車、時間が時間なのかまだまだ席には余裕あり。

車内のプレート、盗難防止のためか車内の車番プレートは見当たらなかった。

売店跡。

車販準備室。

新神戸駅で購入した記念駅弁。外見だけでなく味も良かった。

こだま629号新神戸に到着。ありがとう0系。

トンネルへ消える0系、新神戸ならでは。

福山からのこだま620号が新神戸に到着。



新大阪で折返して下りこだま639号が新神戸に到着。





さよなら0系。
















2008年12月6・13・14日 さよなら運転「ひかり号」

0系が営業運転を終了した。

ひかり347号が新大阪に入線、前の人の股の間から一撃。
/2008.12.6

過剰警備が故にある程度引きが取れ、逆にこんなカットも。
/2008.12.6


/2008.12.6

まもなく発車。
/2008.12.6

各乗車口では特別に指定席券の確認が行われていた。
/2008.12.6

所定21番線ののぞみ27号を22番線に変更して、21番線には目隠しの回送列車が据え付けられた。お召列車かよ。しかしホームの収容力が落ちるからか逆に危険になると判断されたのか、最終日にはこの措置はとられなかった様でホームの入場規制のみ行われた模様。

赤いひかり幕が逆に新鮮。
/2008.12.6


/2008.12.6

ひかり347号とはさよならの語呂合わせだとか。
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/2008.12.6



姫路手柄山俯瞰。回送を後追いで、ちょっと失敗。
/2008.12.13


/2008.12.13

手柄山俯瞰のあと加古川橋梁へ、山陽電車利用で移動ちょっと走らなければ間に合いませんでした。
/2008.12.13

最終日のみ運転の上りひかり340号。姫路にて待ち受けます。
/2008.12.14


/2008.12.14


/2008.12.14


/2008.12.14

姫路駅停車では独自に式典が挙行されたようです。
/2008.12.14






日本鉄道の巨人がついにその光を消した。
0系新幹線電車は当時既に確立し、信頼された技術のみで完成したという。
保存車の運転台を覗いて見ると、そのアナログ感満載の機器達にちょっとした不安感すら感じられる。
本当にこの指針や表示灯は正値を示しているのだろうか?
全くコンピュータ制御の最新車両と肩を並べて活躍していたなんて、堅実な造りがそれを可能としていたのだろう。

それにましても残念なのは、日本成長の原動力の一つでもある世界に誇れる名車が
動態保存されないとはどういう事か、信じ難い処遇である。

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0系新幹線電車[営業運転終了]