・あやかしびと（PC）：propeller
解説：時は現代。見た目は人間だが、必ず危険な能力を持っている「人妖」達が織り成す、性欲高めの物語。
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結論から言うと面白かったです。だから惜しかったです。
鉄を引き寄せ戦う主人公、言葉で相手を従わせるヒロイン、銃や刀をファンネルのように操る敵キャラ、車を正拳で吹き飛ばす高校教師など、
どこからどう見ても俺の大好きな少年マンガ風なんですが、とにかく、惜しかったです。
少年漫画風ギャルゲーに「月姫」がありますが、あれは同人作品。とくにユーザーフレンドリーにする必要は無かったのですがこちらは違います。
エロゲーの商業作品、つまり「プロ級のエロを提供します」と言うことなので、エロが随所随所にねじこまれています。
最終決戦前夜、一番燃えるところで「ホントは好きだったの・・・」とヒロイン以外とSEX開始。あの、どっちに燃えれば？
あと、出てくる敵女性の１００％（！）が淫乱です。ヤったりヤられたり、敵男はかっこいいんですが、女は淫売にされててかわいそうでした。
もうひとつ、コレも商業作品からなのですが、長い。
シナリオを一つまみで言うと、[捕まっていたところから逃げる→敵が追ってくる→戦う]と、言ってしまえばこういう話なのですが、
８８００円取ってるワケで、ものすごいボリュームに見せようとすず（ヒロイン）とのいちゃつき方が本気です。
「双七くん（主人公）のバカ！！」と言われて双七が謝ろうもんなら、「も〜双七くんはしょうがないなぁ（///）」と電車にいるカップルみたいな会話で
３〜４時間は食います。他にもなにかやってる気はしましたが、印象がこれしか残ってないので、たぶん何もやってないんでしょう。
「心は熱く・・・けど頭はクールに！」「人類最速の居合い・・行きます」「併せ四刀・・・参る！！」など、少年ジャンプなら来週に引っ張れるであろう
熱いセリフたち。それに弱い人達や、かっこいい敵キャラ（エロイけど）、ガチンコバトル漫画が好きな人にはたまらないゲームです（でした）。
あと、すず以外にも３人サブヒロインがいるのですが、ストーリー上すず以外の女性に惚れるのは流れから言っておかしいので
あまり楽しめませんでした。そこらへん気にせず読める人は楽しめると思います。薫シナリオはどうかと思いましたが。