<搭載量の目安>
あくまで参考程度に見てください。
搭載メモリ
512MB VistaBasicの最小構成(快適な動作は期待できない)。WindowsXPの推奨量。
1GB AeroGrassを使うための最小量。XPであれば、多くの3Dゲームの推奨量。
2GB Vistaの推奨構成。Vistaであれば、3Dゲームの推奨量。
ちなみにWindowsVistaは対応したUSBメモリをメインメモリの補助として使うことができます。
これで、一時的に多くのメモリーが必要になっても安心です。

<メモリーの規格>
古いものから順にDDR、DDR2、DDR3となります。
細かな違いはありますが、認識としては「新しいものほど高速、低発熱、低消費電力」程度で問題ないでしょう。
また、ピンの数もそれぞれ異なり互換性はありません。
規格 電圧 備考
DDR SDRAM / PC 2.5〜2.6V
DDR2 SDRAM / PC2 1.8V
DDR3 SDRAM / PC3 1.5V

<転送速度>
メモリを見ると「PC3200」や「PC3200(DDR400)」や「DDR400」と書いてあることがあります。
「PC」はデータの転送速度を表し、「DDR」はFSBを表しています。
数字が大きいほど高速です。
メモリは搭載CPUのFSBと同等以上にしましょう。
むしろ、より高性能を目指すのであれば、一段上にしましょう。
逆に小さい場合、パソコンの性能低下を招きますが、一段下程度であれば大差にはならないそうです(5%ほどとも)。
規格 FSB 転送速度
PC2700(DDR333) 333MHz 2.7GB/s
PC3200(DDR400) 400MHz 3.2GB/s
PC4200(DDR533) 533MHz 4.2GB/s
PC5300(DDR667) 667MHz 5.3GB/s
PC6400(DDR800) 800MHz 6.4GB/s
PC8000(DDR1000) 1000MHz 8.0GB/s
PC8500(DDR1066) 1066MHz 8.5GB/s
PC10600(DDR1333) 1333MHz 1.06GB/s
PC128000(DDR1600) 1600MHz 1.28GB/s

<デュアルチャネル>
時々目にするデュアルチャネルとは何か?
デュアルチャネルに対応したメモリは、同容量・同スペックのメモリを2枚1組で使用することにより、データの転送速度を2倍に高めることができます。
つまり、デュアルチャネルにするとPC3200(DDR400)がPC6400(DDR800)と同等になるってことですね。
ただ、あくまで理論値での話しなので、「もとよりは速くなる」程度で。


間違いなどがあれば掲示板などでご指摘をお願いします。

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08.03.26:DDR3を追加。全体を修正
07.04.02:微妙に修正
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