日本海軍重巡洋艦「鳥海」です。
この作品はモデルアート社様より発行されています
「艦船模型スペシャル No.23 古鷹・加古 青葉・衣笠」に作例として掲載されました。
キットは1/700ピットロード社製 レジンキット「衣笠」を使用し
一部にエッチングパーツを使用し、ディテールアップしました。

左舷より前方より撮影しました。
レジンキットということでプラキットにはないディテールや味があるのですが
気泡の処理や離型剤の処理など大変な部分も多く、プラに比べ割れが多いのも難点でした。

左舷からみた艦橋のアップです。
前部マストはホワイトメタルパーツです。
各部を真鍮線やエッチング梯子を用いて
ディテールアップしています

右舷前方よりの写真です。
日本の巡洋艦は環境も特徴的ですし、軍艦職とリノリウム色のコントラストが非常に
美しく、今回も製作していて非常に楽しかったです。
特にはじめが黄緑色のレジン塊だったので、どんどん組みあがり色がのる
過程で製作のテンションが上がった気がします。

右舷後部より見た艦橋周辺です。
衣笠の特徴的な艦橋構造がお分かりいただけるかと
思います。いつもどおり、煙突には仕切り板と覆いを
真鍮板、真鍮線にて再現しています。
左舷よりみた煙突周辺です
探照灯台をエッチングにかえ、舷窓はピンバイスにて
開口しなおしました。
レジンキットでは舷窓がだるくなりがちですので
軽くでもあけなおすと効果的です
左舷後部よりみたアングルです。
今回も手すり、空中線なしですが
1/700ではこれもまたありかなと思えます。
水偵が彩を加え、いかにも日本の巡洋艦
といった表情をみせています