記事ロゴ
 
 5月3日〜4日、チーム恒例行事となったNARCH日本予選(Bronze) が野辺山にて行われた。今年の目標は優勝のみ。去年決勝で敗れた無念を晴らすのである。
 優勝への重要な第1歩である抽選会。キャプテン唯一の得意技。今年は「C」を引き、Aブロックとなった。
今大会は 全15チームが参加し、各3チームづつでA〜Eの5つのブロックに別れリーグ戦を行い、その最終順位に従い4日の決勝トーナメントを行う。この決勝トーナメントで唯一初戦をシードとして免除されるのがモルモッツの入ったAブロックの1位チーム。今年もキャプテンはその豪腕を発揮すると共に、今年の仕事を終えたのだった、、、。
 
 Aブロックは、学生選抜 Prairiedogs Red・Marmots となった。 
 
5月3日 参加メンバー :GK 福島/プレーヤー 荻野 米内口 松本 井口(兄) 井口(豊) 大樹
 
vs Prairiedogs(東京) : 予選第1試合
 
 野辺山、北千住と何度となく対戦してきた難敵Prairiedogs。10分2ピリのロス込みで行われる当大会は先制点が非常に大きな意味を持つ。まして大会初戦の先制点となればなおさら。その貴重な貴重な先制点を#14井口(豊)が決める。#13大樹からの後方 縦パスに近い形のパスに合わせての綺麗なゴール。 しかしその後同点に追いつかれ、1−1のまま第2ピリオドに突入。
  ここからは#55松本・#13大樹 祭り。2ピリに挙げる3ゴールを全てこの組み合わせで叩き出し、4−2で勝利を収めた。
 
vs 学生選抜(茨城) : 予選第2試合
 
 筑波大、日体大メンバーを中心に構成された学生選抜。若さ=走力で攻めるも守るもよく走る。第1ピリオドは攻めるモルモッツに、速いカウンターの学生選抜といった図式ながら、両チームとも得点を挙げることが出来ない。
  第2ピリオド開始直後、そんな重苦しい流れを断ち切ったのはアイスからの助っ人#54米内口。#55松本からのパスをGK肩口というよりむしろゴール天井に突き刺す鮮やかなゴール。 これが均衡を破りゴールラッシュが始まる。先ほどのお返しとばかりに今度は#54米内口が#55松本のゴールを導くパス。さらには#54大樹、#55松本がそれぞれノーアシストで決め4−0で勝利を収めた。またプレーヤーとGK、二束のワラジの福島は見事なセーブを連発しこれが自身初の完封勝利となった。
 
 これにより予選2試合全勝で、Aブロック1位通過することが決まった。明日の試合時刻は14時。飲むしかないっ!
 
5月4日 参加メンバー :GK 松田/プレーヤー 荻野 米内口 松本 井口(兄) 井口(豊) 福島 久保田
 
大会2日目 正酒護神#1松田、王子こと#91久保田が合流。そして松田の合流により#5福島はプレーヤーとなった。
 
vs Gretz(北海道) : 決勝トーナメント2回戦
 
 女子を中心に、外国人2名と日本男児2名とで構成される混合チーム。女子のハンドリングの技術は総じて高く、また外国人プレーヤーのシュートは強烈。
 
 試合はGretzの先制弾で動き出す。#12荻野が被りまくりのブラインドとなり、外国人プレーヤーに強烈に決められる。今大会初の先制点、且つトーナメント戦ということもあり、チームには早くもあせりの色が見え始める。試合は0−1で第2ピリオドへ。残り5分となった辺りで#13大樹から#12荻野へと絶好のパスが渡り、危なげながらも同点とする。しかしその直後またしても外国人プレーヤーに強烈なシュートを決められてしまい1−2。
  残り2分47秒、モルモッツはタイムアウトを要求しスペシャルセットを投入。これが項を奏し#55松本が同点ゴール。さらには残り10秒を切った所で相手ゴール裏から#54米内口−#13大樹とパックが渡り、最後は#55松本が流し込んだ。GKは完全に逆サイドに意識がいっており、実質無人のゴールに流し込むかのような鮮やかな連携だった。3−2。見事な逆転劇で準決勝へと駒を進めた。
 
vs RASTAS(東京) : 準決勝
 
 ラスタカラーの美しいジャージ、RASTAS。試合開始早々に#91久保田がGKを巻いてゴールを決める。さらには#13大樹から#14井口(豊)へと渡り追加点。続いて#5福島からのパスを#55松本が決め3−0。2ピリは両者0−0で、危なげなく決勝進出を決めた。昨日のGK福島に続き、松田も久々の完封勝利を挙げた。
 
vs JET STREAM(東京) : 決勝
 

 NHL Bronzeオールスターの様相を呈すJET STREAM。最初に点を決めたのはJET STREAM。さらに加点され、いきなり0−2の劣勢となってしまう。「欲しい時に点を取る」王子たる所以は今年も健在で#91久保田がノーアシストで反撃の狼煙となる追撃弾を決める。直後のセンターからのFace Offで#55松本が抜け出しチャンスを掴むが惜しくも決めることは出来ず、1−2で第2ピリオドへと向かった。
  モルモッツは同点を目指しセットを組みかえるも両者譲らず、残り3分。ようやくセットの組み換えが実り、#54米内口のパスから#13大樹が待望の同点ゴールを決めた。しかし直後にその歓喜は沈黙へと変わる。セット組み換えのしわ寄せがモロに出てしまい、逆転弾を許す。気落ちした所でさらに加点を許し残り時間は1分を切った。当大会はローカルルールにより、残り1分を切った所でのペナルティにはPSが与えられる。完全に集中の切れたモルモッツはこの1分で2度のペナルティを犯す。1本目を決められ、2本目は自滅。ここで試合終了。2−5で敗れた。

=  個  人  記  録  =
背番号
名  前
ポイント
ゴール
アシスト
#55
松本
#13
増田
#54
米内口
#91
久保田
#14
井口(豊)
#12
荻野
#5
福島
         
チーム内MVP #54 米内口

チーム内MVPには野辺山初参戦ながら、攻守に存在感を発揮した#54米内口が選ばれた。
2年連続の決勝敗退。来年こそは勝つぞ!