昨年、キッチンのリフォームで登場されたAさん。今回は岡崎市の「木造住宅耐震改修工事補助制度」を利用して、耐震補強工事を行いました。住まいは築後25年の木造住宅です。
キッチンのリフォームの様子はこちらをご覧ください。
まずは「耐震診断」
「市からお知らせが届いて、住宅の無料耐震診断のことを知ったんです」とご主人。「とにかく大地震は心配だから、早速申し込みをしましたが、実際に診断に来てくれたのは3ヶ月後くらいでしたよ。診断結果が来たのもずっと後だったから、随分時間がかかるんだなあと思って・・・」(※注 現在は申し込みが殺到しており、さらに時間がかかるようです)
診断結果は・・・
大胆な表現にショックを受け、補助制度の申請手続きがスタート。詳しい設計の結果、壁量の不足を補うために、構造用合板による壁の強化と筋かいの追加を実施することになりました。
「近いうちに外壁のリフォームもしたいと思っていたので、この機会に全部塗り替えをすることにしたんです」
その希望を踏まえ、外側から耐震補強工事をする提案が出されました。「家の外で工事が進めてもらえたので、気楽でしたよ」目に見えない補強工事だけでなく、外観もきれいになって大満足のAさんご夫妻です。
構造用合板で壁を強化 |
筋かいを増設 |
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補助金制度で迷わず着工
耐震診断の総合評点が0.7未満の場合は耐震補強についての補助金対象になります。Aさんの場合は補強工事にかかった工事費の4分の3を補助金でカバーすることができました。「思ったより安くできたし、補助金制度があったおかげで気楽に補強工事ができたね。まだ補強をしていない人は、早く耐震診断に申し込むといいですよ」
先日かなり強い地震が発生しましたが、「正直、補強工事が終わってからでよかった〜と思いましたねえ。今までとは安心感が違うんですよ」とご主人。しっかりとした耐震補強ができて、ほっと一安心です。
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