5月4日に第三回定例学習会を開催。本年度は、母校周辺の史跡を探索する野外ゼミ「歩いて学ぼう早稲田界隈」。午後二時に都営大江戸線・牛込柳町駅に集合。駅近くの試衛館道場跡(新選組発祥の地)を皮切りに、有島武郎宅跡、夏目漱石生誕地、穴八幡を経て懐かしの母校本部キャンパスへ。余りの激変ぶりに嘆息が相次いだが、比較的往時の面影が残る政経学部中庭で休息。しばし在学時の思い出話に花を咲かせた後で、さらに北へと足をのばし、芭蕉庵へ。その後、グランド坂を上がり、堀部安兵衛助太刀跡、甘泉園から面影橋を渡り、太田道灌が歌道にも非凡なる才を発揮するきっかけになったという「山吹伝説」の碑まで見学した。風薫る新緑の中の三時間弱であったが、「早稲田」という地の別の面々を再発見出来たひとときであった。(菊池道人記)(出席者)飯野洋一 菊池道人 岡田広之