大龍

山倉方面から牛久方面へ２９７を進んで行くと、光屋、旭日を過ぎて市原南郵便局の斜め前に大龍は有る。駐車場も８台分くらいだろうか。小湊線の上総山田駅からも近い。店に入ると、それなりに年季の入ったオヤジさんとやはり多少くたびれた感じのカウンターと小物類が目に付いた。カウンター席のみのシンプルな作りで２０人くらいのキャパだ。オヤジさんがカウンター越しに水を出してくれた。カウンターの上にはお好みで後入れ用の胡椒やおろしニンニクなど、お決まりの物が置かれていた。メニューを見るとサラダラーメンとか他にも色々と有ったが、私と嫁さんは味噌ラーメン大盛りと大龍ラーメンを注文した。ちなみに醤油ラーメンは６５０円で大龍ラーメンは５００円。この違いを訪ねたら醤油ラーメンには野菜が乗っているそうだ。ちなみに味噌ラーメン、塩ラーメンも同様で値段も６５０円だった。私達のラーメンを作り始めた頃にパラパラと３組くらいの客が入って来た。常連と言うのでも無さそうだが、ラーメン店とわかりやすく場所も良いので、それなりに客は入るようだ。野菜炒めの鍋振りもなかなか板に付いている。ほどなく暖かみのあるしっかりしたドンブリに入ったラーメンが湯気を上げながら出来上がった。

まずは、大龍ラーメン。色合いも香りも控えめで見た目通りのアッサリスープで、竹岡式に慣れている人には物足りないだろうが、嫁さんは結構気に入っていたみたいだ。(´▽｀) トッピングの刻み海苔もいい感じだったね。チャーシューは肩ロースだが普通だった。

次に味噌ラーメン大盛り。肉野菜炒めとコーンが乗っている。ちなみにコーンは新しい缶を開けて出してくれていた。具には手を付けず、ややサラリとしたスープをまずは一口・・・(・−・)・・・ん?　確かに味噌ラーメンだし美味しいのだが何か思い掛けない食材が入っている気がした。何だろう？と思いながらスープを飲んで行く。二口三口と飲んでも思い出せないのだが、爽やかな極弱い酸味を感じた。そこで麺に移る。中太の麺は少し軟らかめでは有ったが悪くない。野菜炒めの具はキャベツ・もやし・人参・ピーマン・たまねぎ・長ネギ・豚コマだった。炒め具合は良いが味付けは少し薄めに感じた。さて、かなりの量を食べた頃にスープの秘密？に気が付いた。（確認していないので間違いかも知れないが）私はトマトでは無いかと思った。何だか思えば思う程トマトの風味が感じられ、嫁さんも「そうだそうだ！」と言っていたっけ。麺を大盛にした事も有ってお腹イッパイで幸せな気分になれましたよ。