恩賜の煙草

皇室に功労の有った人に対して賜る恩賜(おんし)煙草というものが有ります。
会社の先輩が毎年頂いてるそうですが煙草を吸わないとの事で私に下さいました。
今後廃止されるようですので、資料としてこのページを作ってみました。


白く、やや横に広い箱には黒い『賜』の文字が浮いたように印刷されています。

裏には横に2箇所封印シールが貼られています。「日本たばこ産業株式会社」の中に『宮』マークです



箱を開けると薄い銀紙に覆われています。



更に開くと上質で薄手のトレーシングペーパーのような紙に覆われています。



中にはフィルター部分に金色の二重線と巻紙部分に菊の紋の入ったシガレットが10本入っていました。

この菊の紋を見ると火を着けていいのやら・・・そして吸い方?には二つの逆の説が有ります。
一つは菊の紋の手前まで吸って、菊の紋が燃えない所で消す。という吸い方です。
もう一つは菊の紋を捨てないように、それ以上根元まで吸ってから消す。吸い方だそうです。
私が以前吸った時は紋の手前で火を消したように思います。味わいは・・・まぁ普通でしょうか?