ラーメン推手


自宅から近いのだが中々機会がなかった。決して後回しにしていたのではなく、タイミングが合わなかっただけだと思う。市内のラーメン屋さんを紹介しているサイトは他にも有るのだが「推手」のレポートを見た事が無かったので、今回はちょっと緊張しながら食べに行ってみた。場所は市役所通りを16号側から297方面に向かい、市役所やケンタッキーを過ぎてラーメンランドを過ぎた先の信号の左側に有る。桜の花のようなピンク色の建物の1階部分が店舗のようだ。店の前には車3台分くらいの駐車場も有る。店は店主と奥さんであろうか?二人で切り盛りしているようだった。メニューは醤油・塩・味噌のラーメンと辛さ3段階のオロチョン。その他野菜炒めやチャーハンなどである。



今回は基本のラーメン550円を注文した。入口付近の棚からマンガを取りつつ厨房内の様子を伺う。店主は丸いまな板と大きな中華包丁を使っていたので中華出身なのだろう。注文を取り水を運んでくれた奥さんも厨房内で手伝っていた。麺切りのチャッチャという音がした後、程なくしてラーメンが出来上がった。店の外観に合わせたのか器の縁取りもピンク色なのが目立った。スープはやや薄めの醤油色で細かい油が浮いている。香りは高くなかったが一口飲むと鶏系+野菜+醤油ダレといった正統派のスープのようだが、ちょっと旨味が強く塩分も高め。これは後でカウンター越しに厨房を覗いて分ったのだが、「ラーメンスープの素」と化学調味料が原因と思われる。麺は加水率高めのモチモチした中太麺で茹で具合はとても良かった。具はメンマ、ホウレンソウ、海苔、チャーシュー、ネギだが、メンマはキッチリと味が付けられているしチャーシューも濃い目の味付けだった。全体のバランスは取れているので普通に食べる事が出来るが、次回食べるとすればオロチョン激辛かもしれない。尚、余談では有るがラーメンを作り終えた店主は咥えタバコで鍋を洗っていた。