Europe

ヨーロッパ

いわゆる「北欧メタル」の代表格。ジャンルで分けると洋楽HM/HRになるんですが、音楽に叙情性を求めるならジャンルや老若男女の別は関係なしに必聴で、特に1stと2ndはマストアイテムでしょう。

バンドのブレインは、ジョーイ・テンペスト(vo)とジョン・ノーラム(g)ですが、その音楽性の中心であったジョンは半ば解雇状態で脱退し、後にソロや他バンドのヘルプ等に携わります。

3rdで大ブレイクするんですが、人間一度頂点を極めるとワケ分かんなくなるみたいで、それ以降の作品は以前の叙情性が大きく後退した中途半端な作品が続き、ひっそりと消えていきましたが、2000年代に突如復活。しかしその後もパッとせず、再び沈黙中です。

この音楽性はすでに絶滅して久しいし、今後とも演る人は現れないでしょう。彼らには昔と同じ作品を期待していませんし、作れるとしても「昔のは若気の至り」とかで実際作らないでしょうけど、その独特な叙情性を現代の手法でぜひ表現してもらいたいです。

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ジャケット等

レビュー

主観度

オススメ度

Europe

『Europe』

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(1983年/1st)

メロディー、泣き、リフ…、すべてにおいて完璧と言える数少ない傑作。唯一音質がショボいですが、音楽の良さがそれを補って余りあります。

一部の例外はありますが、北欧の人たちは「太陽の似合わないロック」を演らせたら世界一です。その暗く美しい音楽性をまっさきに評価したのは我が国の先人メタル野郎だったことからも分かるとおり、モロ日本人好み。

Bが代表曲と言われますが全曲キてます。全体を通じてとても純粋というか垢抜けなさというかイモっぽいところもグー。

@In The Future To Come AFarewell BSeven Doors Hotel CThe King Will Return DBoyazont EChildren Of This Time FWords Of Wisdom GParadise Bay HMemories

★★★★★

★★★★★

Europe

『Wings Of Tomorrow』

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(1984年/2nd)

プロダクションが若干アップし、だいぶ整理された作品。前作は「ダイヤの原石」とよく言われますが、その才能が分かりやすく開花したのが本作でしょう。イモっぽさも消え、すでに王者の風格と気品が全編に漂っており、万人にオススメできる超傑作。

管理人は、このアルバムをずっと後から入手したのですが、高校生の時、夜空を眺めながらラジオで録音したBHを聴いて涙していました。その他全曲が名曲で、Arch EnemyがAをカバーしてくれましたが、今のアーティストももっと彼らのカバーしてくれないかなと思う今日この頃です。そう言えば彼らのはトリビュート盤は出てなかったんじゃないかなぁ。

@Stormwind AScream Of Anger BOpen Your Heart CTreated Bad Again DAphasia EWings Of Tomorrow FWasted Time GLyin' Eyes HDreamer IDance The Night Away

★★★★★

★★★★★

Europe

『The Final Countdown』

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(1986年/3rd)

うまいボーカル、クリアーな音質、適度にキャッチーでエッジの立った楽曲など、方向は完全にアメリカラジオ向けです。前作と比較してこの時期のメジャーな音づくり(よーするに万人受けする音)というのが良く分かる音楽です。

特に@が大ヒット。当時ラジオで掛からない日はなかったぐらいにオンエアーされており、管理人は受験の追い込み時のBGMに、Surviverとともに愛聴していました。

その@ばかりが取り上げられがちですが、前作の叙情性を適度に残した他の楽曲も1stや2ndのような緊張感はありませんが、クオリティーは同質です。

この作品を最後にジョンは脱退。アメリカを志向するジョーイにとっては彼の泣きのギターは不要だったようで、半ば解雇状態で脱退させられたというのが正しいようです。なんとも勿体ない…。この後の作品はキー・マルセロが加入し、確かにそういった音づくりがなされますが、初期のファンは離れていき、かといって新ファンを獲得するわけでもなく、消えていくことに…。

@The Final Countdown ARock The Night BCarrie CDanger On The Track DNinja ECherokee FTime Has Come GHeart Of Stone HOn The Loose ILove Chaser

★★★★★

★★★★★

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『1982-1992』

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(1993年/best盤)

4th以降のアルバムも持っていたのですが、だいぶ前に売っちゃいました。再び聴きたいとは思いませんが、こうしてレビューするんなら持っとけば良かった…。物は大切にしないといけないですね。

曲順はだいたい発表順になっており、後半になるほどつまらなくなっています。もともとベスト盤は不要なんですが、一応後期の代表曲が入っているので買いましたが、これ聴くんだったら、1stと2ndを聴きますので、あんまり利用価値はないんですよね…。

彼らの歴史を1枚で知りたいなら便利です、まあ代表曲は押さえられてますから。

@In The Future To Come ASeven Doors Hotel BStormwind COpen Your Heart DScream Of Anger EDreamer FThe Final Countdown GOn Broken Wings HRock The Night ICarrie JCherokee KSuperstitious LReady Or Not MPrisoners In Paradise NI'll Cry For You OSweet Love Child PYesterday's News

★★★

★★★

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『The Final Countdown Tour1986』

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(1986年/live/DVD再発)

ベストな選曲ではないというか腹八分目といった曲数ですが、2,500円という破格の値段での再発でしたので、とりあえず買ったものです。

タイトル通り86年の3rd発表後のツアーで、まだジョンが在籍しています。

ステージアクションがちょっとショボいのは時代性でしょうが、シーンのトップに駆け上がるその時の記録であり、まして母国への凱旋ツアーという意味合いもあったようで、気合も入ってますし演奏もタイトです。妙な編集もしていないので、素直に好感が持てます。上記ベスト盤買うぐらいなら、コッチの方が良いかも。

@The Final Countdown ANinja BCarrie COn The Loose DCherokee ETime Has Come FOpen Your Heart GStormwind HRock The Night

★★★★

★★★★

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