ラグナセンティ
ラグナセンティ

皆さんご存知だと思いますが「RPG」って言葉は某社が版権持ってたりします。
なんでゲームのパッケージなんかに「RPG」と使うと某社にお金を払わなくてはいけません。
それを何とか回避したかったのか何なのか、我らがセガはあるキャンペーンを行います。
それがこのチラシにある「メガロープレプロジェクト」
「ロールプレイングゲーム」を「RPG」ではなく「ロープレ」なる略称で呼称する事を
定着させようという、ちょっと考えなくても痛いキャンペーン。

見事なまでに玉砕しましたが。大方の予想通り。

さて、ゲームの方なんですが。
ある日突然動物達の言葉がわかるようになり、かわりに人間の言葉が話せない&理解できなくなった
主人公が、仲間となった動物達の力を借りて元の自分に戻ろうとする、と言うような流れで進んでいきます。
確か仲間に出来る動物が全部で12だか16匹いまして、
その中から任意で3匹お供につけられるんですが
そのお供の組み合わせの違いで攻撃パターンが変わってくると言う
その当時ではちょっと変わったシステムのゲームでした。

動物よりの視点から人間の業を見るような場面もあったりと
なかなか侮りがたいストーリーなゲームだったんですが、
いかんせん地味。とにかく地味。
キャンペーンの第1弾としてはパンチ不足だったのは確かです。

でもこういうひっそりした良作ゲーム、私は好きです。