2013.7月〜9月






9月3日(火)

秋雨の一日、今日は予定もなく家でゴロゴロ。
猫にウザがられながらも、平和に過ごせることに感謝です。
久し振りに、ごちゃごちゃとroomに書きます。


まずはこの間更新したFlowersから。

御幸の喫煙は、渡瀬が想像していた通りストレスによるものでした。

―御幸の喫煙は、俺たちのように退屈半分刺激半分のろくでもない性根からではないような気 がするんです
〜 中略 〜何かよほどのストレスを抱えているんじゃないかと思いました―
シークエンス オブ イベンツより 御幸のストレス。


それが聡を含む対人関係にあると言い立てた真幸ですが、彼もまた御幸への依存=ストレスの一因≠先生に指摘されました。
―瞬ぎ(まじろ/ぎ=まばたき)もしない真幸に、・・・― 真幸には、思いもしない言葉でした。
茫然とする真幸の横で、しかし御幸は暗にそれを認めるような発言を聡に呟くのでした。
と、ここまでが今回の内容となっています。

次の更新はFrom Luckyでも書いていますが、兄弟間の依存の関係がどのような形で御幸のストレスの一因となっていったかが中心となると思います。
さてそこで、リターン ツゥ スクール 聡から始まった第二部は、何度かお話させて頂いたと思いますが生徒が前面のスクールライフです。

主人公の聡について、

―聡はおとなしいけれど明るくて素直で誰からも好かれていた―

第一部 マイ ライフ の中で、白瀬君がそう言っています。
そこから見える聡の対友達像は、一緒にいて居心地の良いいわゆる人畜無害な性格であったと思います。
聡は復学後、本条和泉と友達になります。そして喫煙現場を目撃したことで、復学前の同級生渡瀬、三浦、谷口との親交が深まります。
渡瀬たちはそれまで人畜無害だと思っていた聡に、強い口調で注意をされて反発を覚えます。


―つまらない人生しか生きられない奴は、つまらないことしか出来ないって、それは今わかった けど―

―・・・聡、お前変わったね。少なくとも喧嘩売るような奴じゃなかった―


しかし一ケ月の謹慎を終えて、ローズガーデン 朝倉と対峙した時の渡瀬は、

―・・・くだらないことをする奴は、言うこともくだらないことを言うんだな。聡、やっとお前に言われた意味がわかったよ―

当初反発した聡の言葉を、ちゃんと理解し受け入れるまでになっていました。
渡瀬の中で、聡は自分を律してくれた友人の一人として欠かせない存在となったことでしょう。

ここで各々友達の繋がりを、これまでの話を元に整理します。   
和泉⇔⇔渡瀬、三浦、谷口・・・御幸   

聡⇔和泉⇔北沢、水島   

聡⇔渡瀬⇔三浦、谷口、流苛   

渡瀬⇔三浦⇔谷口、流苛、聡   

真幸⇔谷口⇔三浦、渡瀬、流苛、聡   

聡⇔御幸⇔真幸   

御幸⇔真幸⇔谷口
赤字を主人公として、左右に友人或いは関係を近しい順に配置してみました。
微妙にそれぞれの友達関係の違いがわかると思います。
聡のところの一番遠いながらも太文字の御幸≠ヘ、忘れていた心の景色(御幸との距離)を取り戻した、そんな現在の状況を表しています。

引き続きFlowersを更新する予定です。


それから、この間【マリー・アントワネット物語【ルノワールとフランス絵画の傑作行って来ました^^

どちらも同じ会場で開催しているんだから、両方見る人には入場料半分ずつにしたらいいのに・・・とか思いました^^;
どちらも良かったですが、人の多さではマリー・アントワネットの方が断然多かったです。
マリー・アントワネットの方は、当時の衣装(たぶんこれはレプリカ^^;)やカツラ、小物類など博物資料の展示もあって楽しめました。

アントワネットの肖像画で、三人の子供達と一緒に描かれた有名な一枚があります。 穏やかな母の顔です。
この肖像画を見て誰が一番喜んだだろうと考えたとき、オーストリア皇帝兄のヨーゼフ2世ではないかと思いました。
ヨーゼフ2世はなかなか子供の出来ない妹夫婦を心配して、自らフランスに出向いています。
その時のヨーゼフの助言により、ルイ16世とアントワネットは子供を授かることが出来ました。 と、ここまでが史実です。
そして以下、Luckyの妄想です^^
肉親でも権力を争う中で育った長男のヨーゼフにとって、14歳も離れた権力闘争とは無縁の妹は心を許せる数少ない肉親の一人だったのかも知れません。
この兄はフランス革命勃発の翌年、1790年に没しています。 王家危機の一報は病床の兄にも届いたはずです。
身を案じながらもその三年後断頭台の露と消える妹の運命を知ることなく世を去ったことは、まだ救いだっのではないかと思います。

確か歴史作家の火坂雅志さん(著書に天地人)が、歴史物を書くのは史実の隙間を埋めていくのが楽しいとか、
そのようなことを仰っていたのがすごく印象に残っています。
Luckyも歴史物は史実に沿ったものが好きです。そしてその隙間を妄想で埋めるのが大好きです^^

後、展示物を見ながらいろいろ思ったことのひとつに、衣装があります。
貴族、特にアントワネット時代のドレスはコルセットで腰を締め付けるだけ締め付けています。
細いほど良いとされウエスト30cmというサイズもあり、内臓が正常な位置にない貴婦人も多くいたそうです。
・・・取り分け出産は、命懸けだったことでしょう><;
中国の貴婦人の纏足(てんそく:足指を折り曲げて成長させないよう固く縛ること=小さい足が美人の条件とされた)と、性質は似ているように思います。

ルノワールの方は、光をとらえる−印象派の画家たちの風景が凄く良かったです!
そのブースの中央にスツールが置いてあるのですが、間近で見るよりもそこに座って眺めると、よりくっきり光が見える!のです^^ 
彩光最高!(笑) 風景画は好きだなぁ。
田舎の田園風景も好きだし、街なかの石畳や整備された護岸などを見ると、当時の土木建築技術水準の高さにとても驚かされます。
それに引き替え、医療技術の進歩はどうなのでしょう。 王族や貴族でさえ、生まれた子供が全員成人することは稀でした。
アントワネットも4人子供が授かりましたが、天寿を全うしたのは長女のマリーテレーズだけです。
彼女は結婚もし73歳の生涯でしたが、子供を授かることはありませんでした。
長男のルイ・ジョゼフは結核から脊椎カリエスを患いフランス革命のその年、僅か8歳で早世しています。
二男のルイ・シャルルは幽閉中のタンプル塔で、10歳で病死しました。
ルイ・シャルルには長らく脱出生存説がありましたが、2000年から数年に掛けて行われたルイ・シャルルと思われる遺体のDNA鑑定の結果、
本人であることが判定され2004年フランス王家の墓に埋葬されました。
二女のソフィーは1歳に満たず夭逝しています。 天然痘や不衛生から発生する伝染病も多かったらしいです。
貴族でも髪の毛のノミやシラミは当たり前の時代、そこから推し量ると、国の8割を占める庶民の生活は如何ばかりか・・・。

なんて言っていますが、後100年もしたら未来の人たちに、あの時代の生活は・・・なんて同じように言われているような気がします^^
それが歴史なのでしょうね。

フランス革命の最中に描かれている庶民はとても逞しく健康的で、そこから100年後ルノワールに描かれていた少女は幸せそうに微笑んでいました^^



8月24日(土)

Flowers―ポイズン イン ザ ハート 1―更新しました。

タイトルはそのまま心の中の毒≠ニしました。 前後編になる予定です。 取り敢えず更新連絡のみさせていただきます。

お読みいただきました皆様、ありがとうございます!



8月9日(金)


ウルトラ怖かったーっ!!><;
 
地震警報、西日本真っ赤 !

揺れてなくても既にこの時点で、予報と思ってしまってるんですね。

「これから来る!?もう来るー!!怖いー!!」

津波の予報はあっても、地震の予報はないですよね・・・^^; 完全にパニクッてました。

誤報でホッとひと安心でしたが、何だかその瞬間は魔法で救ってもらったような気分でした。

その前日までは、バルセロナ世界水泳にウルトラどっぷり浸っていたのに^^;
もう!もう!何、あの子たち!個々の関係から、勝負(レース)結果に至るまでベタな小説のような展開です。
でもそれだからこそ、凄いと思うわけです。それが現実って凄すぎる。
喜びも、悔しさも、涙も、汗も、愛情も、友情も、全部感じることが出来るスポーツは大好きです。

「チョー、気持ちいい」 → 「な〜んも言えねぇ」 → 「一番プレッシャーを感じていたけど、みんなに助けられて・・・」

北島選手、青年から大人へ^^
若さと力が衰えた時、その先にあるのものは・・・。
それは、私たちも同じですね。すべからく、自分次第。

夏の高校野球が開幕して、さあ!次は世界陸上です!

Flowersも少しずつですが
ultra soul(世界水泳テーマソング/B’z)!!で、書いています。
猛暑の毎日ですが、どうか皆様も熱中症にはウルトラお気を付けください。

世界水泳レポーター、松岡さんの影響を所々受けてしまっています(笑)




7月19日(金)

梅雨が明けたら、いきなり猛暑^^ 
会社の冷房は地獄ですし、日照りの時の外歩きは15分が限界ですが、それでも夏は大好きです。
実際体力取られるのは冬場より夏場なのですが、それでも冬は苦てです^^;
とはいえ今年のこの半端ない暑さ熱中症≠フ言葉を聞かない日はないくらいですが・・・。
この言葉ってわりと最近使われ出したような気がするのですが・・・気のせい? 最近っていってもここ何年か・・・1〜2年?
というのも一ヶ月半ほど前に掲示板にUPしたFlowers別バージョンの話ですが、かなちゃんが日照りの中待たされて文句を言う場面。
最初は熱射病≠ニしていたのですが、いざ猛暑の季節になると何かやたら熱中症≠フ語句が^^;
そうなん?と思いつつ、今時の言い方に直しましたが、でも熱射病≠ニか日射病≠ニか。
つい最近までこっちの方の言葉使っていたと思うんだけど・・・どうなん?
いやむしろ、そんなことよりFlowers本編の更新はどうなん?と^^;
ようやく真幸と御幸の核心の部分がぼんやりですが見えて来て、少しずつ書き進めています。
自分で書いていながら、ひとつ先に進むたびほんで、どうなん?≠ニ思いながら。

「楽しんどー!!