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ダンジョン速報16 トリガの秘策
トリガ : 間一髪使って、
チャム・ホリンに私だけが白兵仕掛けますから、魔法でスピナーの方をよろしくお願いします。
彼らは、思い切った作戦に出た。
トリガが一人で敵をひきつけ、その間に全員が魔法で攻撃、フェイトスピナーを叩くというものだ。
キルケとフェイトスピナーの放つ魔法はすべてトリガが《間一髪》でかわすことができる。しかし白兵戦にフェイトスピナーを残した時、
トリガはたった一人で戦わなければならない。
タック : TP5点+バニーの爆裂究極で、何体行けるかな…。
ジン : スピナーを確実に全滅させてなくてはですね。
だが、結局倒せたのは8体。そこにはなお3匹のフェイトスピナーが残っていたのだ。
チャム・ホリン@GM : 「これだけ数を揃えても、ここまで…憎い。憎いぞ。やはり魔法使いは憎い…!」
GM : 残り3体のフェイトスピナーが《猛吹雪》、キルケが《絶対零度》を飛ばすが…そのすべてを《間一髪》でかわしきるトリガ!
トリガ : 「くっ!ギリギリで避ければ、なんとか…。」
チャム・ホリン@GM : 「小癪な真似を…そのような体術が使えるとは」
GM : では白兵です。フェイトスピナー×3で、
こちらはMR120(笑)
チャム・ホリン@GM : 「アテが外れたな? 貴様一人でこの攻撃はしのげまい!」
トリガ : 「いえ、なんとかしてみせます!」
テオがトリガをカバーする。マリアのかけた《プロテクション》の効果をその身にまとってトリガを《カバーリング》。
120点もの大ダメージをかろうじてしのぎきった。
タック : 奇跡が。
そこにトリガの《死毒の刃》。ターン最後にフェイトスピナーをもう一体仕留めたのだった。
チャム・ホリン@GM : 「おのれ…味な真似を!」
チャム・ホリン@GM : 「…だが、見たか、我が加護! これもキルケの空間支配の置き土産よ…貴様らのいかなる刃をあたしを傷つける事はできん!」
GM : では、スピナーは残り2体となって2ターン目!
トリガ : 「すいませんテオさん。ちょと体をブラインドにさせてください!」
テオ : 「…ブラインドってオイ」(……え? 闇討ち?)
トリガ : ターン開始時に《願いの精霊》を使います
タック : ええっ!? ここで?!
テオ : ……イストの秘策ってやつか?
トリガ : 精霊に願うのは
『キルケさんとチャム・ホリンの分離』です。融合の解除。になるんでしょうか。
チャム・ホリン@GM : 「な…な…ッ!?」
ジン : 「可能性は……っ」
タック : 「キルケさん……っ!!」