6 月
  (水無月)










 
6月の花***カラー
花言葉***乙女のしとやかさ 
      
    
水無月のあめ・・・         


 
しとしと、と・・・・
   雨は静かに降り続く
      降っても降っても止まぬ雨
     悲しい別れがあったのか
   涙の雫を洗うように
   細く悲しく降り続く
   人恋しいと雨が降る
 黄昏時の窓の外
    雨は静かにふりつづく


     さわさわと風が啼く・・・・
     優しく優しく風が啼く
  雨と風の音楽会
    静かな静かな音楽会
   自然の中の音楽会
   誰もいない音楽会
     そっと静かに耳立てて
       一人ぼっちで聴いている 
     夢の中のまた夢を見て
        雨は静かに降り続く   

  

  
                 

                                               

                           (文月)                       
          7月の花*****カンナ
          花言葉*****妄想
       カンナの由来***仏陀の傷から流れ出た血が大地に染み込んでそこから生えてきたのが赤いカンナ              の由来だそうです。前世紀のカンナは今よりずっと小さく葉っぱを鑑賞したそうです。
 
         ☆☆☆  天の川
         渡ってみたいと
            君は言う  

                    ☆☆☆ 短冊に
                         願いを書いた
                             去りし頃   

      ☆☆☆ 雨上がり
           虹の向こうは
             入道雲

                    ☆☆☆ 見舞い状
                         筆を持つ手は
                             玉の汗

      ☆☆☆ 雨上がり
           夾竹桃の
             鮮やかさ                  
 

(葉月)


  8月の花*****スイレン
  花言葉*****清純


                                                                                    

  
 ☆☆目覚めれば
     暑さなお増す
         せみ時雨
 

          
          
                                                                              
                  ☆☆                               一こまの
                                   思いで作る
                                     夏休み
                                                                                               
 
 
☆☆幼子の
    浴衣姿に
      つい見とれ


 
                               
ひと時の
                            夜空を焦がす
                                花火かな
 

☆☆解禁の
    知らせに鮎の
        つかみ取り
             
                                              

 
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