◆ストーブ◆
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EPI社 スーパーマイクロストーブ |
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| ★動機★ 4WDで林道を走っていた頃、初めて買ったガスストーブがEPI社のものでした。当時はEPIやイワタニくらいしかメーカーの選択肢がなく、単純にガス缶のグリーンの色に英国色を感じて気に入ってしまいました。あとはコールマンに代表されるガソリン使用タイプもあったのですが、それ程極寒気の使用を考えていなかったし、ガソリンの取り扱いが不安だったのでやめました。 MTBツーリングをするようになって、更に小型のものを購入したのが現在使っている機種です。10年近くは使っていますが、今だ何とか活躍中。当時のキャッチフレーズが「垂直志向のガス現る」といったものだと記憶してます。それまでは、シェラカップで湯を沸かす時に外側の縁の方に熱が広がってしまいなかなか沸騰せず、しかも熱くて唇を火傷した苦い記憶があったので、「これはイイかもね」と直感して決めました。 |
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| ★長所★ かなり前からEPIの広告には登場しなくなりましたね。もう廃番でしょう。確かに最新機に比べれば性能的に見劣りするのは確かです。でも重量160gで1800kcalの火力はソロで行動する者にとっては充分満足です。炎が垂直に上がるので風の影響を受けにくいです。シェラカップで湯を沸かす時も、中心に火力が一点集中し、ボコボコとすぐに沸騰するようです。 |
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| ★短所★ 五徳が広がり過ぎてしまうので、小さなカップを載せると不安定です。私は小さな網を敷いて安定させて使用してます。 また火力が一点集中することが短所になることもあります。変わったものを食べたいと思って、山で炒め物を作ったらコッヘルの中央部が盛大に焦げついてしまいました。湯沸し専用かせいぜいスープの温めくらいが安心かも。シチューなどを直接温めると焦げる心配ありですね。 使い始めてからしばらくして、自動点火装置が壊れてしまいました。それ以降はライターで着火していますが、いきなり垂直の炎(それもかなり長い)が出てきますので、髪の毛を焦がさないよう要注意です。 |
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