2003年11月2日  上信国境・浅間隠山

 

 

紅葉を求めて、浅間隠山へ出かけました。
関越道を藤岡ICで下車。R17からR406を一路西へ。
権田あたりから山の紅葉が見事です。

 

二度上峠の登山口です。峠付近はもう既に車で一杯。大型バスも何台もとまっていました。クマに注意の看板が!

 

登山口からボブスレーコース状にえぐれた道を登ります。山頂まで一時間20分とのこと。


歩き出してしばらくすると
カラマツの林に入ります。

黄葉というより茶葉に近いですが、それでも見事なカラマツです。

入山する人が多いのでしょうか、
道がいく筋もできていました。

足元には今落ちたばかりのカラマツの葉が敷きつめられていました。
まるで絨緞のような感触で、足に優しい。

森には朝の光がさしこみ、明るくさわやかな空気が充満しています。

 

途中で見かけた山肌。
くっきり半分で木々の装いが違ってますね。
右側はまだ秋ですが、左はもう冬に・・・。

 

分岐を右へ。
ここからやや急な登りが始まります。

 

見晴らしのいい所にでました。

西上州の山々が連なっています。

 

こちらは八ヶ岳から蓼科方面の山。

 

荒れた急な登山道を登りつめ、
上部の分岐を左へ。

ここからは、笹原の中を進みます。
こちらも道は荒れた感じで、
表土がえぐれた下の砂地がむき出し。
ザラザラと滑りやすい。

山頂に到着!
ここから見る浅間山の大展望。見事です。
ふもとのゴルフ場は余計ですけどね。
南側の眺め。

鼻曲山や荒船山などが眺められます。
もう少し早い時間だったら、富士山も見えていたらしいです。

 

下山途中で見つけました。
この時期、色鮮やかな花は見られません。
綺麗な紅葉の時期にも遅かったみたいです。

 

でも、それはそれとして、
この時期ならではの美しさが
そこかしこに、
ひっそりとたたずんでいます。
モノトーンの世界
に浸りつつ、

のんびりと時間を気にせず
歩きます。

ハラハラと
カラマツの落ち葉を
浴びながら、
下山口につきました。

**浅間隠山の登山道保護・整備をしていらっしゃる東善寺さんのHPへ**

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